Instagramはリールのせいでバグった。2021年インスタ攻略における構造的な2つのバグを徹底解説!
このnoteを読み終わったほとんどの人は、本気でリール攻略に取り組むでしょう。
リールはInstagramを伸ばす爆発的なきっかけとなります。
こんにちは、SNS研究家のるぅむ(@rm_sns)です。
今回のnoteでは、2020年8月にリールが導入されてからInstagramに何が起きているのかをわかりやすく解説します。
・まだ誰も気づいていないリールにチャンスがある本当の理由
・リールへ注力するべき「相対評価のバグ」のロジック
少し、大げさにタイトル設定してしまいましたが、無料noteですのでお時間あれば読んでみてください。
2021年Instagram戦国時代においてリールは最重要コンテンツ
本編に入る前に少しだけ自己紹介を失礼します。
2年半ほど前からSNSでの発信を仕事にして生活しています。
Instagram,Twitter,YouTube,TikTok,それぞれのSNS媒体で多様なジャンルのアカウントを育ててお仕事にしています。
総フォロワー数は約35万人。
Instagramではリールを中心にしたアカウント設計を組み込み、初投稿で800万回再生を記録。
1週間でフォロワー1万人増加させた実績を持っています。
運営しているアカウントはいくつかあるので実績は他にもあります。
また、自分のアカウント以外ではコンサル契約している企業様のアカウントでリールを中心とした戦略を組み、複数万アカ(フォロワー1万人以上)を生み出す。インスタ連動のECサイトの売上を倍増させるなどしています。
SNSアルゴリズムを分析することや市場トレンドの調査が仕事の中心ですので、SNS研究家と名乗らせていただいています。
TwitterでもInstagramを中心にSNSの伸ばし方について発信しています。
はじめましての方、どうぞよろしくお願いいたします。
さて突然ですが2021年、Instagramは間違いなく戦国時代に突入していきます。
企業アカウントはもちろん、個人ブロガーや法人アフィリエイターなどのいわゆるプロ/セミプロの方々が予算と人員を割いて全力で参入して来ています。
Instagramの発見タブを見ると、数年前に比べて明らかなレベルの差を感じます。
そんな中でInstagram攻略において最重要視されているのが15秒のショート動画「リール」です。
Twitterやclubhouseで『Instagram攻略ノウハウ』を見かける機会も増えたと思いますが、「リールを攻略すれば、バズれる!」という主旨の情報はかなり増えてきています。
この主張は私も完全に同意します。
今からInstagramを伸ばすなら間違いなくリールに注力するべきです。
しかし、何故リールへ注力するべきなのか?
この本質的な理由まで発信している人は少ないように思います。
というよりまだ誰も気づいていないと思っています。
今回のnoteでは、リール攻略に本気で取り組むべき本質的な理由「相対評価のバグ」について解説していきます。
冒頭にも書きましたが、このnoteを読み終わった後あなたはきっとリールに注力することになると思います。
それだけ隠された本質的なリールの魅力を説明するnoteだからです。
なお、こちらのnoteは完全無料で公開しています。
理由は、あくまでリールの可能性や重要性を解説しているnoteでありリールの伸ばし方そのものを解説しているnoteではないためです。
リールの伸ばし方は私が2年半以上もの間、各種SNSを経験してきて培ってきたノウハウなので無料公開はできません。
しかし、「リールがなぜ重要なのか?」このロジックは無料公開してみなさんのSNS発信に役立てていただければと思います。
ちなみに、リールの伸ばし方を知りたい!という方向けに文字数3万5,000文字超えのリール攻略noteも出してます。
800万回再生のバズ動画の秘密やアルゴリズム攻略方法などについて詳しく記載しています。
1.リールが導入されてからのInstagramに何が起きているのか?
Reels(リール)は2020年の8月に導入されました。
リールが導入されてからのインスタグラムにどのような変化があったのか?
はたしてユーザーに受け入れられたのか?
