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推しに完全に"落ちた"日


この度、2023年7月15日・16日に、横浜ぴあアリーナMMで開催された、「ウマ娘5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND-WISH-」にDAY1現地&配信、DAY2 配信にて参加しました。
(↑英文字多すぎて間違ってないか心配)

私自身、2022年11月6日に開催された、ウマ娘4thEXDAY2に、幸運にも現地アリーナで参加することができたのですが、そこで完全にウマ娘LIVEの魅力を知ってしまった私は、この瞬間を待ちわびていました。というかあのライブは強すぎた。

その中でも一番心を動かされ号泣したトラックについて書きます。

ホッコータルマエのソロ曲「けっぱれ!輝きストレート」

それはライブ中盤のことでした。突如響き渡るドラムのイントロ。スクリーンに映し出される北海道の地名、「苫小牧 とまこまい TOMAKOMAI」。
途端に映し出される苫小牧市の地図。

「けっぱれ!輝きストレート」

実は、この公演で楽しみにしていたことの一つにホッコータルマエ役である「菊池紗矢香さんが歌う姿を生で見られる」
というのがありました。

元々、私はラジオリスナーということもあり、文化放送 超!A&G+の3ヶ月ごとにパーソナリティが変わる"新人女性声優の登竜門的番組"、「ラジオどっとあい」の2023年1月~3月のクールで放送された、

「ラジオどっとあい 菊池紗矢香のおしゃべりきくひとこの指とまれ!」
(通称:きくとま)

で初めて菊池さんを知りました。

可愛らしく、何より自身が一番楽しんでいるのが伝わってくるトーク、大好きな食べ物についてのお話、セリフコーナーによるお芝居の幅広さ、リスナーのメールへのとても丁寧で純粋な反応などに魅了され、「この人を応援したい、おれ。」という感情が芽生えて、完全に"さやきち(菊池紗矢香さんの相性)推し" に。

そしてこのライブは、そんなさやきちを初めて生で見ることのできる機会だったため、さやきち&タルマエがガッツリフォーカスされるソロ曲という存在に、感情もテンションもブチ上がり。

一万人のトレーナーによって埋められた、ぴあアリーナMMのステージに
立ち、最高に可愛らしく、とびっきりの笑顔で歌うさやきちの姿に、歌で苫小牧をPRするロコドル・ホッコータルマエの姿にもう涙が、声が、感情が、止まりませんでした。

桜木町駅のNewDaysで仕入れた苫小牧市の銘菓"よいとまけ"と北海道限定・いろはすハスカップ味もバッグの中でヘドバンします。
(北海道フェアで買いました。タイミング良すぎ。)

きくとまリスナー として、"ラジオでの落ち着くトークと、ライブでバチバチにかっこよく可愛くキメているギャップ"を感じとり、「私がラジオのトークで癒やされていたあの人が、今、ステージで魂を込めてメッセージを伝えようとしている」というその事実を実感して、こちらも全力で受け取るため、その思いをブレードに全て込めました。

4本のブレードを振りながら、全力でコールをする私。周りのトレーナーの熱もすごくて、普段だったらコールという大胆な行動を恥ずかしがっていただろう私の心のリミッターはとうの昔に外れ、「自分の"好き"を全力で推しに伝えろ!!」というアツい空気感が最高でした。

そして楽曲は終盤へ。
ここでまた私の心は持っていかれます。

「大好き!!!!!!!」

響き渡るさやきちとタルマエのシャウト。ラスサビの締めの部分で、原曲ではタルマエの囁くような歌声の部分です。ここで特大のシャウトアレンジを持ってきたさやきち、あまりにもアイドルとして素晴らしすぎるしオタクを射抜きにきていませんか。私はその瞬間にガッチガチに心と脳を射抜かれました。

「俺も大好きだよ!!!!!!!!!!!!!」と追い泣きする私(安定しない一人称)。

さやきちは"ホッコータルマエ"という存在に対して真面目に、一生懸命に向き合っていて、タルマエのことが「大好き」なんだという想いと、そんなさやきちの想いを受け取った"ウマ娘・ホッコータルマエ"の、「地元である苫小牧のことを広めたい、私はこんなにも苫小牧のことが『大好き』!知ってほしい!」という、2人の「大好き」が伝わってきました。

楽曲そのものがもつメッセージ性が、ライブという生のコンテンツ特有のグルーヴ感によって最大限に引き出された瞬間でした。

「けっぱれ!輝きストレート」、ずるいです。

タルマエのシナリオやストーリーをでは、地方財政復興の厳しさなどといった、10代の少女にはあまりにも酷な "現実" が降りかかります。そんなつらい現実にも、持ち前の冷静さ、分析力、メンタル、根性、努力、そしてなにより「苫小牧が"大好き"」という想いで乗り越えていく。

私はそんなタルマエの直球な姿に惹かれたのだと思います。

そして、そういったタルマエの努力や気持ちの結晶がこの楽曲だと思うんです。

「星になった後」ではなく、「まだまだだけど、みんなの想いに応えるために、私は星になるんだ」というような、希望あふれる未来に対する純粋でひたむきな歌詞。

明るい曲調でありながらも、どこか彼女が輝きへの道の途中で苦悩している姿が見える部分も存在します。それでも、"苫小牧への愛" が何度もその悩みを救っていく。

私はこの曲のそういう、「決して全て上手くいくわけじゃないけど、それでも私は苫小牧のためにけっぱる」というある種完璧ではないメッセージ性が大好きなんです。

ウマ娘の作中では、人々がなかなか苫小牧に興味を示さず、悩んでいたタルマエ。でもあの日、確実に一人のトレーナーに対して苫小牧の魅力が伝わったと思います。

私、感動しすぎて一ヶ月後に実際の苫小牧へ渡りました。

さすがにあんな素晴らしいパフォーマンスを見せられたら、
船に乗らないわけにはいかないわけです。

さやきちとタルマエは、最高に可愛くてかっこいいみんなの星でした。
本当に、素晴らしいLIVEを観せていただき、
ありがとうございました!!!!


シャウトの裏話・追記-20240124

今、手元にウマ娘5thWISH&GAZEのパンフが届いたのですが、
さやきちのカットがたくさんある上に、
「大好き!!」については自らが提案したと書かれていて、
「推しが強すぎるッッッッッ!!!!!」ってなってます、
本人からこの話を聞けて本当に良かった。ありがとう!!!!!!!!


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