ヘルシンキ / 飲酒が怖い / 健康スペースの日
母と、映画「スオミの話をしよう」を映画館で観た。7年ぶりくらいに映画館に行ったが、映画って1000円くらいで観られるんだな。もっと掛かると思っていた。映画の内容はとても面白くて、とんでもない濡れ場や泣かせ場があったらどうしようと思っていたが、そういったシーンは全くなくて良かった。調べたら、三谷幸喜監督の映画は基本的に喜劇らしい。西島秀俊が空を飛んでいて恋しそうになったし、わたしだってヘルシンキに行ってみたい。うっかり眼鏡を忘れて鑑賞したので、再度、レンタルDVDなどでゆっくり観たい。
人が飲酒をしているところを見るとギョッとしてしまうようになった。今年に入ってからだと思う。アッパラパーになるために酒を飲む意味を理解できないし、人によっては缶1つ2つでパーになれるのが怖い。認知症気味の祖父が止められてもなお飲酒をする人で、それもとんでもない酔い方をするので本当に危ない。腹が立つし、次何かあったら勢いに乗って殴ってしまいそうだ。そもそも、最近ギョッとするようになってしまったのは飲酒可能な年齢に近づき始めているからかもしれない。勿論誰かの飲酒にケチつけたりわざわざ貶したりはしないが、わたしは出来るだけ飲酒をしたくない。上手く立ち回りたい。
授業終わり、いつものように駅隣の百貨店の4階でウォーキングをしていたら、意中の人がいた。驚きすぎて足がもつれた。週に1回、その4階の健康スペースでポッドキャストを聴きながら30分歩くのが習慣となって1ヶ月めだった。意気揚々と歩いていて、なんでこんな所に君が、と思った。まだ君なんて呼べる関係性じゃないのに。まず、わたしがその健康スペースで年配に混じって歩いている様子を見られたのが恥ずかしすぎる。若者は滅多に居ない場所だし、その人にとっても「なんで歩いてるんだ」となるだろうし。苦しくて、ポッドキャストが終わる前に歩くのを辞めた。もう軽率に歩けなくなった。告白したら、確実に振られるなと思った。