多様な機能搭載の外科用鉗子
今回ご紹介するのは、コヴィディエンジャパン株式会社の「LigaSure™XP」です。
発売されたばかりの本製品ですが、本シリーズ自体、長い歴史の中で幾度となくデバイスと本体の進化を重ね、今までに2500万症例という多くの患者様に使用されてきました。
使用時はラチェットがかかるハンドルタイプと、one-step-Sealing と呼ばれる握り込みで出力する二つのハンドルタイプを選択する事が出来ます。また360度回転する、インフィニティーロールも搭載したことで、一方向に無限に回転させる事が可能になっています。
先端の Maryland 型の形状は、従来品よりも細く長く作られており、顎の全周にくっつき防止テクノロジーを搭載することで、組織のくっつきや清掃の手間を軽減します。
さらにFT本体に接続して出力を開始すると、1秒間に43万4000回組織の抵抗値を検知します。その結果、シーリングされた血管内腔は完全に一体化し、一枚の壁の様に形成されます。
この様に様々なテクノロジーを搭載し、確かな結紮の実現をサポートする本製品。是非臨床にてご評価いただけますと幸いです。
[原稿提供]
コヴィディエンジャパン株式会社
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