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【第11回 聞いとKEY! / 西崎健人編】あの日、あの時、あの場所で。(ソーセージもあるよ)

徳島の本音を伝えるプロジェクト、Radio Journey Tokushima 『聞いとKEY!』ラジオのキーナンバーである記念すべき11回目のゲストは、三好市池田で複数の宿を運営しているオウライ株式会社の西﨑建人さん。通称ザッキー。

2014年より、東京から三好市池田町にやってきたザッキーは、キッチンカーや居酒屋、宿泊施設などを次々に事業を展開させ、2017年にオウライ株式会社を創業。現在は宿泊施設3つ(heso camp4S STAYheso house)と飲食店heso salonの運営など、幅広い活動を展開している。

ラジオ発起人の高橋と神先とは、ザッキーが徳島にやってきたときからの付き合いがあった。今回のラジオでは、昔を振り返りながら、池田の夜をはしご酒。いわば同窓会のような、楽しい内容になった。

すれ違う人やお店の人、その場のお客さんとだいたい顔なじみになっているザッキーの姿から、長く住みながらしっかりと地域と関わってきたからこそ、培われてきた信頼が感じられた。彼が町に愛されているなと感じる瞬間がたくさんあり、10年の月日を感じつつ、刺激を受けた一夜となった。

(今回の文章の担当:神先)

ラジオはこちら↓
【第11回 聞いとKEY! / 西崎健人編】あの日、あの時、あの場所で。
(ソーセージもあるよ)

〜ハイライト〜

1.「初めて来た日が移住した日っていう」(0:09:47~)

2.「気づいたら9年いるから、そろそろ移住として認めてもいいのかな」(0:10:20~)
3.「(都会も地方も)どっちも一緒なのよ。東京・大阪にいても気が合う人としか付き合わないよね」(0:18:38~) 
4.「人が人を惹きつける力というか、ポテンシャルがすごいなと思って」(0:21:54~)
5.「9年前の神ちゃんに戻ったんじゃない?(笑)」(0:25:43~)
6.「いや僕ら別に仲良くないんで(笑)」(0:26:40~) 
7.「悩みはたくさんあるよ。それは徳島だから、四国だから、西日本だから、東京だからって関係ないって思ってる」(0:45:43~)
8.「その1個1個を潰していくしかないよねって」(0:46:17~)
9.「どうにかする!って自分でやってくしかないのよ」(0:50:10~) 
10.「見通しがあるから行こうというよりは、見通しもクソもなくて」(0:50:51~)


今回の旅の記録

15:30 集合場所が二転三転しながらグダグダのスタート……
歩きながらマニアックな土地情報を教えてもらう
ザッキーの車に乗り、運営している施設巡り
2022年にオープンしたワーケーションや中長期滞在向けの宿『heso house』を見学。
共有スペース。
こちらは2021年にオープンした古民家を活用したドミトリータイプのステイ&ワーキング施設『heso camp』。
ドミトリータイプの宿泊施設になっている。
正面から撮影。貸出用の自転車やBBQ設備も充実。
反対側にはワーキングスペースも完備。空調に難ありらしく、滞在は過ごしやすい春や秋がおすすめ。
つづいて、阿波池田本町通りにある『4S STAY』へ。築120年以上の町屋をリノベーションした宿泊施設で、1日2組限定の貸切宿となっている。
最大7名まで泊まれる広々とした部屋。
ゆっくりとくつろげるリビングスペースも!
裏には旧吉田家住宅が。もともとこの建物は、高橋さんが設計して町家をリノベーションした「スペースきせる」というシェアカフェとそこを運営していたNPOのオフィスがあった場所。みんなで集まっていた思い出深い場所でもある。
最後に阿波池田駅前にある『4S STAY』と『heso salon』へ。
「4S STAY」はJR四国の施設で、委託管理運営しているのがオウライ株式会社。
電車のシートの座席がユニーク。
この日は定休日だったので、ゆったり過ごさせてもらった。
ドアノブにも電車の名残が。
気になるメニューが!!
フードは地場のものを中心に。祖谷といえば岩豆腐やぼけ揚げ、ジビエ!
『4S STAY』の客室へ。
阿波池田本町通りの方とは打って変わって、座敷でカジュアルに寝泊りできる。
池田のアーケード街を一望できる部屋。阿波おどりの時期は特等席に!!
世界中から人がやってきている!
17:30 施設を見せてもらった後は、お待ちかねのはしご酒へ出発!
1件目はオープンして1週間の新しい居酒屋『源八』
あとからどんどんとお客さんが入っていき、あっという間に満席に。
よだれ鶏のピリ辛サラダ
どれも美味しかった!
次は交流施設の『MINDE』内にある『味どころ 米舞(まいまい)』へ
店主を務めるのは、明治に創業、地元酒蔵「三芳菊」さん。
おすすめのお酒を頂きながら収録をスタート
お酒の肴はお惣菜。これもおまかせで。
高木ちゃんも合流。
テンションも上がり次のお店へ。
ラストはもんじゃ焼きの『しん』さんへ
慣れた手つきでもんじゃ焼きを焼く関西人
めちゃ美味しかったです。飲んで食べてたくさんしゃべった楽しいはしご酒となりました。ザッキー、忙しい中、本当にありがとうございました!

