ようこそプログラミングの世界へ。
今回からVisualBasicScriptの始め方について詳しく解説していきます。
この記事を読んで実践すれば、
あなたも立派な、WindowsPCを操るプログラマーです。
メモ帳を準備する
まず初めにプログラミングをするためには、
パソコン上で文字を書くものが必要です。
この文字を書くものを「テキストエディタ」といいます。
テキストエディタは、
ネット上でダウンロードできるものがいくつかありますが、
今回はWindowsに標準でインストールされている、
「メモ帳」というアプリを使って進めていきます。
1.メモ帳の場所
まず「スタート」ボタンを押し、スタートメニューを開きます。
次に一番上の検索窓をクリックし、「メモ帳」と入力します。
するとメモ帳が出てくるのでクリックします。
プログラムを書く
メモ帳が開きましたね。
それではここに、プログラムを書いていきたいと思います。
MsgBox "ようこそプログラミングの世界へ。"
と書いてみてください。
まだこのままではただの文字を書いたファイルです。
Windowsにプログラムを書いたファイルとして、
読み込んでもらうようにしていきます。
準備
まずは、準備としてプログラムを書いたファイルを入れるフォルダを
作っていきます。
デスクトップのどこでもいいので右クリック
新規作成>フォルダーをクリック
新しいフォルダが作成されるので、
フォルダの名前を付ける。
名前はなんでもいいですが、今回は「VBScript」としました。
これで準備ができたので、
次はプログラムのファイルをここに保存していきましょう。
①メモ帳の、「ファイル」>「名前を付けて保存」をクリック。
(もしくはCtrl+S)
フォルダ選択のダイアログが表示されるので、
「デスクトップ」>「VBScript」と進み、
プログラムファイルの名前→ ようこそ.vbs
エンコード→ ANCI
で保存する。
保存ができたら、
VBScriptフォルダを開いて
先ほど保存したvbsのファイルをダブルクリックしてみましょう。
「ようこそプログラミングの世界へ。」
と表示されれば成功です!
もし、エラーが表示される場合に考えられることは。
書き込んだ文字列が間違っている
エンコードをANCIにしていない
などが考えられます。
ここでちょっとパソコンのお勉強
この記事でたくさんわからない言葉が出てきたかもしれません。
なので少しパソコンのお勉強をしてみましょう。
ファイル
アプリケーションソフトで作成した情報です。
今回は「メモ帳」というアプリケーションソフトで作成しましたよね。
フォルダ
パソコンの中のファイルを分類しておくための入れ物です。
拡張子
ファイルのおしりにつく文字列です。
今回はVBScriptのファイルなので「.vbs」でしたね。
他にもよく見る拡張子として「.jpg」(画像ファイル)、「.png」(画像ファイル)、「.zip」(圧縮ファイル)、「.mp4」(動画ファイル)などがあります。
プログラムの実行
今回作成したVBScriptのプログラムは、ダブルクリックするとメッセージが表示されましたよね。
これをプログラムを実行するといいます。
ショートカットキー
キーボードのキーの組み合わせでパソコン操作する機能です。
今回は、プログラムを保存するとき「Ctrl+S」が出てきましたね!
Save(保存)のSと覚えておきましょう。
キーボードの左下か右下にある「Ctrl」キーを押しながら、「S」キーを押すと使うことができます。
プログラムを書いているときはなるべくこのショートカットキーで頻繁に保存するようにしましょう。
応用編
MsgBoxがただのメッセージを表示するだけのプログラムだと思いましたか?
さてここでMsgBoxの使い方も見ていきましょう。
ボタンを追加する
先ほど紹介したプログラムは、OKしかボタンがありませんでしたよね?
なんとこのボタン他にも増やすことができるんです!
ではさっそく、
MsgBox "ようこそプログラミングの世界へ。", VbOKCancel
と追加して先ほどのプログラムを実行してみましょう。
OKに加えてキャンセルボタンが出てきました!
タイトルを表示する
続いてメッセージボックスのタイトルを追加してみましょう。
MsgBox "ようこそプログラミングの世界へ。", VbOKCancel, "HelloWorld"
と追加して先ほどのプログラムを実行してみましょう。
メッセージボックスの上のほうに「HelloWorld」と出ましたね!
アイコンを追加する
このままでは少し寂しいですよね?
なのでアイコンを追加してみましょう。
MsgBox "ようこそプログラミングの世界へ。", vbOKCancel + vbInformation, "HelloWorld"
と追加して先ほどのプログラムを実行してみましょう。
「i」マークのアイコンが出てきましたね!
ちなみに「vbOKCancel + vbInformation」の部分は、以下のように数字で書くこともできます。
MsgBox "ようこそプログラミングの世界へ。", 64 + 1, "HelloWorld"
このほかにもボタンやアイコンはいろいろなものを追加できるので、Microsoftのサイトなどで調べて自分でアレンジしてみるのも楽しいですよ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
メッセージボックスはシンプルなプログラムですが、今後いろんな場面で使うものになるので、今回の内容をしっかり頭に入れておいてくださいね!
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