自作吸音パネルの試作品、第一弾
ピアノブース用の吸音パネルの試作品、第一弾ができました。吸音材を入手して、実際に作るまでに、材料を3年間も寝かせてしまいました。
サイズは68センチ×約1メートル、厚さは55mm、中身はロックウールです。
作り方
木材は近所のあんまりイケてないホームセンターで買えるホワイトパインです。本当はもうちょっとかっこいい無垢材を使いたいのですが、安いことと近所で簡単に買えることを優先しました。
吸音材として一番よく使われるのがグラスウールだと思いますが、今回はロックウールを使うことにしました。クロスで包まれたパネル状の扱いやすいものが販売されています。
私が入手したのは、片面だけクロスが貼られているタイプ。
木枠(1)を作ります。
木材を木ネジでとめてます。
木枠(1)にロックウールのパネルをはめて、木ネジで固定します。
もちろんロックウールにネジが効く訳ではありませんが、針で挿して固定しているような状態ですね。
別にこれで完成でいいんじゃないかと思いますが…
今回は木枠(1)の外側にもうひとつの木枠(2)を用意してあります。おわかりでしょうか。木枠が二重構造になっているんです。
木枠(2)を取り付ける前に、布を張っていきます。ネイビー色の布を用意しました。
布をできるだけピンと張って、ホッチキスの王様のようなタッカーという工具で針を打っていきます。
タッカーをどの向きで、どの間隔で、どのくらいの強さで布を張って固定すればよいかセオリーがわからないでの、作業は適当です。
パネルに布が貼れました。
裏側はこんなもんです。
そして、もうひとつ外側の木枠(2)の登場です。
いよいよ木枠(2)装着します。
完成です。
木枠が二重構造になっているから、
布がピンっと張れるんですね。
とりあえず1個作ってみましたが、比較的うまく作れたので、2枚目も早速作りました。
写真では壁に立て掛けていますが、そんなに重くないので、壁に目線くらいの高さで固定しようと思っています。
あと2枚作って、合計4枚になれば、たかだか6畳の部屋なので、けっこう音響特性はかわるのではないかと思っています。
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