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きっかけ

2月18日。
昨日は同期で仲良うさせてもろてます、のお誕生日だった。

半年ほど前に相方の神田がきっかけで面識を持ち出した。

それ以降、彼が出たR-1の1回戦を観に行ったり、先週も飲みに行ったりと仲良くさせてもらっている。

彼とは話したこともなければ、NSCで同じクラスでもなかったので、ほとんどネタも見たことがなかった。
だが何故だか仲良くなりたいと思っていた同期の1人だった。

彼は、NSCにコンビ入学で入った同級生コンビだった。
だが、M-1終わりの夏に相方と解散をした。

解散をした数日後に、他の同期のラジオで解散のことを話しているのを聞き、1度会って抱きしめるしかないと思った。
この役目は、喋ったこともない僕がするしかないと思った。

相方の神田が彼と幼馴染のように仲良くしていた縁もあり、NSC時代に相方と暮らしていた瑞江に今いるらしい、と居場所を聞きつけ、帰りたそうな神田を無理に誘って瑞江に乗り込んだ。

喋ったこともない僕が会いたがっていると言われて、彼も困惑しただろう。

それまでは、互いに同期であることは認識していたが、喋ったこともなければ、飲みに行ったこともない関係性だった。

瑞江駅に着くと、彼は駅前で僕たちのお酒を買って待ってくれていた。

その行動だけで、もう仲良くなれると思った。

結局、はじめましてのその日に、彼の思い出のお店で朝まで飲み明かした。
朝まで一緒に飲めば、それはもう家族以上知り合い未満の関係性になれた。

彼と仲良うして感じたことだが、彼は主人公タイプだ。
たまに出会うジャンプの主人公タイプの人間であった。

だってばよ火影や無個性のヒーローではないが、それでも彼からは主人公感が感じられた。

これは、自分の中でなんとなく感じる感覚で、その人の発言でそう感じるとかではなく、佇まいがそう感じさせるものである。
言葉では言い表しづらいが、”自然と周りに人が寄ってくるタイプの人間”が、1番言語化できる表現だろう。

周りに合わせるのではなく、気づいたらその人に周りが合わせているような感じだ。

今後、彼が”海賊王に俺はなる!”と言って海に出たとしても、なんの違和感も持たずに送り出すだろう。

仲良くなりだして半年ほどだが、彼とは気が合うことが多い。また、全てには無いにしても共通点や同じ考えなことが多い。

例えば、カッコいいで生きていたいと考えている。
人生で2択に遭遇した時、かっこいいと感じる方を選ぶと言っていた。

なんとなく分かる気がする。

僕の場合は、かっこいいで選ぶというより、ダサいと思われたくないで選んでいる。

僕は、減点されたくないという感覚だが、彼は加点してやんぜ!の感覚だ。もうこの時点で主人公ですやん、になっている。

他にも、飯は早く、多く食べるのが良いと思っているし、お金はいっぱい出すのが良いと思っている。

僕が大食いの早食いなのは、これが所以である。

何事においても早い方がいいと思っている。
もちろん売れるのも早い方が良いと思っている。

夜中に急に走りたくなることもあるし、ラジオが好きだし、なによりお笑いが好きだ。

同じ九州出身なこともあり、九州男児な考えもお互いに持っている。

先週、僕が書いたnoteの車酔いもめっちゃするらしい。
彼もゲロリストの仲間であった。

そのnoteを僕が書き始めたきっかけも彼である。

解散について書いているnoteを読み、感銘を受けた。
オキニの文章をスクショをするほどに感銘を受けた。

僕も自分の考えを文章にできたら、何かしら芸事のプラスになると思った。

そして彼が渾身のエッセイを毎週投稿していることで、僕も負けじと続けるしか無い状況になっている。

彼がきっかけで僕は、ほぼ毎週投稿を続けられている。
彼が続けている限りは、僕も続けるしかなくなった。

彼とは同い歳で誕生日も近い。
たまたまだが、数ある血液型でもAB型で一緒である。

同い歳、誕生日が近い、血液型が同じ、ということで
子年、水瓶座、AB型と全て一緒である。

この3種類の掛け合わせは576通りあり、1/576でドンピシャビンゴである。
まあ珍しいこと。

ただ、これに関しては同い歳で誕生日が近ければ、干支と星座は自動的に同じになる為、実質、血液型の1/4ではあるが。
そうだとしても、これがAB型でドンピシャなことは評価に値する。

新年あけおめ状態で会った時に、今年、彼のラッキーアイテムはノートだと言っていた。

それは必然的に僕にも当てはまる。

彼に当てはまる占い結果は、基本的には僕にも当てはまる為、自分で調べなくても間接的に教えてもらえる。

その時僕たち2人は、生涯同じ占い結果で一喜一憂するのだと悟った。

1/576が同じ人なんてこの世にいっぱい居るだろう。

だが今まで出会ったことがなかった。
ましてや、これほど共通点が重なる人も今までいなかった。

一生大事にしたい友人である。

だが、こんなにも共通点がいっぱいあると書いてきたが、1つ相違点がある。

顔がちゃんとかっこいい。

マジでだるい。
彼は普通にイケメンをやっている。

圧倒的な違いだ。
そりゃ中身が似ていると言っても誰も信じないだろう。
中身を吟味する前に、顔面が違いすぎるのだから。

もとい、前言大撤回である。
僕と彼は圧倒的に似ていない。

おたんじょうび、おめでとう。

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