BOFXVIIが終了したあとがき
どうも。
BOFXVIIの全行程が全て終了したのであとがきでも書こうかと思います。
結果
466曲中、Artificial Divisionの結果は…
個人戦スコア部門…305位(エース曲補正抜き部門…280位)
個人戦中央値部門…370位
うーん、どちらも上位50%には届きませんでした…
158チーム中、所属したチーム、TECHNOHOLICの結果は…
チーム合計値部門…27位
チーム中央値部門…57位
すごいちーむにいたものだなあ(小並感)
振り返り
いや〜正直もっと上行けたって!本当に!
別に「俺がこんな順位で終わるわけない!」という感じではないですが、正直自分の大きなミスが2つあったなぁという感じです。それさえなければもっと行けたんじゃね?と思うのですが、うち1つは今回ミスっておかないと今後また同じことが起きるタイプのことなので、ある意味では気づいてよかったなと思っています。
曲は結局ELECTROSHOCKを出していますが、実はジャンルについては迷っていました。
というのも、TECHNOHOLICというチームのメインコンセプトはズバリ"テクノ"。普通に考えれば、そこはテクノかそれに準じたジャンルの曲を出すところでしょう。
しかし僕がBOFXVIIで作ろうと思っていたジャンルはELECTROSHOCK。これは無名戦で楽曲を出した後から思っていたことでした。
とはいえ誘ってもらった身ですから、リーダーの思いを無下にはできず…といった感じでした。
最終的には「ELECTROSHOCKも四つ打ちの中速電子音楽だし広義でいえばテクノやろ」ということでELECTROSHOCKに。
ジャンルの派生元が曖昧なのを利用した形になりますね。
制作開始当初にELECTROSHOCKっぽいテクノを作ろうとしたせいで、キックの音を重く調整したのですが、これがのちに仇となった。
「キックが小さいっす」という感じの内容のインプレをいただいたのですが、あれ以上大きくしてしまうとこちらの制作環境では音割れを起こしてしまうという事態が起きていたのです。
音切りが終わって、譜面の配置が終わった後に音量の調節をしているのですが、ほとんどの場合は最初の状態より音を大きくします。
その際にキック以外の音を大きめに調整して、それと同じ量のゲインをキックにかけると音がバリバリと割れてしまい、結局キックだけ小さめに調整することになってしまいました。
ミックスバランスは崩さない方がいいということですね。
あとは、今回ディレイをかけた音の音切りを初めてしました。大変ですね…
自分はMacでGarageBandを使用しており、WindowsのPCを持っていないので、音切りは全部手切りでぶちぶちと切っています。
そこで16分でなっているディレイのかかった音をディレイ分まで切ろうと思ったのですが、これが地獄の扉が開かれた瞬間。
音の切れ目がちゃんとできているか、恐怖の瞬間をめちゃくちゃ味わいました。
もう二度とディレイのかかった音を切りたくはないのですが、クオリティのためにはディレイは必須で、うーん…難しいところ。
そのほか反省点としては…というかこっちが本命なんですけど…
1つはogg化のミス。
これが本当に悔しいけど、ここでカラクリに気づくほかなかった感じもある。
今までの作品もそうだったんですけど、自分はbeatorajaで作品をチェックしていて、しかもwav版の方だけチェックしている、ということばかりでした。
しかしLR2でプレイしている方から「ogg版の鳴りがおかしい」という報告が来たのはMUMEI Academy 2021に出した「Blockade」のとき、しかもその時にはLR2でしか不具合が起きなかったことも相まって、原因が突き止められませんでした。
そして今回もその不具合が起き、譜面の拡張子などを変えるなどの迷走の結果、ついに突き止められた原因、そして真相は「Macでやるogg変換に不具合があった」ということでした。
これがわかった瞬間にチームメンバーに急遽wav音源を送り、変換をやってもらい、急ぎ修正をしましたが、修正前にパッケージができていたこともあり、時既に遅し…といった感じです。
これが序盤の点数に大きく影響したのは間違いないと見ています。みんなはちゃんとbeatorajaとLR2の両方で、wav版とogg版の両方をテストプレイしようね!
