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【NZワーホリ】飲食店の仕事探しした時の話(応募/CV/面接/トライアル)

私自身、NZのワーホリビザで飲食店の仕事探しするにあたって、いろんな方のnoteの記事を参考にさせてもらいました。その経験を終えた今、今度は自分がどなたかの参考になればいいなと思い書こうと思いました。

この記事で、仕事探しがうまくいくコツや必勝法を教えたい!みたいな気持ちはあまりありません。正直私もわかりません。

最低限の準備をしていれば、あとは運と縁とタイミングだと思っています。でも最低限のリサーチや準備はしたのでその辺りシェアできたらなと思います。

ダラダラ記事を書いてしまったので読みづらいかもしれませんがその辺りはご承知おきを。特に最後の方、トライアルとか面接の雰囲気を少しでもお伝えできればなと思い、あえて会話形式で書いています。が、ちょっと読みづらいかもです。


では早速始めていきます!

◾️筆者のスペック等

海外旅行経験はあるが、はじめてのワーホリ。

海外で働いた経験は一度もない。

英語力:B1~B2レベル

飲食店経験:日本の飲食店で大学生の時アルバイト経験有(6年間)、キッチンもホールもどっちもやっていたのでオールラウンダー

希望職種:FOH(Front Of House)、またはKitchen Hand

◾️CVとカバーレター

CVについて

私はCV作成について調べている時に、他の人ってどんなレジュメ書いてるんだろう?って気になって、CVをタダで公開してくれている人に助けられたので、私のCVも晒します。

ネットに転がってるのを参考に見よう見まねで作りました。悪用しなければよきにパクってもらって構いません。仕事でよく使っていたのもあってFigmaというツールを使って作成しました。

個人情報系は日本語で書いたりXX表記とかにしてあるので良い感じで汲み取ってください。

私が実際に使ってたCV

日本で作って、語学学校の先生に添削してもらいました。私の語学学校では必要だったら添削するよーみたいな方針でした。あと、個人的に助かったのは、コピー機を自由にタダで使わせてくれたことです。たくさん印刷させてもらいました。

ホールでもキッチンでもどちらでも良かったので、Restaurant Workerと記載してました。

たまにウソを混ぜて書いちゃいましょう!みたいなCV作成記事も見かけましたが、私は真っ赤なウソは書きませんでした。ただ、若干盛って書くということは2箇所ぐらいしました。

1つ目の盛りは英語力に関して。English(fluent)と書いたこと。私の基準では言い過ぎかもって思いましたが、面接であんた普通に話せるねみたいに言われたので、カジュアルな飲食店で働くという基準で考えたらfluentの分類に入れたようです。この辺は謙遜する必要ないと感じました。

2つ目の盛りは日本での職歴に関して。日本でエンジニアとして働いた経験は、接客に必要そうな経験だけを抽出して書きました。正確に言えば私はカスタマーエンジニアではありませんでしたが、わかりやすく伝えるために表現を変えました。


カバーレターについて

私はカバーレターは1件も送りませんでした。というのも、私は、絶対にここの店で働きたい!みたいなのがなかったので、カバーレターに熱量込めて書くことが難しかったからです。でも、英語の勉強がてら1度作ってみる練習をしたいと思ったので、一応それっぽいものは作成しました。ただ実際に応募で使っていないため、効果のほどが分からないので、カバーレターはこの場で晒さないでおきます。

私の場合は、カバーレターなくても仕事を得ることができました、というのが結論です。


◾️応募手段

どれが良いのかよく分からなかったので、とりあえず。他の方も紹介されているような方法をだいたい一通り試しました。

私がやった応募手段

・Trademe(https://www.trademe.co.nz/a/jobs
・backpackerboard(https://www.backpackerboard.co.nz/
・Facebook(「地域名 job」とかでグループ探して参加)
・お店に直接行きCV渡す
・お店に直接メール送る

