#58 仕事の違和感の正体

 今の会社に15年勤めている。何度か本気でやめようと思ったが今も働いているのは、今の職場よりも条件(給料、仕事量、福利厚生、勤務地)のいい会社がすぐには見つからなかったためもあるが、今の仕事を辞めてまでやりたい仕事が見つからなかったというのが正直なところかもしれない。

 今年の正月に今年の抱負を考えた。

ありがとう今の会社、さようなら今の会社。

今から3年間をかけて独立したい。その一歩を今年踏み出したい。
会社に勤めるという他人が描いた人生を生きるのは日々の生活には心地よく、長期的には少しづつ違和感が蓄積していく。

それは子供がある家庭で育って思春期を迎え、モヤモヤしたものを抱え、家庭の環境だけでは満足できず、色々な人とつながり、仲間ができ、18歳で家庭を飛び出して、一人暮らしをしたり、仕事についたり新しい生活を始めたりするような感じだと思う。

社会人15歳。子供でいうと中学3年生。

大人と同じ体つきになり、一人でなんでもできるような気分にはなるが、まだまだ子供といえる。そんなのが社会人15年目かもしれない。そこからの3年間(子供でいうと高校3年間)で独立を目指すか、そのままの生活を続けるかで人生は大きく変わると思う。

今の環境になんの不満もないし、世間から見れば順風満帆な状況かもしれない。でも不満が無い人生より、不満があっても、それに勝る満足のある人生の方が私は価値を感じる。

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