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Web 広告代理店の中で見てきた成果を出す人がもつ7つの特徴

はじめまして。

PPC-LOGという個人ブログを書いたり、キーマケLab というメディアを運営している川手@RKawtrと申します。

Web広告代理店に大学生インターンとして加わったあの20歳の冬からすでに早いもので10年近くが経過しました。

その間に所属している広告代理店は従業員数は倍以上に増え、自分自身、色々な人との出会いや別れを経験してきました。

特に優れた成果を出す運用者と直接関わる機会も多くあり、直接師事を仰いだりする機会にも恵まれました。

今日はそんな人たちとの出会いの中で、特に成果を出す人が持っていた特徴を7つ、ご紹介できればと思います。7つ全て持っている人も中にはいましたが、大抵は2〜3つを掛け合わせ持っているようなイメージです。自分も当然全てを持っているわけではありませんし、全て持っている人はほぼ市場に存在しないと思って頂き問題ないと思います。

本記事は2023年12月3日に最終更新された内容となっています。今後も都度更新など入る可能性あります。予めご了承下さい。


成果を出す人がもつ7つの特徴

1.コンバージョンに対する貪欲さ

まず成果を出す方は総じてコンバージョンに対し異常なまでに貪欲です

常に「もっとここの広告予算であればこう使うべきでは」「サイトはこうあるべきでは」ということを常に考えています。例えば、一度サイトに流入したユーザーに対してリマーケティング広告を展開するにしても、なんの画像を使うべきか、どんなフレーズを用いるべきかということも、とにかく試行錯誤します。しかし、効率的に試行錯誤します。

例えば無限ABテストなどといった意味のないABテストや、無目的な目標設定すらされていないようなバナーテストは展開しません。

限られたリソースで、最大限の成果を取りに行くという姿勢を崩さずに、業務に向き合っている姿を数多く見てきました。

2.数値を見た瞬間に何かを感じ取る感性

例えば資料の誤字脱字を瞬時に見つけたり、数値、グラフの不具合を即座に見つけたり、資料や GA をざっと見している時に何かを感じ取り、何かの施策が上手くいっていないことを見抜いたりなど、他にも数値をざっと見て施策を2つ3つ、数分のうちに考案したりする人もいました。

数値から即座に何かをつかみ取れる感性は、結果的にあらゆる労働時間をショートカットし問題解決を実現することにもつながることも多く、とても強い武器になります。

3.修羅場を経験している

修羅場を経験しているか否かも非常に重要です

例えば下記 note で触れている通り、自分は2年目の時に、非常に大きな修羅場を2回経験しています。

特に小さな修羅場を複数ではなく、大きな修羅場を2回ぐらい経験しておくと、その前後で生存欲求が強まり、予測力や段取り力が極度に上昇する気がします。

上記 note にも書いた通り、修羅場を経験することでしか、身につけられないスキルは存在します。それらはまさにそれです。スキル習得のためにも、難易度の高いプロジェクト、大きな修羅場を経験しておくことをオススメします。

4.いつでもどこでも前向き

考え方が常に前向きであれば、例えば退屈なルーチンタスクをやり続けなければならない局面であったとしても、その仕事の中で「面白さ」を見つけることができたり、前向きに「ではどうすれば面白い仕事に改造できるか」と考え取り組むことができたりするようになります。

「面白さ」を見つけられるようになると、非常に強い環境適応能力を体得できるようになります。この環境適応能力があれば、少なくとも「マイナス思考」に陥らないため、あらゆる窮地に陥ったとしてもそれを乗り切ることもできる確率がグっと高まります。

5.手持ちの資源でやりくり

以下 note に記載した通り、優れたマーケターは常に自分の手札を正確に把握し、持続性あるマーケティング活動を心がけています。

例えば広告予算と実現したい目標にギャップがある際に、いかに予算を正しく使い、最適な広告配信を小規模な状態からスケールさせていくか、またチームを束ねて事に当たる際、人員の頭数、各人の運用力などを言い訳の道具にせず、与えられた目標に対してどのようにすれば最も的確に実現できるかをひたすら常に考えている方もいました。

このレベルのマネジメントができる方は、そうそういないと思います。

6.節制、明日のことを常に考えている

常に成果を出す人は、最高の状態で仕事をし続けるために日々節制し、体調管理を徹底しています

例えば急な体調不良や、不規則な生活による体調不良などを言い訳に仕事に穴を作ってしまうなど、プロである以上ありえないわけです。

もちろん60歳、70歳となってくれば当然話は別ですが...

例えば、映画『二郎は鮨の夢を見る』の二郎さんは日々節制し、ご高齢になられた今もお仕事をされています。

(AmazonPrimeVideoで無料なので、ぜひ。)

自分の周りで結果を出している人は基本朝型という方が多く、6時から7時の間には遅くとも起き、ご飯を食べたり、近所を散歩をしたり、1日のスケジュールを立てて仕事を始める...そういった方が多いように思います。

やることは人それぞれですが、夜は早めに寝て、朝早くからエンジンをかけて仕事をやり始めるタイプの方が多い印象です。

7.休む際は小さく休む

「常に仕事の事ばかり考えているのどうなのか」という議論はありますが、ON と OFF で、OFF がある事によって逆に疲れてしまうことも多いです。

自分は新卒2〜3年目のちょうど仕事のやり方に悩んでいた頃、たまたまスタジオジブリの鈴木敏夫のラジオ番組(ポッドキャストで過去10年分近い収録が公開されている)を聞き、そこで彼に仕事のやり方を学びました。

彼は常に ON の状態を維持し、仕事をし続けています。

以下はその発言をされていた際の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」放送回です。

自分もなるべく  ON の状態を維持し、休みの日でも少なくとも1日に数時間は仕事をするよう心がけています。

例えば管理画面は見ずともブログを書いたり、 X(旧Twitter)を見て考えていることをツイートしたりするなど、これも広く捉えれば仕事です。

そのようなことをしつつ、休む際は小さく休むように心がけ、いつでも仕事脳に戻れるようにしています。

最後に

前述した通り、7つ全てを実施できる人は存在しません。しかし、1つ、2つと実践し、着実にこなしていくことで、確実に世のマーケターの上層部に食い込むことはできるようになります。

そうしていくことが結果的に、自分の関わる仕事の完成度をあげるだけではなく、自分自身の市場価値を高めていく事にも繋がるのではないでしょうか。

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