#53 仲間を作りたかったら、人を〇〇る事が始まり

 今の日本で、困った人を見つけるのがだんだん難しくなってきていると思う。30年前であれば、街に行けば、道に迷った人が居たり、迷子になった人が居たり、いかにも暇を持て余している人が居たり、日常生活で困っている人が居るのが普通だった。今は、スマホが普及して、道に迷わなくなったし、暇があればスマホのゲームをすればいい。

 そして、金銭面でも困っている人を見分けるのはさらに難しい。明らかにお金がない人は別だが、最低賃金で働いている人でもユニクロやZARAのファッションを着て、スタバにいればお金がないことは見かけ上は何も分からない。

では、30年前から悩みや不満が無くなったかというとそうではない、スマホで誰とでも繋がれるが、誰とも本気で付き合えなかったり、見かけでは分からないところに人々の困りごとが隠れてしまった社会が現代ではないかと思う。

そんな中で、仲間を作るのは容易ではない。小学校、中学校、高校で仲間ができやすいのも、教室という限られた空間で話し相手がいないという困り事が分かりやすいからだ。

社会人になってから人を助けるには、まずは発信することだと思う。自分が何に興味があるのか、なにが出来るとか、自分に取っては他愛もない事を発信し続けることによって、きっかけが生じて助けられる範囲が広がっていく事が健全な仲間作りにがっていく。

仲間づくりは人を助ける事が始まり

いいなと思ったら応援しよう!