【私たちの選挙】若者の選挙投票率が低い理由。そして選挙投票率を上げる手段。
何故、若者は選挙に来ないのか。
そもそも選挙とは何か?
選挙とは、国民が国の指針を決める代表者を決めるための投票のことを指します。
自身の国の行く先を左右するものということなので、自分が一番この人ならば国の指針をきめるのを任せてもよい!という人に対して投票を行いたいはずです。
では、何故自身の住んでいる国にも関わらず、選挙に行き投票しないのか。
とても答えは簡単です。
それは、『選挙に対して興味がないから』です。
若者が投票しない理由は、興味がないからだと考えます。
例えば、自身が良く聞く音楽。音楽を聴いて、その曲を歌うアーティストに興味を持ち、そのアーティストのライブに行く。
選挙は上記のような興味を持つ流れがないため、選挙に行く人がいないのです。正直、若者に限らず全ての年代で未投票の方全てに当てはまるものだと思います。
では、何故音楽に興味を持って、ライブに行く人はたくさんいるが、選挙に興味を持って、投票に行く人はいないのか。
ライブに行く人にあって、投票に行く人にはないもの。
それは、『共感』です。
ライブに行く人は、音楽やアーティストに対して共感を持っていると思います。
選挙に行く人は、選挙や政治に対して共感をもっていません。
共感→興味→行動
この順序に選挙をあてはめられれば、若者及び全ての年代に対しての投票率は各段に挙がると思います。
良く投票日が近くなると、代表者はよく車に特大スピーカーを取り付けて地域を回ったりするかと思います。よく『○○党の○○です。ぜひ清き一票をよろしくお願いします。』というセリフを連呼していますね。
この行動は、代表者の知名度をあげるという意味では効果はあるかもしれません。しかし、これは代表者がこれからどのように国を作るかということに対して興味を持たない形で行っています。
なので、選挙に興味がない若者などに対しては暴走族がバイクのマフラーで騒音を出しているのとほぼ何ら変わらないと思います。
よって、興味がない人に対しては、不快な感情しか与えないのです。
音楽でも興味のない音楽が近くで特大のボリュームで流れていれば不快です。
では、どのようにして選挙に行く人を増やすか。
まず、政治とは国をよりよくするためのものです。
誰のために良い国を作るか。それは国民の為です。
国民に対して何ができれば、より良い国になるのか。
それは、『衣・食・住』の安定です。
『衣・食・住』は全ての国民に対して当てはまる生活に必要な要素です。
なので、『衣・食・住』について、具体的にどのようなことをして国をよくするかということを主張していけばよいです。
ですが、若者が『衣・食・住』の共感で興味が出たとしても、投票には行きません。
何故なら、いくら共感できることでもそれを実行する人がどんな人かわからないと信頼にあたる共感を若者から得ることができません。
国の代表として勤める人も国民です。
その人の性格・人柄がわかって初めて行動に移ります。
そして、あくまで政治を行う代表者は、国民の代表者であっても上で指示する立場ではなく、国民と同じ立ち位置で意見を聞いて国を動かす代表者です。
まとめると、
若者の選挙投票率をあげる手段は、『衣・食・住』に関しての興味が出る事柄を主張する。だた具体的な難しいことを主張しても誰も興味は持たないので注意すること。
そして、国の代表者を務める方自身の『性格・人柄』を示すために行動に移すこと。国民が多種多様な意見を持っているのでまずは聞くこと。
『誰が』国民の生活に対してどのような方針で行うかが重要です。
選挙行い投票する側と投票されて選ばれる側の選挙意識が変われば、一票一票の国民の真意が乗ったものになるので、この先もっとより良い世の中をつくれるのではないでしょうか。