結論、「かなり定着している」といえるでしょう。
インスタアプリのUI(ユーザーインターフェース)でもリールを大々的にアピールしており、ショートムービープラットフォーム市場を本気でとりに来ているInstagramの意気込みが伺えます。
リールが導入された当初は様々な意見がありました。
中には否定的な意見も多くあったように記憶しています。
「急に音声が流れるからリールは不快」
「リールを始めたらフォロワーが離れていった」
「動画はストーリーズで十分」
上記のような否定的な意見がありましたが、今ではユーザー側はリールの縦スワイプで時間を潰し、クリエイター側はこぞって注力する重要コンテンツとなりました。
ちなみに2020年8月リール機能がスタートして直後の私のnoteを読んでくださった方はわかるかと思いますが、クリエイターがいずれ注力するようになること、そしてアルゴリズムの成長でユーザーがリールで暇な時間を潰す未来が来ることはお伝えしていたとおりです。
リールそのものへの世間の理解度が低いあの時点で、私の分析を信じてリール攻略に舵を切ったアカウントの方々からはTwitterのDMでフォロワーが急増した報告を頂いています。
もちろんアカウント運営されているご自身の努力による成果ですが、私の分析がわずかながらお力になれたのであれば何よりです。
ここまで見るとリールは絶大な成長を遂げInstagramに革命を起こしたかのようにも思えますが、まだまだ課題は残ります。
リールがTikTokほどの絶大な影響力を持つにはもう少しだけ時間がかかりそうです。
この理由としてコンテンツの質にばらつきがあることがあげられます。
TikTokほどコンテンツの質が高くないのが現状です。
Instagramクリエイターで動画に慣れている人は限られた数しかいませんし、「文字入れ投稿系のミニブログ形式&顔出し無しでOK」という従来のInstagramのメリットが、動画になった途端大きなハードルになります。
※もちろん顔出しなしでも動画は作成できます。しかし、動画コンテンツにおいて顔出しのアドバンテージは非常にでかいです。
動画対応に追われるInstagramクリエイターを横目にTikTokクリエイターたちが参入してポジションを取りに来ている流れもあります。
一方でユーザーはというと、全ユーザーがリールで暇を潰していることはありません。
先程のコンテンツの質に付随しますが、リールへの消費時間は増えているもののまだまだフィードやストーリーズへの消費時間の方が多いのが現状でしょう。
まとめます。
クリエイター側の変化
・多くのInstagramクリエイターはリールを重要コンテンツと認識して注力するようになった。または、注力しなければいけないという認識を持つようになった。
・しかしながら、動画への不慣れさもあり未だにコンテンツの質にはばらつきがある。
・一方で短尺の動画に慣れているTikTokクリエイターが大量に参入してポジションをとりにきている。
ユーザー側の変化
・リールへの不快さは払拭され、暇な時間を消費するに値するコンテンツへと格上げされた。
・しかしながら、未だに長時間/高頻度で時間消費するほどのコンテンツ力がないためTikTokほどの依存性がない。
特に下記の2点は本noteメインコンテンツ「相対評価の2つのバグ」について解説する際に重要なので覚えておいてください。
①クリエイターが投下するコンテンツの質にバラつきがある。
②ユーザーの意識としてフィードやストーリーズがInstagramのメインのコンテンツであるという認識がある
2.なぜリールが伸びるのか?相対評価のバグ(小)
このツイートにもあるように、リールが何故こんなにも注目されているのか?その理由は相対評価によるバグに理由があります。
そして、バグは大きなバグと小さなバグの2つがあります。
おそらく小さなバグの方は予想がついた方もいるかと思います。
ここまでの文章を読めば答えは想像できると思いますので、カンタンに説明します。
※本noteのメインコンテンツは次章の大きなバグの解説なので、小はおまけ程度に読んでください。
相対評価によるバグ(小)とは、他のクリエイターとの相対評価です。
つまり、今のリールであればコンテンツの平均レベルが低いので自分のコンテンツの評価が上がりやすい状況にあります。
ここでの評価はアルゴリズムの評価ではなく、ユーザー満足度という数値化できない評価を指しています。
