しあわせを祈ろう
先日の試合の日、彼女は古い友人とのわだかまりがとけたみたい。
向こうからにこやかに笑いかけてきて、少し言葉を交わしたという。
実は、その人とのトラブルがわたしとの出逢いに繋がったので、当時の彼女の辛さ、その後も抱えていた思いなんかを、わたしはつぶさに見てきた。そんないろいろを見てきたから、ほんとによかったなぁってジンとして泣けた。
そして、羨ましいとも思った。
わたしの場合、友人関係ではなく恋人だった人とのことだから、友人関係よりも難しいんだろうなと思う。
過去かなりぐだぐだで別れた人がいて、物凄く恨まれたことがあった。
されど、仮にもお互いに好きでお付き合いしていたわけで、いい時間を過ごしたこともあったのだし、顔を合わせれば普通に挨拶できるくらいになるのでは?と思っていたのだけれど、それがなかなかそうはならないらしい。
別れて数年後に、わたしがまだ極悪人で付き合っている間騙されてたと思っていると知ったときは愕然としたものだ。
助けられたこともたくさんあって、感謝しているし、もちろん助けたこともあったし、当時とても大切にしてたことは誓って本当だけど
それは全く伝わってなかったんだな、もう社交辞令的な会話もできないんだなと、しばらく落ち込んでから諦めた。
そういうわけで、ちょっと羨ましかったのだ。
その件に限らず、、
元恋人と友達づきあいしていくというのは、それほどまでに難しいことなのかなぁ。
別れた相手と友達づきあいというのは、わたしはできる。そもそも付き合うくらいに心の交流のあった人なのだし、恋愛感情ではなくなっても大切な人なのだからね。
いずれにせよ、人と人は片方が無理となれば無理なのだから、そこはそっとしておくのが正解だろうなと思う。わたしと繋がることが傷つくことなのであれば、近づかないで幸せを祈るという方法で大切にするしかないもんね。
しあわせでありますように。