◾️結果

だいたい5日間で上記の方法から19の飲食店に応募、面接/トライアル来ませんか?と合計8件連絡がきました。返信は電話かショートメールかメールでした。

応募手段と結果

連絡をもらえるまでにかかった時間

私は最速で5日後に返信が来ました。これを皮切りに、その後1週間の間に一気に6件連絡がきた感じです。1件、応募から2ヶ月後に来たとこがありました。

だいたい、CV出してから返信くるまでに1,2週間かかったことになります。そのあたりは事前の情報収集で、NZの飲食店探しのスピード感はそんなものだと聞いていたので、特に焦ることもなく応募するだけ応募して淡々と待っていました。

ちなみに、知人の中には、1件だけCV出して3,4日後に仕事を得た人もいました。


応募手段について補足3点

①お店に直接行きCVを渡す

お店に行ってマネージャーに直で渡した方が良いと、noteとかのCV配りのコツで書いてる人もいましたが、私は7件とも全て、レジに立ってる人か入ってすぐのスタッフに渡しました。

個人的におすすめなのは、「今は雇ってない」と言われても、「念の為CV置いていきたいです!」って言ってCV渡してください。スタッフの空きなんていつ出るか分からないので。(ここが、この記事で唯一、私が実体験から自信を持って言えるアドバイスかもしれません笑)

CV直接渡した時、7件とも、「今は雇ってない」と言ってました。でも全ての店でCVを置いて行った結果、7件中4件も返信くれました。いかに「今は雇ってない」の言葉の意味がほんとにこの瞬間の「今」の話でしかないのがお分かりいただけるかと思います。スタッフが明日明後日で急に辞めることも全然あり得ます。


②お店に直接メールを送る

メールの文章なんてこんなもんです。これにレジュメつけて送るだけです。

件名:Apply for "work as a waiter/kitchen-hand"
本文:
To Whom May It Concern

Hello
I'm XX from Japan, XX years old.
I'm looking for a job as a waitress or kitchen-hand.

As you can see from my attached CV,
I have 6 years of experience as a waitress/kitchen-hand (all-rounder) in a Japanese restaurant.
I'm looking forward to hearing from you.

Kind Regards
XX

私がCVを送っていた時のメール

これでも、2件返信がありました。(これは誰の添削も受けてないので英語のミスあればすみません…。見逃してください🙏)


③できなかった応募手段

ずばり、コネ!!

NZの仕事探しはコネクションがかなり大事と聞いていたので、知人の紹介があればラッキーだなーと思っていました。語学学校のクラスの人に何人か聞いてみましたが、今募集してないと言われ、コネでの仕事探しはできませんでした。語学学校の人の中には、友人に紹介してもらって速攻仕事決まった人もいました。やっぱコネってすごい!!


◾️連絡来てから仕事が決まるまで(面接とトライアル)


私は一番早く連絡をもらったカフェでトライアルしてそこで働くことになったので、他は連絡きても全てお断りしています。あくまでもn=1の体験談です。

私が受けたところは、こんな流れでした。

面接のお誘い→その日に面接→次の日にトライアル→次の日仕事開始

お店によっては、面接とトライアルがくっついてるところもあるようです。

では流れを順番に。(↓ここから会話形式での表記が増えます)

連絡が来てから面接に呼ばれるまで

応募から5日後の朝、突然ショートメールがくる

「○○カフェのマネージャーのXXです。あなたのCV見てるんだけど、今日の午後面接来れます?」

いきなりすぎてびっくりしつつ…

自分「行けます!何時からでしょうか?」

マネージャー「15時にお店きてー」

自分「承知しました。」

てなわけで、急遽はじめての面接の予定が入りました。そこから慌てて準備。


【面接】

面接にあたって準備したこと

最低限、なんでカフェで働きたいのかは考えておきました。他は特に対策しませんでした。

ちなみに、途中でマネージャーが変わった時に、新しいマネージャーに、人を雇う時、面接でどんなこと聞くの?って聞いたら、ストレス環境下でどう振る舞うか聞きたいなーって話していました。面接内容はオーナーやマネージャーによりそうです。今から面接の様子を書きますが、私が受けた時のマネージャーはなんともさっぱりとしたシンプルな方で、良い意味で面接感がありませんでした。


