ゲーム実況の思い出②ライブで視聴者と交流(市議会)
ゲーム実況の思い出②視聴者とライブで交流する
さて、ひと月前の記事で、私がCities: Skylinesのゲーム実況をやっているときの思い出を書き始めた。これの続きを書きたいと思う。前回の記事は以下。
今回は、ゲーム実況のライブ配信で初めて視聴者とガッツリと交流したときの思い出を書いていこうと思う。
都市計画を立てよう(市議会)
Cities: Skylines(CSL)のライブ実況で作っていた都市「らくしげライブ市」は、1回のライブ配信で45分で開発するという制約を設けて開発をしていた。
CSLというゲームでは、交通網を上手く建設することによって都市が発展していく。しかしライブ配信1回で45分という制約の中では、どうしても行き当たりばったりの都市開発になりがちだった。
そのため、(視聴者の強い要望もあり)高速道路網の計画を立てることにした。第7回の配信の後に延長し7.5回「市議会」と称して、視聴者とともに将来的に開発する高速道路網を考えるだけのライブ配信を実施した。
それが以下のライブ配信アーカイブ。
(2018年8月ですって。もうほぼ4年前ですね。時間が経つのが早いなぁ)
やっぱり高速道路網の計画は楽しい
改めて自分でもアーカイブを見返しているけど、やっぱり私は高速道路網の計画を立てるのが好きみたいだ。交通効率を考えながら、自分の好きに大きな道路網を作りあげ、そして接続点にジャンクション、インターチェンジを作ることができる。CSLは車両移動のシミュレーションはどのゲームより上手いので、自分が道路網・JCT・ICを上手く設計して建設すると、ちゃんと効率良くなるのが気持ちいいのだ。
自分一人で考えても良いのだが、こうした面白さを視聴者も一緒に味わってもらいたいという気持ちもあり、計画だけの配信という(視聴者が自発的に名付けた)「市議会」を開催することにした。この配信を見ていた人は300人くらいいたらしい。結構な人数だ。
チープではあるが、マップ全体のスクリーンショットをWindowsのペイントに貼り付けて画面に映す。そこに書き込みながらコメントを書いてくれる視聴者に話しかけつつ、あーでもないこーでもないと試行錯誤し、最終的には色々な意見を私一人でまとめて絵に起こしていく。
チープなペイントだとしても、やはり絵で描くというのは非常に強くとてもわかりやすい。視聴者もこの絵を見ながら、「空港はこうしたら?」「バイパスは必要じゃない?」みたいなアドバイスをくれる。
こうして出来上がった高速道路網の計画図を、Twitterにアップして保存した。その後のCSLライブ配信は、この計画図を手元のiPadに表示しながら開発していくことになる。
この「市議会」という計画だけの配信は今後も行われることもあった。ゲームをせずに配信することや視聴者とコメントでお話するのも初めてだったので、ある意味で私の中で雑談配信の走りみたいなものでもあり、とても楽しかった。
視聴者からも「斬新」とか、会議な用語を使って「条件付き賛成」とか、スパチャのことを「高速道路開発事業予算」みたいなことを言ったりしていて、ノリノリで楽しいという意見が多かった。
(また今度、続き書くかも)
最近聴いてる音楽
Surne《Parallax》(2021)
こういった古いドラムマシンの音色を使って、わざと中音域の音を強調して音色をチープにするのは、ヴェイパーウェーブやフューチャーファンクといった系列のジャンル。チルウェーヴ(Chillwave)とか言ったりするらしい。このあたりは細分化していてよくわからない。
しかし私としてはこのマッタリしながらメロディがちょっとあるようなこういった曲は好きなのだが、これが再生数3,000回行ってないとなると、本当にこの手のジャンルはそろそろ飽和しているんだろうなぁと思ってる。
ところでこの曲、後半のメインのメロディが久石譲の《Silent Love》にそっくりだ。久石譲も昔はシンセサイザーの音色バリバリの人だったけど、いつの間にか生楽器の人になった。
Frederic Robinson《Flare》(2017)
ドラムのリズムのあり方は間違いなくドラムンベースだけど、ベースやシンセがとにかく音色がキレイなもの。テンポは速くて激しさもあるんだが、落ち着いて聞けちゃう。こういうリラクシングみたいなのを聴くのはちょっと身体に毒なので、ちょっと聴いたらすぐ別のを聴きたくなる。
トラックメーカー(というかドラマー?)のフレデリック・ロビンソンの曲はこういうタイプのものが多く、私としては軽く聴けて好みなんだけど、最近新曲はあんまり出していないのかな。
ちなみにレーベルのHospital Recordsは、ゲームForza Horizon 4のラジオに曲を提供していますね。
watering《happy brain》(2022)
ものすごい安っぽい、正しくDTMで作れるドラムンベース。おそらく簡易なVSTプラグインでリズムを刻んでいると思う。が、シンプルで限られた音色を刻むだけでこんなに面白い音になるのか~という感想。かなり好み。本人のSound Cloudを見たけど、ジャンルは「ナイトコア(night core)」とか言うらしい。謎すぎる。
(おわり)