あいかた
前回、自己紹介の中で触れたが、
現在オトモダチというトリオを組んでいる。
今回は相方の2人のことと結成について書こうと思う。
まずは、神田
通称、亮平君。
キングダムの昌平君みたいと自他共に認めている。
オトモダチのリーダーをしている。
ただ、リーダーであることを菜央人から認められていない。
常に元気で、常に声が大きい。そして、常に神田である。
人間を髪型で2種類に分けたら、不本意だが多分僕と同じグループになると思う。
広島出身の20〜30代男性。
得意なことはお笑いで、苦手なこともお笑いらしい。
そして、菜央人
通称、NAOTO。
アメリカに住んでいた為、こっちの表記が馴染みらしい。
オトモダチのサブ副リーダーをしている。
サブスク リーダーも兼任している。
ネタ作りをはじめ、ライブのエントリー、ネタ合わせの集合時間・場所の連絡、ラジオなど今後行う活動の提案など全てを菜央人がやっている。
リーダーでも副リーダーでもないサブ副リーダーであることに、なぜか不満があるらしい。
胸筋がえぐい。本場の胸筋をしている。
千葉県出身の28歳。僕と同じ歳。
菜央人とはNSCの時から交流があり、何度か飲みに行くような仲だった。
卒業後もたまに連絡を取り合っていた。
クリスマスを2人で過ごしたこともあった。
罰ゲームでもないのに、2人で過ごした。
菜央人は出会った頃から何にでもすぐにツッコんでいた。
僕の小銭のような安いボケにもツッコんでくれていた。
生まれた時も産声をあげるより先に
「なんでやねん!」と言ってたという噂もあるとかないとか
多分だが、これは本当に言っていたと思う。
NSCを卒業後、ほとんど会わなくなっていたが
今年の2月ごろに久しぶりに連絡が来て、同期数人で飲みに行った。
この頃、菜央人は前のコンビを解散して1人になっていた。
その飲み会に神田もいた。
神田とは同期の草野球で一緒になったことはあったが
飲みに行くのは初めてだった。
神田は想像通りの人間だった。
ぴったり想像通りだった。
神田は1人いるだけで、その場を賑やかにできる人間だ。
流石に神田が2人いるとしんどいが。
その飲み会で菜央人が麻雀を打てることを知った。
僕も白なら盲牌できるほど麻雀を嗜んでいるため
それ以降、定期的に麻雀をするようになった。
菜央人は賭け麻雀が大好きだが、僕は賭け麻雀が良くないことだと知っているので賭けていない。本当に!まじで!
菜央人と麻雀をしている中で、お互い相方がいないからお試しで漫才をしようという話になった。
4月ごろからネタ合わせを始め、思いのほかいい感じだった。
多分、お互いにコンビを組むのもアリだなと感じていた。
ただ、僕は全くツッコミができない。
常にボケることしか考えていない。
小さい頃にツッコミを習わずに育ってしまった。
大人になって後悔するとは、この事かと今になって思う。
菜央人がボケても、ボケで返してしまう。
それでは、エンタツ・アチャコから代々受け継いだ漫才ではなくなってしまう。
ここに、ツッコミもボケもできる明るい人間がいたらいいなあと思った。
・・・。
!!!
いた!!
めっちゃ1人いた!!
ちょうど神田は僕たちがネタ合わせを始めた頃に解散をしていた。
菜央人とコンビより、神田を誘ってトリオの方がネタの幅が広がると思った。
菜央人も同じ考えだった。
そこで神田を体育館裏に呼び出し3人で会った。
この3人でトリオを組まないかと誘った。
だが、神田は解散をしたばかりで、すぐに次を組もうとは考えていない感じだった。
僕ら2人がトリオに誘っても、なかなか首を縦に振らない。
飲み代を出してあげても、なかなか首を縦に振らない。
何故だ?
お金のない若手芸人は奢ってもらったら何にでも首を縦に振る筈だが。
こうなったら仕方がない。
神田には難しい話だが、組んでからのビジョンやネタのイメージなどを話そう。
ただ、難しい話すぎて神田がキレると思い、簡潔に説明をした。
「トリオになれば神田はモテるよ!」
その一言で充分だった。
神田はめちゃくちゃ縦に首を振った。
目を血走らせ、武者震いをし首を縦に振った。
それ以降、今でもずっと首を縦に振っている。
そんなこんなで、めでたく結成となった。
神田は相変わらずモテていないが、トリオは継続している。
神田が首を縦に振っている間に結果を出して、モテさせることがトリオの課題となったが。
何にでもツッコミができる菜央人
常に明るく常に神田な神田
他にも多く、僕には無いものを持っている2人
この2人にリスペクトを持ちこれからも活動していきたい。
チャンチャン。
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