映像レコーダーKi Proが5台体制になりました
カミングアウトします。1ヶ月以上前の話なんですが、映像レコーダーAJA Ki Proを4台追加導入して、Ki Proが5台体制になりました。この間あった撮影で使ってみて、自分なりに使いこなしの目処がつきました。
皆が続々とATEM Mini Pro ISOを購入するのを、またプロの方がATOMSUMO19 SUMOを現場に持ち込んでいるのを横目に、いや1年以上前からISOレコーディング(カメラごとに個別のバラ素材を録画しておくこと)したいとずっと思っていました。
カメラ内部のSDカードで録画はできるのですが、それでは満足が行かず、マスター映像(プログラムアウト)と同等の品質で素材を撮っておきたい。あと、個人的なこだわりなのですがすべての素材の時間軸をタイムコードで管理したいというのがあり、思い切ってKi Proを複数台導入とあいなりました。
昨年1台Ki Proを買ったのですが、道具としてすごく手に馴染むので、買い増しのチャンスを狙い続けており、ほかレコーダーもいくつか試したのですが、Ki Pro一本にしました。もちろん、とっくに生産終了品なので中古です。
外部レコーダーとカメラ内部で録画した素材とを映像編集ソフトPremia Pro上に並べるも、色が合わない、フレームがずれる等、今まで悩んでいたことが一気に解決です。
私は音楽モノをやっているので、録音にPro ToolsというDAWを必ず使用するのですが、Pro ToolsとKi Proとは完全に同期させているので、 Pro Toolsで録音を開始すると、Ki Pro5台が追随して録画を始め、ProToolsを停止するとKi Pro5台も止まります。
これは、1時間以上あるコンサートを撮りっぱなしにする用途にも、1曲ずつテイクを重ねてファイルを細切れにして録っていく用途にもどちらにとっても合理的。
映像機器と音声機器は、クロック同期をとってあるので、Ki Proの映像とPro Toolsの音は1時間以上の尺でもサンプル単位でずれません。
そんなに依頼はないんですが(涙)、末永く残しておくための音楽の作品作りのお手伝いをさせていただければと思っております。