収録を終えて / 西崎 健人 さんより

あの日、あの時、あの場所で。(ソーセージもあるよ)

この10年を振り返った夜でした。普段ゆっくりと徳島生活を振り返ることがないので、同窓会をしている感じです。楽しかったと思います!(たぶん。飲みすぎました)

収録を終えて / 参加メンバーより

高橋利明

第11回の「聞いとKEY!」を終えて、、、11回目という記念の回(何が?)にゲストがザッキーになると誰が思っただろうか?しかも、はしご酒収録。徳島は広い、、、、そう!広いっ!!代行だとえげつない金額になる距離に住んでいる僕は飲まなかったのである。「のである」って「ノンアル」みたいで書いてて腹が立ってきた!!とてもすごく本当に飲みたかった。美味しいご飯と楽しい話と。しかし真面目な僕は翌日早朝から仕事のため飲まなかったのである。いや、また「のである」がでてきて、やっぱ「ノンアル」みたいやなーと。そんなことはどうでも、、、、よくなくて、、、、泣き。

10年お互いそれぞれの土地で活動してきたからこそのこの回を聞いて、みんなにも今目の前にいる人達との10年後を考えてもらうきっかけになればと。

神先岳史

前回のRJTを聞いたときに(僕は不参加)関係性のある中での会話が聞いてて心地よかったので、今回は僕と高橋さんとの関係が濃いザッキーにお声がけさせてもらいました。結果、ただの同窓会っぽい感じで終始楽しい飲み会になってしまいましたが、それぞれの生き様を長年みてきてるからこその、深い話もできたように思います。(あまり覚えてませんが)
常に目の前のことや自分に巡ってきたものに対して、真摯に向き合うザッキーの姿はかっこいいし、だからこそ、そんな姿を見てきた池田の人たちに愛されてるんだろうなと思いました。
今後の展開も楽しみですし、個人的にも刺激になり、ほんとに楽しいはしご酒でした。忙しい中で、楽しく付き合ってくれたザッキー、ありがとうございました!

高木晴香

同窓会にお邪魔させてもらったかのような回!「丁寧にソーセージを焼いていた」ってだけでこんなに笑えるっていうのが10年の時を感じさせる…(笑)当時は一生懸命だったからこそ、お互い本気で応援しあってたのだろうけど、月日がたてばそれも笑い話になる。きっと三人とも、今だから笑えること、他にもいっぱいあるよなぁ。きっと私も色々と挫折しながら10年過ごすんだろうなぁとまだ見ぬ未来を想像しました。

今の徳島を作ってくれた先輩の話を聞いて、こんな毎日がきっと未来に地続きに繋がっていることを実感しました。3人の10年前が、今日に繋がっているように。10年後、仲間たちと笑ってお酒飲むのが楽しみ!

谷亜央唯

RJTのキーナンバー、「11」回目のゲストは西崎さん。
仲良くないと言いつつも、池田の町を歩きながら、あーだった!こうだった!と語り合う姿がめちゃくちゃ楽しそうで、自分の10年後に思いをめぐらせる時間でもありました。
3人の中に混ぜてもらって話を聞いてている中で、昔の話はするけど、3人とも「その時」「今」を大事にしているなと感じました。昔話で「懐かしいなぁ」となるのではなくて、10年前から今までが地続きな感じが印象的でした。
今この歳で目標にしたい大人と気の合う仲間に出会えていることにすごく恵まれているなと思います。10年後、あーだこーだと笑って呑んで、また!と言えるように、毎日を積み重ねていきたいです。

direction / 高橋利明

direction / 神先岳史

writing & editing / 髙木晴香

graphic / 岑田安沙美

photo / 谷亜央唯

齋藤 千夏

清水 杏咲


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