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ソロギター:千年トラベラー

Create:2024/6/29
Update:2024/6/29


概要

【Song】
千年トラベラー

【Artist】
山崎育三郎

【カテゴリ】
Kids アニソン

【曲の紹介】

作詞:ケンモチヒデフミ
作曲:ケンモチヒデフミ

NHK Eテレ
おじゃる丸のエンディング曲です。

NHKサイトより

アレンジ

1.方向性

TVサイズをベースにして
再現を目指す。

2.チューニング

全弦1音下げ+6弦のみ1音下げ
DropCチューニングを採用

3.曲の分析、アレンジポイント

(1)キーがBbメジャー

DropCチューニングを採用

メロディ部の最低音がF音
メロディ部の最高音がG音
メロディ部が1〜3弦で弾けます。


(2)構成

TVで流れるサイズを参考

※原曲とはイントロの長さ
 曲の終わりが異なります。

イントロ
A1メロ
A2メロ
Bメロ
Cメロ
アウトロ

(3)リズム

少し速めの8ビート

(4)ベース部

A1、A2
控えめに音数を少なく配置

特徴的なフレーズ(下記参照)

サビC
オルタネイトベースを採用

(5)特徴的なフレーズ

A1、A2

ボーカルと呼応するように
フレーズが組み込まれています。

このフレーズをベース部にあててみました。

(6)イントロ

ブーーン↑というイメージで
音が上がっていきます。

→和音で表現

(7)ラスト

ブーーン↓というイメージで
音が下がっていきます。

→D音からスライドダウンで再現

4.弾き方の注意点

全体的には速めのテンポで
音数が多く、難易度はやや高めです。

A1,A2は
ベースに休符がある上での
テンポキープ

サビCメロでは
オルタネイトベースでの
テンポキープ

と2種類のテンポキープがあると
考えています。

テンポキープしつつ
すばやい押弦、フォームチェンジを
行いたいところです。

5.所感&次に向けて

詠人では音数が少なく
どのようにバランスをとるのか
が課題でした。

対称的に
千年トラベラーはアップテンポであり
音数を多くなりがち、、

音数を増やすと
難易度が上がってしまう、、

なので

音数を増やしすぎないで
全体的にどのようにバランスをとるのか

この曲の課題となりました。

ある部分だけ
音の密度が濃くなったり薄くなったり、
ではなく

狙った音数での表現、
としたいところです。

これを実現するには
オリジナルをよく聴いて
判断しなければならないと考えています。

また
完成してから気づいたのですが

オルタネイトベースにおいては
ベース音とどの音を組み合わせるのかに
よって印象が変わることが分かりました。

Root+3rd→目立つ
Root+5th→あまり目立たない
Root+7th→目立つ
Root+M7th→目立つ
Root+Root→目立つ

前後関係の音の高さを踏まえて
凸凹しないように
バランスが良くなるかどうかが
カギなのではないかと感じています。

音の密度、バランス、難易度などを
適切に調整できるように

引き続きアレンジの引き出しを増やして
いきたいと思います。

終わりに

オリジナルに
少しでも近づくように
アレンジしました。

楽しんでいただけると幸いです!

もしサポートいただければ、ソロギターのスキル向上や動画のクオリティ向上ための費用に使わせていただいたいと考えております。(書籍やソフトウエアの購入など)よろしくお願い申し上げます。