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【AUTOCAD】 だけで機械設備図面は描けるか?

 今年から始めた機械図面の作成、TfasかRebroを導入しようか迷ったが、現状AutoCadのみで対応している。どのようなステップで作成していったかをお伝えしようと思う。

1.凡例の作成

 給水栓、バルブ、トラップ、送水口など数えだしたらキリがないが、図面を作成するには必ず1回は出てくるので地道に準備するしかない。凡例の作成としては以下の3つの方法がある。3つをフル活用して何とか最初の図面を描き上げた。
①知人からもらう
②自分で作る
③展開してもらったCAD図面から拝借する。

2.Densetsuminiのダウンロード

  最初はCADのdwg図面にまとめていたが、配管のサイズ違い、角度の違い、縮尺の違いなど、バリエーションが多くなりすぎてまとめきれなくなった。DensetsuminiというCADシンボルを挿入するツールを紹介していただいている方がいるので、そのツールをダウンロードする。
電設 CAD シンボルを AutoCAD, BricsCAD, IJCAD, ARES, ZWCAD に簡単に挿入するツール

3.凡例のリストを作る。
 Densetsuminiはテキストファイルでファイルを読み出す仕組みなので、作成した図面に名前を付けて凡例を管理する。最初の4桁がグループ名で下4桁がそのグループ内での番号となる。グループが18個、それぞれで20個くらいで合計400個くらいの凡例をまとめている。
(もっと増えたら給排水と空調で分けた方が使いやすいかもしれない)

4.作った凡例を使って図面を描く

後は作った凡例を使って、必死に図面を描くのみ。
①単線図

②複線図

③桝、集合配管など

5.まとめ
 一度作った凡例でも、印刷すると大きさが大きすぎたり、ハッチングがつぶれてしまったりと何度も手直しが必要。でも自分で見やすい凡例を少しずつ改良していくのは充実感もある作業だ。
 
 もしこれから機械設備を始めてみたい人がいらっしゃればデータの展開も可能なので弊社HPのお問い合わせフォームから連絡いただければと思う。
お問い合わせ - 株式会社山門設備設計


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