ユーザーはSNSプラットフォーム内で他のクリエイターと比較してあなたのアカウントを評価します。
〇〇さんに比べて■■さんはわかりやすくてためになるな。
〇〇さんに比べて■■さんはおもしろいな。
クリエイターからすると本意ではないかもしれませんが、相対評価でみられていることは紛れもない事実です。
相対評価なので、今のリールであれば高い評価を獲得しやすいということになります。
TikTokクリエイターがバズを連発してフォロワーを急増させている理由もこれに近いです。
決してTikTokerのコンテンツのレベルが低いというわけではないです。
(むしろ最近のTikTokerのレベルはめちゃめちゃ高いです。)
短尺の動画を作る技術に長けているTikTokerにとって、いつもどおりのコンテンツをつくるだけで今のリールの平均評価を大きく上回ってしまうのです。
相対評価によるバグ(小)をまとめると、コンテンツの質にバラつきがあるから70点の動画でも90点の評価を貰えるチャンスタイムということです。
今のリールであれば、時間を使って正しい分析をして本気でコンテンツを作り込めば相対評価的に高く評価されやすいので間違いなくチャンスです。
ユーザーの目が肥えており評価の基準値が高いフィード投稿で、Instagramで数年間人気を獲得し続けてきた熟練のクリエイター達と競うのか。
それとも、ユーザーの評価基準が定まっておらず、熟練のクリエイターも存在しない中で競うのか。
どちらが効率が良いかは明らかです。
3.なぜリールが伸びるのか?相対評価のバグ(大)
いよいよ今回のnoteの本題に入ります。
リールが重要視されている理由。
相対評価によるバグ(大)についての解説です。
相対評価によるバグ(大)とは
フィード投稿への期待値と、リール投稿への期待値の相対評価のことを指します。
この2つの相対評価がバグっているのでフィード投稿に比べてリールはプロフィールアクセス数が多いと分析しています。
Instagram攻略を目指す方々には何を今更という話かもしれませんが、知らない方のために念の為お伝えしておくとInstagram運用においてプロフィールアクセス数は最も重要な指標といえます。
いいね数やフォロワー数よりも重要な指標です。
プロフィールアクセスが多ければ多いほどインスタ運用はうまくいくと言い切ってもいいくらい重要な指標です。
そのプロフィールアクセスがフィードよりも多いという一見信じがたい情報が今回説明する相対評価バグ理論です。
おそらくこのバグはそう長くは続かないですし、ユーザー心理を分析したものなので数値を持って証明することも不可能です。
しかし、この理論が正しければ間違いなく大きなチャンスを生み出すものだと考えています。
どういうことか?
少しわかりづらいので噛み砕いて解説していきます。
Aさんのフィード投稿がバズったとします。
あなたはAさんのフィード投稿を発見タブで初めて発見しました。
あなたにとって非常に有益なコンテンツだったため、Aさんのフィード投稿を高く評価したとします。
この時、あなたは以下のような流れで思考を進めます。
「Aさんのアカウントが気になるな。」
「Aさんはこの他にどんなフィード投稿しているんだろう?」
「Aさんのプロフィールにいってみよう」
あなたがAさんのフィード投稿を気に入った場合、このような流れでプロフィールまでアクセスして、普段のフィード投稿を見て、プロフィールを読みフォローするかどうかを決定するかと思います。
続いて、Bさんのリール投稿がバズったとします。
あなたはBさんのリールを発見タブで初めて発見しました。
あなたにとって非常に有益なコンテンツだったため、Bさんのリールを高く評価したとします。
この時、あなたは以下のような流れで思考を進めます。
「Bさんのアカウントが気になるな。」
「Bさんはこの他にどんなリールを投稿しているんだろう?」
「Bさんはこの他にどんなフィード投稿をしているんだろう?」
「Bさんのプロフィールにいってみよう」
ここでストップです。
Aさんのときに比べてBさんのときは、1つ思考が多いことがわかります。
フィードがバズったAさんに対して、普段のフィード投稿が気になることはあると思います。
しかし、普段のリール投稿が気になることはありません。
一方でリールがバズったBさんに対しては、リールに高い評価をしているので他のリール投稿が気になるはずです。
さらに、あなたは普段のフィード投稿も気になるはずです。
