【超簡易版】FC琉球vsレノファ山口感想【第6節】
みなさんこんばんは、ロバート・カーライルです。
連戦ということで明日は中3日で徳島戦。わたしも明日から急きょ出張なので、じっくり観返して書いている時間もない。徳島戦もたぶんリアルタイムでは観られません。。。なので今回はスゲーざっくりです。
先制されながら同点・逆転と試合をひっくり返しましたが、最後の最後に同点に追いつかれるという首位琉球の勢いを見せつけられた展開。それでもアディショナルタイムに猛攻を見せ、再逆転してもおかしくない流れではありました。結果は引き分けに終わり、6試合で1勝1分4敗と苦しい状況ではありますが、確実にチーム状態は上向いているという確信が持てた試合だったと思います。
■【Point】完成度の上がってきたゾーン・ディフェンス
この試合は基本的に、琉球がボールを保持してレノファが迎え撃つという展開で進みました。
琉球の基本形は[4-2-3-1(4-4-2)]システムですが、ボール保持時は両サイドバックが高い位置を取り、サイドハーフが中へ絞りながら下りてきて相手のサイドバックを引き付けその裏を狙う、というのが大方針に見えました。知らんけど。
これに対してレノファはあまり最前線から追うことはせず、しかして強固な守備網を敷いて迎撃。「前から嵌め切って奪う」というようなシーンは少なかったですが、相手の縦パスには激しく対応。両ウイングと3センター(MF)は献身的なスライドを繰り返して相手を自由にさせませんでした。結果としてボール保持率は【琉球60%:山口40%】となりましたが振り回されている感じはほとんどなく、今シーズン目指している『攻撃的な守備』が出来ていたと感じました。
2失点は反省材料ではありますが、僅かな綻びを突かれてのもの。間違いなく上昇気流に乗っています。序盤こそ躓きましたが、連勝街道に入る日もそう遠くはないでしょう。(ここで余計なフラグを建てる)
■【pick up player】両軍のマン・オブ・ザ・マッチ
◇FC琉球 FW9鈴木考司
恐るべき嗅覚。2点目のシーンもレノファのマークが乱れており、オフサイドに見えなくも無くもない感じでしたがスーパーな人間ロケットでした。
町田はなんでこの選手を出したかなあ!使わないにしてもベンチで塩漬けにしておいてくれないとなあ!もう。
◇レノファ山口 FW4高井和馬
昨年夏の加入からしばらく、というかシーズン終わりくらいまで「これはまた【こうげき力99・しゅび力1】みたいな選手だなあ」という感想だった。ひるがえって、今季の献身性は素晴らしい。スライドを惜しまず時にはゴールラインまで戻る献身性、カバーシャドウを意識したポジショニング…見違えるような頼もしさだった。直接得点には絡まなかったが、2得点とも彼の走りが少なからず貢献していたゴールだった。ホテルニュータカイ爆誕である。
■あとがき
ちなみにトップ写真は武藤敬司みたいな最古参?琉球サポの方が経営されている「カンプ・ノウ」というお店です。今回は行けなかったので4年前のJ3対戦時のものです。たしかレノファのタオマフも飾ってあったと思うので、沖縄へお越しの際はぜひお立ち寄りください。。。
ということで明日から出張なのでさくっと終わります。2泊3日で九州4県を回る強行軍です。明後日は沖縄です。(入れ違いにもほどがある…)