Photo by chi_bit_ リスティング広告における「部分一致」の本領 69 川手 遼一 2020年5月12日 19:27 先日の部分一致の件については note にも書いておきますね。ちょっと時間がないので、手短に。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 12, 2020 広告運用者の65%が「部分一致」の使い方を間違えているというか、過小評価していると思うので(すごい偏見)今夜はその件について、長くなりますが提言しておきますね。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 部分一致はキーワードマッチタイプの1つですが、部分一致だけ細分化されていて「(通常)部分一致」「絞り込み部分一致」が存在します。今日取り上げるのは主にはこの2つについてです。例として「声優養成学校」という商材を取り上げます。この商材の運用経験はないです。細部間違ってたらすいません。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 例えば「声優養成学校」「声優学校」「声優養成所」この辺りは多分完全一致でも登録すると思いますし、絞り込み部分一致でも登録すると思います。ただし「声優学校」の「(通常)部分一致」を登録してしまうと、声優の通っている学校を特定しようとする検索語句を拾ったりします、おそらく大量に。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 ではどうするかというと、「(通常)部分一致」を上手くキーワード選定して使います。例えば「欲求系」のキーワードをそのまま登録してみたりするとかなり有効ではないかと思います。「声優になりたい」「声優になる」「声優に就職」そんな感じです。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 そうすると割と狙った感じの検索語句に対して広告を出せるようになります。そして最大のメリットは「声優」を含む検索をしている人に広告を出せることではなく、「声優」を含まない検索をしている人に広告が出せるという点にあります。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 例えば「アイドルになる 学校」「声の仕事 学校」など、そういった「声優」と関連しているであろう検索意図の検索語句に対し、最適に広告を配信することができます。「アイドルになる 学校」は顕著で、検索者の頭の中では「(声優)アイドルになる 学校」な訳です。検索語句には表面化しませんが。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 まず前提として、全ての検索者が検索媒体に最適な検索行為を実行してくれるわけではありません。コアになるキーワードですら入力されない検索行為も多いはずです。それは以前に話した「助けて」という検索語句に対して「どういった広告」を表示させるか、に近い議論です。https://t.co/oymfs2o3aK— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 「(通常)部分一致」は長らくコントロールが難しく、蔑まれてきたように思います。しかし、ここ3年ぐらいでかなり変わってきています。入札戦略、除外キーワード、この2つと上手く掛け合わて配信するだけでも、「結構いい感じ」になるケースも多いのではないかと思います。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 結論:「部分一致」を過小評価するのはやめましょう。特に「(通常)部分一致」はしっかりと使った上で、評価しましょう。アカウントの構成などを柔軟に変えたりしつつ、まずは少しずつでも使用してみるべきです。特に BtoC 案件、広告予算を使い切れていない場合。そうです、裾野を広げるのです。— 川手 遼一 (@RKawtr) May 11, 2020 ダウンロード copy #マーケティング #リスティング広告 #部分一致 69 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート