誰もが陥る「私」という人生ゲーム⑩
目はリアルなVRゴーグル
なんて完璧な「目」というVRゴーグルを人間は持っているのだろうと。
全部脳内が映し出されている世界。
自分しかいない、自分もいないのに、
なんでこんなことをしているのか。
疲れる (ゲームを延々としている疲れ・・)
ことがある。
VRゴーグルで見ているのは、
そのゴーグル内にあるシステムが見せている仮想現実。
あたかも目の前に広がっているように、その世界があるし、
その中に自分がいるように見えるけれど、本当はそこに何も起こってはいないし、自分もいない。
そのことを理解している(ゴーグルをつけていることを知っている)自分もいる。
人間の目も同じこと。
脳内が現実として、その世界が自分の目の前にあるかのように見ている。
だけだ。
日々の生活の中で、理不尽なことが起こったりする。
(私的なことながら、今、仕事上でまさにそれが起こった)
ノンデュアリティでいうところの、
何も起こっていない、私はいない、
それはそれで、そうであるのはそうだ(笑)
わかっているけれど、
映画の主人公についなってしまうのもそうだ(笑)
すべてはパーフェクト。
「私(誰もが持っている私)」が見えてるこの世界は、完璧だからどうしようもない。
出来事が勝手に起こる。
時にその出来事の主人公になり、感情が湧く。
その感情をどうにかしようとする。(ことが起こることもある)
でもそれを誰も起こせない。
私は思考の産物。
おかしくなるくらい、じぶんは本当はいない。