頭の理解でわかったつもりになる自我と、完全崩壊を無意識に防御する反応
理論がわかっているから大丈夫。
自分に持っていないものを持っているかのようにする自我。
本当の愛を知らずに、書店やネットに並ぶ恋愛メソッドを見てそれに照らし合わせている状態と似てる。
理解の上で、頭の中にあるものとは全く違う「それ」。
玉ねぎ(自我)の皮むき。
「私」の中に潜む自我は分厚い。
その奥にあるそれを見れない、見ることがあまりにも恐ろしく、
無意識の防御反応が自我にはある。
今までに築いてきたもの。身についていた、信じてきた信念。
これでもかと向き合ってきたもの。
全部崩れる覚悟のようなものがないと、自我は恐ろしくて「私」を綺麗に着飾り鎧をつけ防御する。
綺麗なマニュアルみたいなものではなく、見るのはそっち。
形でも理解でもなく、それ。
かっこわるい「私」を隠さない、そこにあるもの。
すべて。