#25【23/24 セリエA第10節】ユベントス×ベローナ
◆ユーベは3-5-2。ブラホ先発復帰。その他は前節と同じ。ミリクベンチのケーン先発。好調なだけに結果が欲しい。
◆ベローナは3-4-1-2。ユーベが持つ展開が予想されるが、耐えれるか。
◆ユーベはルガーニ+ブレーメルでビルドアップ。ガッティは右サイドバック化。これはミラン戦と同じ。相手のトップしたら脇までは簡単に運べるがその後どこから崩すか。
◆ユーベ右サイドのいい形。ガッティが持った時にウェアが下がるマッケニーが裏抜けする。マッケニーが裏抜けすると見せかけて下がり、ウェアがワンツーで裏抜け。右サイドだけで崩せそう。
◆ルガーニのクサビが効いてる。
◆9分マッケニーとポジションチェンジで中に入ったウェアがいい形で受けて左に展開。コスティッチからのブラホ、ウェア、ガッティ。シュートは枠には入らなかったが、形はいい。
◆14分ケーンの個人技から先制点かと思われたがオフサイドで取り消し。ただディフェンスを3枚抜いてからの豪快なフィニッシュは好調さが伺える。
◆ユーベの左サイドはルガーニが上がらないのでコスティッチとラビオの連携か、ケーンが左に流れての個人技。流れの中からコスティッチが何本かいいクロスを供給。
◆ブラホがディフェンスを引き連れつつ下がってケーンと相手を一対一にする形。質的優位。
◆ベローナはフォワードがガッティ、ルガーニを引き連れて下がり、ワンタッチで落として裏狙い。
◆前半終了。ユーベは珍しくシュートが多い展開だったが決めきれず。ベローナも惜しいシュートが何本かあり、一発がありそうな予感も。
◆後半からウェア→ミレッティ。怪我が戦術的な理由かはわからない。右サイドの連携も前半途中までは上手くいっていたが、段々と攻め方がバレて対策されていた印象。
◆コスティッチがコンディション良さそう。ミラン戦はクロスが相手に当たりまくっていたが、今日はほぼ当たらない。
◆58分ケーンまたしてもVARでゴール取り消し。ただマッケニーのクロスからの精度高い。
◆60分コスティッチ→カンビアーゾ、ケーン→キエーザ。
◆68分キエーザ決定機。ロカテッリのスルーパスからまたもマッケニーのクロス。
◆ヴラホビッチ→ミリク。ルガーニ→イルティズ。4-3-3でイルティズが右ウイング気味。マッケニーが右サイドバック気味。
◆91分イルティズの決定機。決めてたらヒーロー。
◆92分ミレッティの惜しいミドル。イルティズに触発されたか、自分で決める強い意志が感じられる突破とシュート。
◆96分カンビアーゾ!!!ミレッティが単純にクロスを放るのではなく右サイドのガッティに展開。クロスからミリクのロナウドばりの打点の高いヘッド。こぼれ球に詰めていたカンビアーゾ。ユーベらしい土壇場の得点。
◆1-0で試合終了。ユーベは暫定ながら1,183日ぶりに首位。トリノダービーではガッティ、ミラノ戦ではロカテッリ、今節はカンビアーゾ。毎試合ヒーローが現れるのはチームの雰囲気がいい証拠。幻の2発を決めたケーンは本格覚醒を予感させる。
◆4発決められたサッスオーロ戦以降失点0。ブレーメル抜群の安定感。ダニーロ離脱後もルガーニが穴を埋める。ガッティもサッスオーロ戦以降逞しさを増す。昨年から守備に比重を置いて確実に失点は抑えられている。
◆順位の一番上にいることはやはり格別。だがユーベはそれが当たり前のクラブ。厳しい戦いが続くがピッチ外の問題に振り回されずに今後も勝利を重ねて欲しい!