社会人の保健室を目指して🏥
リバースジョブビレッジ株式会社の
事業運営の目的としては、、、
「自身が感じている社会の問題を、
自身の経験によって解決したい」です。
私は現在、既卒者・第二新卒者を中心とした20代の就職・転職支援を行うブラッシュアップ・ジャパン(株)でキャリアアドバイザー兼リクルーティングアドバイザーとして働いています。
私も元々既卒者・現職サービス利用者で、新卒者ではないというだけで就職先が少なく、就職活動で苦労したという経験があります。
また、飲食店などの接客やスノーボードのインストラクター、スポーツジムのトレーナーなど、人と接したり、何かを教えることは好きであったことから、縁があってブラッシュアップ・ジャパン(株)に入社し、これまで約20年間で、累計8000人を超える方の就職・転職サポートをしてきました。
この20年間で変化したこととして、少子高齢化により新卒採用枠の増加や、既卒者も新卒枠を受験できるようになったこと、転職が社会に広く受け入れられるようになってきており、既卒者中心だった支援が、第二新卒者や3年以上社会人経験がある20代キャリアにも広がってきたこと。
また、もう一つ大きな変化として、
「メンタル不調になる方が増えたこと」です。
メンタル不調になる方が増えた要因は様々ありますが、業務のIT・DX化により関わる業務の幅が広がり、使用ツールの理解も含めて、複雑な業務になっていること。
終身からジョブ型に雇用が、ピラミッド型から文鎮型に組織が切り替わる中で、これまでよりも早い段階で一般社員と同等の難易度・量・責任の業務を行わなければいけないこと。
もちろん昔に比べて若者のメンタルタフネスが少し下がっていることにも起因しています。
日本の人口が急激に減少する中で、今後の日本の将来を担う若者が、メンタル不調により、成長・活躍の機会を失ってしまうことは、若者にとっても日本経済にとっても大きな損失であると思っています。
一方で、メンタル不調になった方たちが環境や考え方を変えたり、休養の後に復職して会社で成長・活躍している姿や、10年以上継続して勤務し続けている姿も目の当たりにし、少しのきっかけで好転させられるとも思っています。
若者のメンタルヘルスを良い状態に維持したり、メンタル不調を予防すること、また適応障害などの比較的軽度のメンタル不調からの復職支援を、これまでの20代就職・転職のサポート経験を活かして行うのがリバースジョブビレッジの事業内容です。
相談することによって気持ちがスッキリしたり、フラッと立ち寄って元気になって戻っていく「社会人の保健室」のような存在になっていきたいと思います。