オススメ本「UXリサーチの道具箱」
深津さんの下記の記事を読んで、もっと更新頻度を上げないとなあ、、と思い、いつもとは違うテイストで更新します。
今回は、オススメ本紹介です。
樽本さんのUXリサーチの道具箱という本です。UXの世界では著名な樽本さんがUXリサーチとして質的調査、分析の手法をまとめられた本になります。
1章. ユーザ調査概論
2章. ユーザインタビュー
3章. データ分析
4章. ペルソナ
5章. シナリオ
6章. ジャーニーマップ
7章. ジョブ理論
8章. キャンバス
という8章構成で、さらっと読みやすい粒度で事例を交えて、手法とそのコツが書かれています。分量も多くなく、数時間あれば読める分量。なので、正直これ一冊で完全な勉強ができるというものではないと思います。ただ、下記のような方にはオススメできるかなと。
UXデザインについて全く勉強したことがない方
さらっと調査の方法から、そのまとめ方まで書かれています。平易な言葉で、事例を交えながら書かれているので、ざっくりどんなことをするのか知るにはとても良い本だと思います。
UXデザインについて一通り勉強した方
一通り勉強したんだけど、定着した感じがない方や、いざやろうとするとどんな順番でやるんだっけ?ってなる方。一通り読むと順番や手法のコツが書かれているので思い出すのに有効で、役立つと思います。
一方である程度知っていて、さらに深く知りたいと思っている方には、向いてないです。
ゴールデンウィークはもう終わるので、その読書に組み込んでもらえるかは微妙なタイミングになりましたが、みなさんのUXデザイン意欲にお役に立てればと思います。
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