ソロギター:C’mon
Create:2023/10/23
Update:2023/10/23
概要
【Song】
C’mon
【Artist】
B’z
【カテゴリ】
気ままにB’z
【曲の紹介】
アルバムC’mon収録
2011年の大震災の年に
制作された楽曲
その背景から産み出された曲であり
メッセージ性が非常に強く
他の曲とは明らかに異なる印象を受けます。
歌詞には無力さを表すワードが時折りあり
どうしようもなさを感じ取れます。
それでもみんなで一緒に
同じ方向を向いて前に進んでいこう、
そうすればまた良い景色を見る事が
きっとできるはず、
そんな強い気持ちも込められているようで
聴き終わった後は
なにかポジティブで温かい気持ち、
マインドになれる、
また
大切な人やモノを失ったときに聞くと
すっと背中を押してくれる、
そんな曲だと思います。
またLIVE-GYM2011のMCでは
制作過程での喪失感や苦悩のようなものも
語られています。
その中で完成した経緯を知ることで
よりこのC’monの良さに
気づくことができるのではないでしょうか。
そのLIVE-GYM2011のC’monでは
イントロとアウトロがアレンジされています。
イントロ
キーボードでのアルペジオフレーズ
↓
ギターでのサビメロディ
を追加
アウトロ
ギターソロが長くなっており
8小節増えています。
サビメロディをベースに
所々ギターならではの高速フレーズを
織り交ぜています。
松本さんのギターと
稲葉さんの「C’mon」の掛け合い、絡み合いが
サイコーなのですが、
追加箇所が終わりの箇所で
稲葉さんの「Oh Yeah C’mon」
個人的にはここは時にお気に入りです。
まだまだ一緒に行くぜ的な要素もあり
魂がこもっているように思えるのです。
そんなC’monは
DVD/Blu-rayにて観ることができますので
興味を持たれた方はぜひ
ご覧いただければ幸いです。
アレンジ
1.方向性
オリジナルを踏襲
2.ソロギター向けにどの部分を採用するか
一曲まるまる対象としました。
3.チューニング
・キーがEマイナー、Gマイナー
コードGmでの弾きやすさを重視して
全弦1音下げ+6弦のみさらに1音下げ
のチューニングを採用しました。
4.意識した箇所
(1) 静と動の対比
イントロやAメロ、Bメロは
抑えめです。
音数を増やさないように
意識しました。
(2) 印象的なフレーズの採用
・Bメロのギターアルペジオ
→ベース部にあてました。
・サビでのギターリフ
Eb→F→GmのGmの箇所
「ズンチャーズチャッチャー」的なフレーズ
・2番のAメロにて
ベースが目立つ箇所のフレーズ
「デレレレレー」的なフレーズ
(3) ラストサビ
→1番と2番にはハモリを入れず
ラストサビのみハモリを入れました
5.所感&次に向けて
ギターフレーズや印象的なフレーズを
を入れることで演奏の難易度が
少し上がったと思います。
その反面、再現性は増していますので
その分、弾くことは楽しくなります。
今回は可能な限り採用してみたのですが
ここら辺の匙加減は難しいなと感じました。
難易度を下げると、つまらない、、
難易度を上げると、弾けない、、
良いアレンジになるかどうかの
分岐点でもあるので
全体的なバランスも重視して
ソロギターアレンジしていきたいです。
LIVE-GYM2011バージョンも
いつか作りたいと思います。
終わりに
オリジナルに
少しでも近づくように
アレンジしました。
楽しんでいただけると幸いです!