頭の良さって何なんだろう?:前回noteの反省
皆さん、こんにちは「梨と葡萄は反省する」です。
「ベンチャーキャピタルで半年間インターンして学んだ8つのことを言語化してみた」という記事を書いた。しかし、読者として読み返すと、書き手がどうもつまらない人のように見えてしまう。前回までのnoteとは一変、敬体から常体の文章に驚いた読者もいるかもしれない。これから数回の記事は自分にベクトルが向いた文章を書きたいので、常体を使おうと思う。
さて、つまらなさを払拭するために今回の記事を書く。親しい友人には私の文章は無味乾燥で無機質だと言われた。大変的を得た指摘だ。無機質淡々な芸風から脱却するべく、今週は練習週間にしようと思う。今日から1週間で2-3日に一回普段より短いnoteを投稿する計画だ。今までのnoteは長過ぎて一本書くにも時間がかかっていた。PDCAを早く回せていなかったと反省している。量と質はある程度比例すると思うので、投稿速度を上げて文章執筆時間を増やし、内容と質が向上するか一週間実験する。
前回までのnoteにいただいたフィードバック
ワードチョイスが平べったく、気づいたら頭の中でマンボウが泳ぎ始める。語り口が悪い意味で客観的すぎて血肉が通ってないように見える。というフィードバックをいただいた。私は美味しいものを美味しい以外の言葉で表現したいのに。
突然の展開で申し訳ないのだが、頭の良さが何か考えてみる。
頭の良さの定義方法は様々あるかと思うが、ここでは思考力の高さと一旦仮定してみる。では、思考力とは何なのか?思考を四次元(空間・時間)で捉えてみる。ここまで読んで何を言い始めたのかって不安になるかもしれないが、最後は前回のnoteの話に繋げるのでしばしご辛抱いただきたい。ここからは自論が暴走するが、ご意見ご感想があればぜひ議論させていただきたい。
思考力を四次元で表現する
思考力は思考空間・思考時間・思考速度の3軸の掛け合わせだと勝手に理解している。(これは数年前にどこかで読んだ気がするのだが、出典が分からず困っている。誰かご存知あれば教えていただきたい。)
①思考空間
②思考時間
③思考速度
誰かと話して、頭の回転が早いな感じることがある。その人は思考速度が早いのだと解釈している。引き出しが多く話に奥行きが感じられる場合は思考空間が広いと。一つの問題を深く長く追及している場合は思考時間が長いと、おおよそこのように捉えている。頭の良さというと思考速度が取り上げられがちだが、思考空間が広く、思考時間が長いと人としての面白さが一段と増す。
この思考力の3軸は自分の思考方法の癖や偏りを顧みるときに分かりやすいのでよく使う。
つまらなさの諸悪の根源
では、なぜ前回のnoteはつまらないと感じてしまったのか?皆さんからいただいたコメントを読むと、「成長速度」に言及する感想が多かった。そこが喉に刺さった小骨のように心に引っかかる。
成長速度というのは、ある成長地点まで達成する速度。しかし、思考速度は思考力の1軸でしかない。思考速度偏重な文章はどうも寂しい。前回のnoteを見返すと、凡庸なビジネス本の目次のように見える。ありきたりな到達ポイントにただ早く到達しただけのつまらない文章・人に見えてしまったわけだ。
これからはより一層思考空間の方にフォーカスして、考え方として目新しい・ユニークな内省ができるように注力したい。