Pro Tools 2022.12にアップデートした
Pro Toolsを最新バージョンのPro Tools 2022.12にアップデートした。
私のPro Toolsは私しか使わないので、わりといつもすぐにアップデートをかけている方だが、昨年のPro Tools 2022.9のアップデートを様子見しているうちにPro Tools 2022.12もリリースされてしまい、ひとつ飛ばしの久々のアップデートとなった。
というのも、ここ最近のアップデートはMacユーザーにとっての恩恵が多い内容で、Windows版ユーザーの私にとっては、急いで上げるほどの理由がなかったからである。
20年以上に渡る私のPro Tools歴において、Mac版を使っていた期間のほうが長いのだけど、3年前からはWindows版のPro Toolsを使っている。慣れてしまえばどうってこと無くて、すっかりWindows版に馴染んでしまった。
それでも、一部Mac版にしかない機能もあり、昨年はわりと真剣にMac版への移行を考えた時期もあったが、Pro Toolsのみならず、動画編集などもWindowsでうまく動く環境が組めているのだから、無理に今の状況を捨てることもないだろうと思いとどまった。いつか次に買うメインマシンもWindowsのワークステーションにするんじゃないかな。
それもそうなのだけど、以前Pro Tools HD Nativeを使用してた私には、「いつかはHDXを導入したい」という夢があったが、昨年半ばPro Toolsの改定で、NativeユーザーのI/O チャ ンネル数「64」という上限が撤廃され非HDXユーザーにも多チャンネルI/Oへの道が開けたので、方向転換して、思い切って194イン/196アウトのRME HDSPe MADI FXに移行した。
結果的に、もう1台のMacで動かしているDolby Atmos Rendererと128ch分のデジタルオーディオのルーティングが組めて、もう戻れなくなってしまった。HDXカードは中古市場でもなかなか価格がこなれてこないので、「もういいっかな」と諦めの境地になりつつある。
余っているHD NativeとAvid のI/O一式でサブシステムがあと2セット組めるけど、流石に処分も考え始めました。