これにより、僕はこれからはBMSを作る際は誰かにogg化を依頼しなければならなくなりました。もし僕が助けを求めていたら本当によろしくお願いします。本当に。
もう一つは、宣伝が確実に上手くいっていなかったこと。
BOFを開催する直前に、自身の音楽活動のことだけツイートするアカウントを作りました。(そちらのフォローも是非お願いします→https://twitter.com/GRASSmusicacc)これはその人の作ってるものだけ見たいけどその人自身の人柄は見たくない人もいるよなぁ、という考え方からできたものです。
が、今回はこれが足かせとなった。
できたばかりのアカウントなので、規模が大きくないです。宣伝の掛け方をあちら側に大きく寄せてしまうと、効果的な宣伝ができているとは到底言えなくなります。
あとハッシュタグつけ忘れすぎ。このハッシュタグも、「人柄を見たくな(ry」の思いで、規模が大きい日常アカウントの方にはつけられなくなりました。
「白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき」とはこのことでしょうか。なんとも難しいものです。今後はあちらのアカウントを大きくしていく必要があるのですが…そのためには曲をいっぱい作らないといけなさそうです。大変すぎる。
嬉しかったことは、まず憧れのBOFに参加できたということ。
BOFはチーム制ということで、誰かに自分を仲間にしてくれと頼まなければならない場合もあります。そのせいで引け目を感じていました。
しかし今回はお誘いをいただき、無事参加。これが嬉しかった。まさか自分がお誘いをいただけるとは思ってもみませんでしたから。リーダーにはひたすら感謝です。
もう一つはBACOさんにロングインプレをいただいたこと!これがめちゃくちゃ嬉しかった。
あのDENGEKI TubeのBACOさんですよ!?見たときは本当にびっくりしました。
明確なアドバイスもいただけてありがたい限りです。本当にありがとうございます。
他にもアドバイスがいただけて嬉しいです。ありがたみ。
あとは赤色のインプレ点数マークがうれしかったです。
インプレ内容への返信
音選びを良くしよう→今回はVitalを使ってみたりしたのですがまだダメかぁ、もっと精進ですね。というか音作りを本格的に勉強・研究しないといけない。
メロディーが印象に残りづらい→メロディー作り、いつも苦戦しています。先人たちのものと被らないようにと考えるとかなり考え込んじゃうんですよね。
テクノだ…→な?言ったろ?ELECTROSHOCKはテクノに入るんだって…いやホントホント
音がなんかもわっとしてる…?&硬めの音が欲しい→これが結構多かった。音の高域をカットしちゃったり、コードのCUTOFFを意図的に下げたりすることが多いので癖みたいになっちゃってるんですが、これどうやらやめといた方がよさそうですね。知見。
宇宙系ゲームにありそうな宇宙空間BGM→ELECTROSHOCKって宇宙だよね(?)
A譜面ラストの皿がらみに本家リスペクトを感じた→ありがとうございます。個人的にあれこそELECTROSHOCK譜面だと思っているので入れざるを得ませんでした。音数的にもそうなりがちですね。ちなみに私は皿複合譜面すきです。
草→どうも、音ゲーをし、音楽を作る植物です。
低音がちょうど良い→という意見もありました。ELECTROSHOCKは必然的にキック、ベース、アシッドベースと3つの低音域パートを使わざるを得ないので、その辺のバランスは難しいと感じています。
ELECTROSHOCKなのにパクリっぽくなっていない→セーフ!!!セーーーッフ!!!!!
譜面難易度に幅がある→こだわりの部分です。必ず5譜面用意するようにしています。
少し退屈です→別にこれだけじゃないことはインプレした方の名誉のために先に言っておくとして、これはかなり考えさせられた言葉です。展開を考えるのにいっっっっっっっっっつも苦労しているのですが、どう展開すればよくなるか…ELECTROSHOCKの展開は基本的にイントロ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→アウトロという感じで成り立っているのですが、これを壊す必要がある…?
思わぬ不協和音→このインプレをされた方が韓国の方なので機械翻訳の妙もあるかもしれませんが、コードはかなりぐしゃぐしゃになってるので確かにあるかも。
3連符良き→この3連符は今回の曲を作るにあたって絶対にやろうと思っていたことなので、刺さったというコメントがあるたびにニヤリとしました。いや〜本当によかった!
最後に
この度は、チーム「TECHNOHOLIC」に誘ってくださったTaWさん、そしてチームメンバー、BOFXVIIを運営してくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
僕自身は今年あるBOF:ETにも参加する予定ですが、当然のごとくチームの行くあてはありません。
チームリーダーになる気もありません。お誘いいただければと思います。
また、BMSをたくさん作るぜ'22と今年のMUMEI Academyにも出場する予定なので、そのときはよろしくお願いします。
あとTwitterの音楽アカウントのフォローもよろしくお願いします。
BOFXVII、お疲れ様でした!
Artificial Divisionって曲名にした後に、次元という言葉の英語はDimensionであると気づいたのはここだけの話。