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腰痛患者の戦略って?

こんにちは!
noteとExthera-Schoolを運営している小林です。

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今回のテーマは「腰痛患者のモーターコントロールの理解」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・腰痛患者の特徴を理解する
・モーターコントロールを理解できる
・腰痛がある影響を理解できる

今回のテーマは「腰痛患者の特徴とモーターコントロール」です。

腰痛患者に対して徒手療法を展開したり、運動療法を展開したり、ADL指導したりとさまざまな方法で疼痛が減少する治療アプローチを試みます。

しかし、腰痛患者の特徴を理解しておかないとどのような治療が良いのか、何が良くないのかをわからないまま治療を展開してしまいます。

ということで腰痛患者の特徴とモーターコントロールについて理解を深めていきましょう。



よく聞く腹横筋の特徴って?

よく聞く腰痛患者の特徴として腹横筋による先行的な収縮が遅延してしまうというものです。

腹横筋はローカルスタビライザーであり、三角筋の収縮の前に体幹部の安定のために収縮するという機能があります。

大前提として腹横筋だけに先行的な収縮があるというものではなくて、横隔膜やローカルスタビライザーに該当する筋肉に同様の機能があります。なので、先行的な収縮は腹横筋だけの特別な機能ということではないのが注意です。

まとめると腹横筋の機能低下が起きて、体幹部の安定に必要な状態を作ることが難しくなります。

ここからが注意が必要で、腹横筋の機能低下だけが起きる障害ではないです。

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