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洋服のオーダーメイド

一度着たらやみつきになる仕立て服


既製服のサイズが
なかなか
合わない人もいると思う。

たとえば男性なら
肩や首に筋肉がついていて
袖回りや首回りが
きつくなるひと。

女性なら
ボディは細いが
胸が大きいので
MなのにLを
買わなければ
ならなくなるひと。

セミオーダーでいいから
シャツやブラウスを採寸して
仕立ててもらった服を
着てみたら
その快適さに驚く。

ブランドの洋服もいいけど
オーダーメイドの服の方が
はるかに重宝するのだ。

なぜこんなことを
言うのかというと・・
いつも母上さまに
洋服を
作ってもらっていたからだ。

子供の頃から
可愛い服を作って
着せてもらっていた。

ところが
子供には何も分からないから
みんなが着ている
既製服がうらやましかったのだ。

なんておバカさんだったんだろう。
なんてシアワセ者だったんだろう。

大人になってからは
やっと有難味が分かってきた。

採寸をして
仮縫いをして
自分のカラダに合った洋服を
作ってもらって

それを着ることの素晴らしさを!

そのフィット感はすごかった。


当たり前のことだけれど
身体を動かしても
全く楽で・・
大げさに言うと
着ていないみたいなのだ。

特に肩回りと
腕の稼働が
めちゃくちゃ楽だった。

ブラウスもスカートも
ワンピースもスーツもコートも・・
たくさん作ってもらった。

生地を一緒に買いに行き
デザインを考えて
こんな感じにと
お願いして
作ってもらってもいた。

結婚の時は
ウエディングドレスのデザインをして
母上さまに
縫い上げてもらった。

人生の中で
最も素晴らしいドレスだった。

既製服も
それなりに
ステキなものがあるけれど
心のこもった
洋服には到底かなわない。

洋服を作ってくれていた
母上さまは
もう亡くなっていない。
形見の服を
大切にしていこうと思う。

母上さまが
作ってくれた型紙が
出てきたので
自分でもつくってみようと
思っているところだ。

おそらく
私の技量では
スカートを作るぐらいが
精一杯だろうが。



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