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親に向いてないけど│絶対に子どもを産まないと決めた友人の言葉

もう5年以上経つだろうか。
中学時代の友人がTwitterで呟いてて"一生忘れない"と思った言葉がある。
そしてこの言葉で私は絶対に子どもを産まないと決意したのだ。

自分は母親に向いてないなといつも思うけど、
子どもたちからしたらお母さんは私しかいないんだよな


昨日、インフルエンザ予防接種を打ちに行った。

会社の保険適用の病院がたまたま小児科だった。
たくさんの親子が診察に来ていた。

待合室で絵本の読み聞かせをしている親子と隣になった。

ママさんの優しく柔らかい声、絵本の登場人物になりきって子どもを楽しませようとしている。

日頃のストレスで私の心が疲弊していたのかもしれない。
そのママさんの声だけで泣きそうになった。

だが読み聞かせが終わると、すぐママさんは通常運転になった。
めちゃくちゃ子どもに言葉を荒げて注意し始めたのだ。
さっきまでの聖母のようなママさんはどこに行ってしまったんだ。

ママって色んな顔があるんだな。
そりゃ疲れるよな。



始めの言葉を呟いた本人は、今や3児の母だ。
そんなことを書いたことさえ忘れているかもしれない。

だけど、向いていなくてもやめられないのが育児だ。
仕事や趣味とは違う。

私が子どもを苦手なせいもあるかもしれない。

今まで「無理だ!続けられん!」と思ったことをすぐに辞めてきた私からすると、その現実はとてもじゃないけど耐えられない。
それに本当に投げ出して、子どもに悲しい傷を与えかねない。

だから私は子どもを産まないと決めたのだ。

もちろん息抜きや気持ちを軽くする方法はあるだろう。

それがあるとわかっていても、今はまだ子どもを産みたいという気持ちにはならない。

いつか心から"産みたい"と思う時が来るのだろうか。

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留未川純🦄RJ
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