面接当日

面接時間:話した時間は15分ぐらい

約束の時間ちょうどぐらいに店内に入る

レジの人に「面接にきたXXです。マネージャーのXXさんいますか」って聞くと、マネージャーが出てくる

マネージャー「ちょっと今忙しいから、この席座ってこれ先書いといてー」

と言われ、ペンと紙をもらう

紙に書かれていた内容

・名前/住所/電話番号などの個人情報
・希望の仕事の曜日や時間といつから働けるか?
・今までやってきた仕事の中で最も好きな仕事と嫌いな仕事とその理由(5.6文程度のスペース)
・なんでこのカフェで働きたい?(2.3文程度のスペース)

20分ぐらいして、「書けたー?っ」て言いながらマネージャーがやってくる

自分「かけました!」

マネージャー「じゃあ面接始めよう。改めて私がこのカフェのマネージャーのXXです。○年働いてる。さっそくだけど、今までカフェや海外で働いたことある?」

自分「経験ないです。なんなら1ヶ月前に来たばっかです。日本でカジュアルな飲食店で6年間働いた経験はあります。カフェは初めてです。」

マネージャー「なるほど。ちなみにいつから働ける?」

自分「○曜日からならいつでも働けます。」

マネージャー「(私の書いた紙を見ながら)希望の曜日とか時間ある?」

自分「曜日と時間はこだわりないです。1週間に2日おやすみもらえればなんでも大丈夫です。」

マネージャー「了解。うちは、週休2日で週平均35時間ぐらいの労働。ちなみに今どこ住んでるの?」

自分「XXエリアに住んでます。」

マネージャー「そうなると交通手段何になる?」

自分「バスか徒歩です。」

マネージャー「なんで聞いたかと言うと、この辺、朝めちゃくちゃ渋滞するから遅刻とか気をつけて欲しくて」

自分「そうなんですね。情報ありがとうございます。」

マネージャー「あなた普通に英語しゃべれるね。私も英語ネイティブじゃないから分かるけど外国で仕事するのも大変よね」

自分「あっ、ありがとうございます。でも初めての英語面接なんで正直緊張してます…」

マネージャー「そうなのね。なんか質問ある?」

自分「バリスタの資格持ってないんですが、カフェで働いて大丈夫なんでしょうか?」

マネージャー「バリスタは今十分いるからいらないんだよね。バリスタ以外のFOHポジション探してるから全く問題ない!」

自分「そうなんですね。よかったです。」

マネージャー「仕事の流れとしては、まずは飲み物料理を運んだり、テーブル片付けたりする運び役やってもらったり、皿洗いしてもらって、その後コールドドリンク作りとか覚えてもらって、その次にデリ(サンドウィッチとかスイーツとか軽食コーナー)のポジションやってもらって、最後メニューとか一通り覚えて業務慣れてきたらレジお願いすることになると思う。ネイティブじゃない言語でオーダー取るの結構大変だからね。この方法が一番良いと思ってるんだけ大丈夫そう?」

自分「自分の英語力のせいでお客さんを不快にさせたくないですし、少しずつレベルアップしていくそのやり方で問題ありません!」

マネージャー「他質問ある?」

自分「ないです」

マネージャー「明日トライアルこれる?10時から1時間半ぐらい。」

自分「行けます。」

マネージャー「じゃあ10時にお店きて」

自分「承知しました!」

マネージャー「じゃあまた明日。あっ、好きなコーヒーある?飲んできな〜」

自分「ありがとうございます!じゃあFlatWhiteお願いします!」

マネージャー「(バリスタの子に向かって)この子にFlatWhiteテイクアウトで作ってあげて〜」

面接終了。テイクアウトカップでFlatWhiteをもらって帰宅。

帰り道に、マネージャーへショートメールで、「今日は時間ありがとうございました。明日よろしくお願いします。」的なことを連絡。

実際のやり取り残っていました。せっかくなので載せます。



トライアルって何するんだろう…?トライアルは、日本にはない制度だし、どんな感じの体験になんだろう…と不安と楽しみな気持ちを抱えつつ帰宅。とりあえずトライアルに必要なことを帰宅後調べよう。


