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#24009_カープ外国人投手退団後のMLB成績
「カープ外国人先発投手を振り返ってみた」
(https://note.com/rlt3031/n/nd61555d65e92)
の番外編として、カープ退団後にメジャー復帰した投手を整理してみます。
・表中の与四球には敬遠を含んでいません。
・メジャー復帰後に投げたのが1~2年だったり
その成績が悪かったりする投手は取り上げていません。
(チューク、フィリップス、DJジョンソンなど)
・表にはカープの一軍成績、帰国後はメジャーの成績だけ記入しています。
■ルイス
![](https://assets.st-note.com/img/1732119501-vyfRbNH8e43l2un7pxKjPVB0.png?width=1200)
黒田のMLB移籍後にカープ投手陣を支えてくれたルイス。
家庭の事情により2年で帰国することになり、
その後MLBで活躍したのはよく知られていることだと思います。
今まで具体的なデータを見たことありませんでしたが
レンジャーズで6年間投げて161試合に登板
65勝57敗で勝ち越しています。
来日前は自ら「(アメリカでは)終わった投手」と評していたルイスですが
カープで成長した結果、MLBでも活躍することができました。
Wikipediaを見て思い出しましたが、カープでは打撃も凄かったです。
■スタルツ
![](https://assets.st-note.com/img/1732120320-u1HM863mXVWUtvieFoZgRNBE.png?width=1200)
カープ在籍は暗黒時代末期の1年限りとなったスタルツ。
帰国後翌年は揮いませんでしたが
2012年はホワイトソックスからパドレスに移籍すると
18試合に登板、8勝3敗、防御率2.92の好成績を収めました。
2013年には負け越したものの200イニング以上投げて2桁勝利。
2014年も勝ち負けでは9個も負け越しましたが
176イニングも投げています。
帰国後短期間ですが、戦力になっていたと言えるでしょう。
■ベイル
![](https://assets.st-note.com/img/1732191981-j5sVdRwmFaJXEtz2nySI9ZqB.png?width=1200)
ベイルは暗黒時代の2004年からカープに在籍。
1年目は先発、2年目はリリーフ、
3年目は負傷したことをきっかけに抑えの座を永川に譲り
復帰後は先発に戻っています。
リリーフ時代に市民球場でストレートを見て
めっちゃ速かったことをよく憶えています。
帰国後の2008年には肩を痛めて、その回復が順調でないことに苛立ち
ホテルのドアに挑んで肝心の左手を骨折するなどやんちゃしました。
2009年は43試合に投げているのに
投球回は28.1イニングと非常に少ないですが
メジャーに復帰できないまま現役引退する選手がいる中
2007年から3年メジャーで投げているので取り上げることにしました。
2010年のカープ復帰では奥様から球団に売り込みがあったことも
話題になりました。
■ソコロビッチ
![](https://assets.st-note.com/img/1732125773-u6AlLnI5kSvaYMjZOPoeQ43K.png?width=1200)
うう・・・。ソコロビッチ・・・。
薄っすら記憶にあるような、ないような。
Wikipediaに頼ると
カープでは二度の右肩痛に見舞われて
11試合しか登板できなかったそうです。
投球回11.1イニングとはいえ自責点1、防御率0点台なのに2敗。
故障したことといい、何かと上手くいかなかったのかもしれません。
帰国後の2015年、2016年は防御率が1.82、2.00と優秀で
50試合以上投げていてもよさそうですが
28試合、15試合の登板に留まっています。
■ジャクソン
![](https://assets.st-note.com/img/1732166346-qdYaNMDnL9BJj2bp7ZERwsvW.png?width=1200)
ジャクソンは3連覇で勝ちパターン継投を担ってくれました。
ジャクソンスマイル、懐かしい。
カープ退団後、MLBでは多い年でもシーズン30試合に満たない登板数ですが
36歳の今年もメジャーで20試合登板しました。
ただし、6月20日の登板が最後でツインズを自由契約になっています。
2020年はロッテでプレーしましたが、本人申し出により
シーズン途中の退団となりました。
(その後、逮捕されたが、証拠不十分のため不起訴)
■ブレイシア
![](https://assets.st-note.com/img/1732168268-o6F81LwQbgIUq9KCTHlfti45.png?width=1200)
帰国後にメジャーで先発で大活躍したのがルイスなら
リリーフで大活躍中なのがブレイシアと言えるでしょう。
ただし、カープでは期待通りとはいきませんでした。
帰国後には「とにかく帰国したかった」などの記事が出ていました。
しかし、以下の記事では
「日本で過ごした時間はとても有意義でした。二軍で取り組んだことは、今年の成功に絶対に役立っている」
と書かれています。
どちらがブレイシアの本音か分かりませんが、後者だといいな。
■スコット
![](https://assets.st-note.com/img/1732186899-vafIX1Zznb7x4DsHoj0Y9dBh.png?width=1200)
スコットはアフリカ大陸出身初のNPB選手。
表は1軍の成績だけ対象にしているため記載していませんが
2021年もカープでプレー。
2年間在籍したものの戦力になれませんでした。
帰国後(高校はアメリカ)も低迷していましたが
今年になって突如開花。
アストロズの登板数上位5人に入る活躍でした。
(78試合、71試合、3人が62試合)
防御率2.23も優秀です。
■その他
2019年に在籍したローレンスはプレミア12代表
マリナーズとマイナー契約したことが報じられたばかりです。
バリントンは米スポーツ専門メディアの
「12人の残念なMLBドラフト全体1位指名」に選出されてしまいました。
しかし、カープでは十分戦力になってくれました。
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