モニタースピーカー YAMAHA MSP5を使ってみることに
気まぐれで、モニタースピーカーをYAMAHA HS50MからYAMAHAのMSP5に変えてみました。どちらのスピーカーも生産完了品になっている型落ちモデルです。
実は私、前面にバスレフポートのあるスピーカーは苦手で、MSPシリーズは避けてきたのですが、食わず嫌いでだったので物は試しに使ってみることにしました。
音出しした瞬間、ファーストインプレッションは
「やっぱり嫌い系だなぁ」
で、すぐに使うのをやめようかと思ったのですが、でもHS50Mと交互に鳴らして聴き比べてみると、
「似てる面もある」
とも思い、少し調整しながらMSP5を聴き込んでみることに。
MSP5は低音も高音も、出てる出てない以前に、ちょっと「作られた音」という感じはします。「アマチュア向き」というと上から発言でしょうか。でもマスターボリュームの位置や、背面にある高音と低音の微調整スイッチを色んなパターン試しながら、自分がリファレンスとしている音源と自分が録音した音源を色々再生していると、設定が定まってきたので、
「このスピーカーから学べることもあるはずだ」
と腹をくくり。しばらく使ってみることに決めました。
そして、音を再生してるだけではわからないので、自分の録音した曲のセッションファイルを開いて、軽くミックスしてみることで傾向を探ることにしました。
トラックごとに単音で鳴らすとHS50Mには無い良さも感じてきたので、「アマチュア向き」発言は撤回させていただき、できるだけシンプルにバランスだけを取るようなミックスをしていると、これはこれでありな気もしてきました。
MSP5を活かすも殺すも己の腕次第。もう少し使って慣れてみますね。