これについては1章で解説したとおりです。
今のInstagramでは、あくまでフィード投稿とストーリーズが中心コンテンツです。
誰もが頭の中に、新しく発見したアカウントの評価をするためにはフィード投稿を見ないといけないという認識があります。
そのため、フィード投稿で発見したAさんへの関心よりも、リール投稿で発見したBさんへの関心のほうが強いという状況になっています。
フィードとリールどちらかが優れていてどちらかが劣っているという話ではなくて、
フィードの場合はフィードにしか関心が行かないけど、
リールの場合はフィードにもリールにも関心が行くという話です。
まさにフィード投稿とリール投稿の相対評価によるバグと言えるでしょう。
リール投稿はInstagramのメインコンテンツになっていない今だからこそ、新規ユーザーとの接点として活躍してフィード投稿への関心度をあげます。
フィード投稿への関心度が高いということはプロフィールにアクセスしなければなりません。
つまり、Instagramの最重要の指標「プロフィールアクセス数」をリールによって増加させることができるということです。
Instagramを本気で伸ばしたい方にとっては、これほど価値のあるチャンスはなかなかないのではないでしょうか。
もちろん、クオリティの高いリール動画の作成方法やリールそのものを伸ばすためのアルゴリズムの答えを知らなけらば、プロフィールアクセスはおろかリールにより新規ユーザーに露出されることもありません。
あくまでリールを伸ばす正しい方法とアルゴリズムを攻略してこそ使えるものだということは忘れないでください。
決して、相対評価のバグがあるからリールを上げれば勝手に伸びるということを伝えたいわけではありません。
必要なのはユーザーを満足させるクオリティの高いリールを本気で作り込むことです。
本気になるには、可能性が必要です。
あなたがリールに本気で取り組むための可能性ときっかけが相対評価のバグ理論だと思ってもらえれば幸いです。
ぜひこの機会にリールの相対評価のバグを生かしてあなたのアカウントを爆発的に成長させてください。
リールをバズらせるための具体的な方法や考え方、アルゴリズム分析についてはコチラの約4万文字のnoteで解説しています。
無料部分を読むだけでも、あなたのリールを伸ばすきっかけになると思います。興味のある方は読んでみてください。
残念ながらリールにはインサイトがついていないため、相対評価のバグ理論を数値で証明することはできません。
また、仮にインサイトがあったとしてもフィードとリールでは1インプレッションに対してのユーザーの接触具合が異なるので比較は不可能だと思っています。
※フィードの1リーチとリール1秒の視聴を比較しても意味がないことは明らかです。
「フィードを見て満足したユーザー数に対して、プロフィールまでアクセスするユーザー数の割合」
と
「リールを見て満足したユーザー数に対してプロフィールまでアクセスするユーザー数の割合」
この2つの比較なので、どうやっても数値化することができない理論です。
それでもこの理論が正しいと信じてリール攻略を決心する方や、実際にリールでアカウントを伸ばして理論の証明をしてくれる方がいてくれたら嬉しい限りです。
その際にはぜひTwitterで教えて下さい。
Twitterはコチラ👉(@rm_sns)
この情報を伝えたいがあまり、7,000文字も書いてしまいました。
共感した方、少しでも有益だなと思ってくださった方はるぅむをメンションして感想をツイートしていただけたら喜びます。
今後もSNS攻略についての有益情報を発信していこうと思います。
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公式LINEでは外に出せない有益情報を配信していきますので、興味のある方は友達追加待ってます。
おそらくこの状況はそう長くは続かないでしょう。
リールが今以上に一般に消費されるコンテンツになってきたら今ほどはフィード投稿への関心を強めてくれないと思います。
もしくはリール全体のクオリティが上がるにつれてバグによるボーナスタイムは終わっていきます。
2021年、Instagramを伸ばしたい人は間違いなく今すぐリールに注力するべきです。
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