なぜ串焼きは美味しく感じるのか。 〜有終の美編〜
串焼きはお好きですか?
私はよく居酒屋へ行きますが、たいてい頼んでしまいますね。
先が尖っているのが少し怖いですが。
今回は串焼きの魅力を語り尽くしたいと思います。
「串」のメリット
手が汚れない。
利便性高い。
みんなでシェアしやすい。
単品で注文でき、かつ少量なので、ロスが起こりにくい。
焼きだけでなく、フルーツもいけちゃう。
食べ終わっても串として普通に使える。
主食にも、おやつにも、つまみにもなる。
つらつらと書きましたが、挙げていくとキリがないですね。魅力たっぷりです。
以上、串焼きの魅力でした。
さて、ここから余談です。
「串焼き5本盛り」など頼み、複数人でシェアするため、串から焼きたちを外し、大皿に移し、そこから各自つまみ、シェアしていく。
なんてことがあると思います。
串に刺さったまま食べる「串焼き」
串からはずして食べる「串焼き」
味は同じはずですが、
串が刺さっている方が美味しく感じると思うんです。
ゼッタイに。
これは興味深いということで、真剣に考えてみました。
なぜか。ズバリ。
”終わりのある美しさ”
にあると思います!!
例えば部活でランニングしている時、
「あと5分!」と言われると頑張れますが、
何も言われないまま走る時間の体感は永遠ものです。
これは串焼きにも言えます。
大皿に盛られた”焼き”たちは、自分の選択次第で、1個だけ食べて終わることもできれば、独り占めして全て食べてしまうこともできます。
しかし、串に刺さっているまま保持すると、
自分の中で、視覚的にも、確実に1個ずつ減っていくのが分かります。
焼きのカウントダウンです。
これが串の真髄、有終の美でアル!!!!