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ゴキゲンな馬とフキゲンな馬vol.4
フキゲンな馬の顔が並んでいる
VOL.3からのつづきです。
投稿が遅れてすいません💦
とうとう乗馬クラブに入会することに。
乗馬クラブには毎週末、主人と通った。
時間を捻出するのに、少し苦労した。
週末は乗馬以外何も考えられなかった。
なにかを始めるといつもそうだが・・
「さる」になって一生懸命繰り返す。
そうしないと上達は難しいからだ。
クラブにレッスンの時間に遅れないよう
行くだけでも、遠いので大変だった。
車で40分ぐらいの距離だ。
到着後、「本日の馬」を確認して・・
どんな馬なのかを紹介文を読んで調べる。
性格や体格を知っておいた方が良いから。
気性が荒い馬なら、「よしよし」と肩を
たたいてなだめなければならない。
馬は「ほめて 伸びる」タイプらしい。
まあ人間もそうだし、どの動物もそうだ。
その後、トイレに行ったり水分補給をして
装備を整える。
冬なのに意外と汗をかくので驚いた。
それは馬の体温だったり、意外に筋肉を
使っているからだと思う。
レッスンが終わるとクタクタになっていた。
帰りはいつも服を着替えて帰った。
クラブに行き始めてから、気になることが
あった。
その気持ちはココロに暗雲をもたらすので
少し気が重たくなった。
厩舎に、たくさんの馬が並んでいるのだが
みーんなフキゲンな顔をしていることだ。
「ゴキゲンな馬に乗りたいな」
そう思うようになった。
👧「乗馬クラブの馬ってかわいそうだね」
👦「みんな機嫌が悪そうだね」
主人もそう思っていたらしい。
正直、そう思うとモチベーション低下だ。
練習しているがウマくいかなくなった。
気を取り直し、5級ライセンスへGO!
せっかく高いお勉強代を払っているので
仕切り直して頑張ることにした。
「外乗」が出来るようになることが目的
で、「障害」や「馬術競技」が目的では
ない。
馬のことを少しでも勉強して知識を得て
なれ親しむことができて・・
「すすめ」「とまれ」「はしれ」などの
コミュニケーションが出来ればOKだ。
馬の機嫌の良しあしも見て取れるように。
馬が機嫌が悪い時は、耳が後ろを向く。
イライラして首を振っている時もある。
レッスンの前に機嫌が悪いと・・
曳いている時に「ヒヒーン」と両前足を
あげて少し暴れる時がある。
曳いても進んでくれず、困った時もあった。
止まったまま進まず、泣きそうになった。
「何かちょうだい」とか欲求があるときは
前足で地面を搔いている。
「にんじん💛ちょうだい」のときは
やはり前足で地面を掻く。
もともと馬はお茶目でカワイイ性格だ。
おだやかで、人なつっこいものなのだ。
いたずら好きで帽子を取ったりもする。
乗馬クラブの馬はかわいそう。
事故がないように・・
レッスンは遊びじゃないと躾けられている。
トレーナーのことを恐れているのが分かる。
躾けていないと、初心者の言うことを聞かず
収拾がつかなくなってしまう。
何だか複雑な気持ちになった。
それでもライセンスを取るためにわたしらは
毎週でかけて練習しなければならなかった。
VOL.5へつづく しばらくお待ち下さいませ。