そこらへんの大学生が離島で生活してみた話~西表島編①~
少しずつ春が近づいてきました。
来月、貯めてたJALの学生マイルを使ってどこに行こうかな~と考えているrikuです。
大学4年生の夏休みと年末年始に離島でアルバイトをしながら生活をしていました。今回はそのキッカケとなった西表島旅についてお話しします。
これまでの中長期離島滞在歴
沖縄
・西表島(2020年、2021年に1回ずつ計6日間)
東京
・式根島(2021年8月から1ヶ月程度)
・伊豆大島(2021年末から2022年始にかけて3週間程度)
「旅」に対する価値観が変わった日
初めての西表島訪問は2020年12月のことでした。よくある話だと思うんですが、行くまではイリオモテヤマネコがいることくらいしか知識がなかったです。(笑)
最初は予算的にいけるかな~とか、冬に行ってもな~とは思っていたのですが、振り返ってみると結果的にこの西表島訪問が僕の「旅」に対する価値観、楽しみ方を大きく変えることになりました。
転機となったのは初日の夜でした。
歯ブラシを忘れたことに気づき、宿舎の受付に買いに行くことに。受付と同じフロアに宿泊者共用のテーブルがあり、数名がお酒を飲みながら談笑していました。
歯ブラシだけ買って部屋に戻るつもりでしたが、参加者の1人に
「歯ブラシかったついでに飲んでいかない?」とお誘いをいただき急遽参加させていただきました。
そこで行なわれていたのは、ただの談笑ではなく「ゆんたく」というものでした。
ゆんたく=沖縄の方言で「おしゃべり」、民宿などで宿泊者どうしがお酒を飲みながらワイワイ話す。
参加者はほとんどが自分よりも年上の方でしたが、男女問わずこれまで様々な場所に足を運んできた旅人たちでした。
席に座ると、ウェルカムドリンクと言わんばかりに泡盛が出てきました。なんていう名前だったかな。。それにしても、さすが沖縄!
数ヶ月に一回八重山に足を運ぶ専業主婦や、船舶免許を取るために滞在してる若者など異色な人たちの話をつまみに酒が進む。。。
初めてのゆんたくを通して感じたことは、
旅先で他の旅人や現地住民と話すことの面白さ。
出身も年齢もバラバラな人たちが、日本の南端(ほぼ台湾)で話すってとても貴重な経験だと思うんです。
ましてや、インターネットやSNSに加えて、コロナ禍でのリモートコミュニケーションなどオンライン上で簡単につながることができるようになった現代社会では尚更。
結局日付跨ぐくらいまで飲んでその日は解散。
後日、参加者の1人から西表島近郊で釣ったブリが送られてきました。
この旅で、ゆんたくに参加した経験がその後の価値観や考え方を大きく変えてくれたな~って今になって思います。
次回は、その翌年の夏に再度西表島に行ったときの話について!