【トライアル】

トライアルにあたって準備したこと

・メニューを覚える
でも、海外のメニューって写真ついてることの方が珍しいので、とりあえずメニュー名を叩き込んで参考程度にgoogleマップのレビューの写真とか見て覚えました。
・接客英語を叩き込む
Youtubeで接客英語やカフェでの注文などの動画を10本ぐらい見て、カフェで使いそうな接客英語のパターンを頭に入れました。


トライアル当日

トライアル時間:1時間半

約束の時間ちょうどぐらいに店内に入る

レジの人に「トライアルにきたXXです。マネージャーのXXさんいますか」って聞く

マネージャーの人が出てきて、着替えてさっそく仕事やってみてーって言いながらスタッフルームへ案内してくれる

荷物置いて、もらったエプロンつけて、手を洗う

「準備できました」って言ったら、マネージャーがスタッフのみんなに「トライアルの日本人のXXね〜」って紹介してくれて、スタッフ全員にひたすら「Hi~, Nice to meet you~」と言って超高速で挨拶を済ませる

メニューだったり、飲み物、料理とか出てくる場所とか動線的なものの説明を5分ぐらい受ける

じゃあ早速やってみよーということで、「あそこのテーブルの食器片付けてー」、とか「飲み物運んでー」、「料理運んでー」とか言われたので言われた通り行う

料理によってフォークナイフスプーンつけたり、バターつけたり、いろいろ細かいルールがあったので、そういうのはすぐに覚えるようにした。同じ料理出てきた時はちゃんと覚えたことをすぐやったら「Good memory!」って子供褒める感じで褒めてくれた笑

30分ぐらい経ったところで、少し忙しくなり始めたこともあり、付き添ってくれたマネージャーが離れ、自分で状況みながらひたすら飲み物、料理運ぶ、食器下げてテーブル拭くを繰り返す。途中もののストックがなくなったりしたので、周りの人にこれってどこにあります?とか聞いたりした。

あっという間に1時間半経過

マネージャー「トライアル終わりだからエプロン脱いで、荷物持って、あの席に座って待ってて」

と言われたので指定された席で待つ

5,10分待って、忙しさが落ち着いたタイミングでマネージャーがやってくる

マネジャー「トライアルどうだった?」

自分「良い働きできたか分かりませんが、やれることはやりました!」

マネジャー「ちゃんと働けてたよー。ぜひ一緒に働きたいと思ったけどどう?」

自分「ほんとですか?私もここで働くの楽しかったんでぜひお願いします!」

マネージャー「よかった。明日10時から来れる?」

自分「行けます!」

マネージャー「おっけー。じゃあ明日初出勤で。今後のシフトはまた連絡するねー。もう1週間分のシフト作っちゃってるから、多分1週間後ぐらいから週5でフルで働いてもらうことになると思う。契約書は次来た時用意しておくから書いてね。」

自分「わかりました!今日はありがとうございました。」

マネージャー「今日もFlatWhite飲んでく?」

自分「飲みたいです!ありがとうございます!」

すんごいスピード感で仕事決まった…!が正直な感想。


トライアルの感想

日本の飲食店で働いていた時と同じように普通に働いただけです。なぜ受かったかわかりません。

入ってから、他のスタッフにも、私なんで受かったか分かんないんだけどって言ったら、他のスタッフも自分自身がなぜこの店に受かったか理由分からん!ってみんな言ってました。


というわけで、翌日出勤して、無事に契約書にサインして、正式に仕事を始めました。

海外だし急にクビになる可能性もあるよなーと思って、最初はちょっとビクビクしつつも、悔いないように楽しく一生懸命働こう!と思って働いていました。が、他のスタッフも自分も特にクビになることはなく、恵まれた環境で楽しく最後まで働くことができました。


これにてNZワーホリでの私の仕事探しの話はおしまいです。

自分の経験が何か少しでもお役に立てていれば嬉しいです!!

今お仕事探しされている方は、無理しすぎない程度に頑張ってください!

素敵な運と縁とタイミングが巡ってきますように…。

応援しています😊


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