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今日動いた株(24.10.15)

こんばんは。今日もトレードお疲れ様です。
今日動いた銘柄や材料をメモっときます。
選定条件
当日騰落率10%以上、相対出来高、こららをもとに気になった銘柄をピックアップします。

3406 ジンズH
騰落率19.3%
企業概要:眼鏡チェーン。機能性と安さで勝負。海外展開もしており、売上高比率は23%程度。
上昇理由:本決算発表。売上高は順調に伸長、営業利益は大幅に伸長した。今期予想も増収増益を見込む。既存店売上高の増加や海外展開も積極的に行っていくそうだ。配当も前期より6円増配の67円となる見通し。
感想:シンプルに業績が良い。また増配による株主還元が好感されたようだ。配当性向は30%台と増配余力が感じられる。

4421 サイエンスアーツ
騰落率16.9%
企業概要:デスクレスワーカーをターゲットにコミュニケーションツールを提供する。小売やサービス業向けにトランシーバーやインカムを提供する。
上昇理由:先週7日に上方修正を発表しており、24.8月期は赤字幅縮小とのこと。大口顧客による周辺機器の売れ行きが好調なことや販管費未消化が理由となる。
また、本日は本決算を発表しており、売上高は好調に伸長する見込みだが、赤字幅は拡大するようだ。
感想:小型株で売上高は順調に成長している。しかし黒字化までは構造的にもう少し先か。決算前に株価が反応しており、過度な期待が見られる。決算内容では今季は赤字拡大とのことで、投資家の少々先走り感を感じる。

7868 広済堂H
騰落率16.1%
企業概要:葬儀から人材、資産コンサルと幅広く取り扱う企業。売上高比率では情報が42%を占める。
上昇理由:先週に1Qが発表された。同社は下期偏重気味であるが、今1Qではコンセンサスや例年の進捗を大きく上回る結果が出た。葬儀関連や資産コンサルの大型案件が業績に貢献した模様。
感想:今期の通期予想では売上高営業利益共に好調に伸長する見込み。更に1Qではコンセンサスを大きく上回る結果となった。営業利益水準の向上も見られる。この業績の持続性を分析したい。上方修正や増配に期待。

3608 TSI
騰落率16%
企業概要: ナノユニなどのファッションブランドを展開するアパレル企業。
上昇理由: 2Q決算が発表された。売上高は前年同で増加するも、営業利益は赤字転落。為替差損や海外子会社における追加費用による。同時に自社株買い(4.68%)を発表。通気の見通しに変化はし。
感想:通気見通しでは増収増益となる。加えて自社株買いの発表もしており、株主還元に好感が持てる。直近繊維セクターの好調さが見られるため、セクターローテーションを意識した銘柄選別を行いたい。

3048 ビックカメラ
騰落率12.5%
企業概要: 国内2位の家電量販店。
上昇理由: 11日に本決算を発表した。
着地は売上高、営業利益共に順調に伸長した。今期予想も増収増益見通しとなる。コジマやTDモバイルの上振れ、免税店の売上拡大を見込んでいる。18日には中計の発表を予定している。また、配当は3円増配の36円となるようだ。
感想:チャート的にはすでに高値圏であり、好業績の織り込みを感じる。今後発表される中計は要注目。増配も発表しており、根幹が持てる。財務内容は健全で配当性向も40%程度と無理のない配当を行なっている。

5129 FIXER
騰落率10.6%
企業概要: クラウドインテグレーター。ライセンスの再販を行なっている。自社製品「GaiXer」も提供している。
上昇理由: 11日に本決算を発表した。着地は減収減益となったものの今期予想は増収増益に転じる。3期ぶりの増収増益が好感されたか。GaiXerの販売増加を見込む。
感想:クラウドインテグレーターやライセンスの再販だけでは付加価値が不足するように感じる。自社製品はどんなものか調査をしたい。小型株であるが故、大幅な増収を期待するが、小幅な伸びにとどまるようだ。
足元現役を繰り返すことでPERは割高水準となっている。今後業績を伴ったPERの拡大が可能か見極めたい。

以上7銘柄をピックアップしました。抜けや漏れがあるかもですが、ご参考までにーー。

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