地球滅亡を喜ぶド畜生ヒーローソング
日本男児の男のロマン、特撮ヒーロー。
今や日本男児だけにとどまらず、大人や女性、海外人気も無視できない、立派なクールジャパンの一つだろう。
ことスーパー戦隊シリーズに関しては、ほぼ毎年なんらかの戦隊が新しく登場しては、地球の平和を守り続けている。それが約50年続いているのだから、東映ヒーローってすごい。
しかし、その歴史を遡っていくと、なにやら不穏なテーマソングが。
それは、1981年~1982年放送の『太陽戦隊サンバルカン』のオープニングテーマである。
2024年現在では、アラフィフがリアタイ世代だろうか。他のヒーローだと『ウルトラマン80』や『宇宙刑事ギャバン』が近い。
さてこの『太陽戦隊サンバルカン』だが、オープニングテーマを聞いていると、耳を疑う台詞が入っているのだ。
ひとまず聞いていただきたい(時間やギガ残量がなければ飛ばして読んでね)。
\イエーイ!!/じゃないのよ。
うん。
\イエーイ!!/じゃないのよ。
人が微笑み失くすだろう、ってときになに笑てんねん。なに喜んでんねん。
敵組織目線か? それにしたって、太陽がなかったらあんたらも同じよ? 誰も得しないよ?
この\イエーイ!!/は歌詞カードにも記載されていないため、版権元の厳しいチェックをすり抜けたのだろうか。串田アキラのセクシーな「ッウ~」もまた審議案件だが、昭和はお色気が比較的受け入れられていたと聞いているので、今回は不問とする。
しかし、ヒーローソングにおいて、守るべき人類の不幸に対して\イエーイ!!/は、あまりにも不適切ではないか。とんだド畜生のサイコパスである。
でもまぁ、数十年後には「タマタマキューキュー」とか歌ってるから、別に良いのか。
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