誰もが陥る「私」という人生ゲーム③
「私」はどこにいますか?
心ですか?心はどこにありますか?心臓ですか?心臓は「私」ですか?
「脳」が私ですか?
体に指示、命令しているのが私ですか?
爪や髪はあなたが伸ばしているのですか?
・・脳は私ではありません。
「体」が私ですか?
手は私ですか?足が私ですか?内臓が私ですか?
こうして考えてみると、私と思い込んでいる「私」という明確なものはどこにもない。
感情や考えは「私」なのでしょうか?
例えば、「悲しい」と感じている時、「うれしい」時。怒りでいっぱいの時。明確に「これが私です」という実態は感情にはありません。ただのその時々の状態です。
なので、感情は私ではありません。
考えもそれと同じです。人間は次々といろいろなことを考えていると思いますが、そのどれもに統一された私はいません。
そして、寝ている時は何も考えていませんよね。「私」はどこにいったのですか?。・・考えは「私」ではありません。
これらのすべてをどこかで認識している「私」とやらは、個体でも個体の中にいるわけではないことがわかります。
では私はどこにいるのでしょうか・・
次回の投稿で書いていこうと思います。