「りくぺディア」 えんぴつ
私の心の中を50音順でキーワードと共にひもといていく「りくペディア」。
見に来てくれた人が少しでも創造的になれますように。
第4回「え」: えんぴつ
小学生時代の6年間、毎日のように一緒にいた。宝物入れみたいに頑丈な筆箱。
赤鉛筆は1番右で、左から長い順に入れていたことを思い出して懐かしく感じてる。
僕は手動でぐるぐる回す鉛筆削りではなく、毎日、お母さんに小刀で削ってもらっていた。
小3頃からは自分で削るようになり、手先が器用な今の僕に大きく貢献してくれたんだと思う。
あの頃は鉛筆を削り忘れた日はどこか、やる気も出なくて落ち込んでいた。
そんな身近にいた鉛筆も今はどこか遠く感じる。 これを読んでくれている人も多くの人がそう感じるのだろう。
そんなえんぴつは、あの長かった小学校での色んな思い出のいつも側にいてくれて、一番近くで成長を手助けしてくれて、見守っていくれていた。
物事は終わってから気づくものばかりで、どこか儚いけれど、あの時は本当にありがとね。
【りくペディア/えんぴつ】
どんな時も側にいてくれたもの。あの時は本当にありがとう。