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RIZAPのエンジニアが、DroidKaigi 2024 に参加! 【現場レポート】

みなさんこんにちは、RIZAPテクノロジーズの佐藤(バックエンドエンジニア)と彌永(Androidエンジニア)です。先日、新卒1年目のエンジニアとしてDroidKaigiに参加してきました。ちなみにRIZAPグループはこれまでもカンファレンス協賛をしていますが、私たちは今回が初参加となります。

DroidKaigiは、Android開発者が一堂に会する日本最大級のカンファレンスであり、エンジニアとして成長するための絶好の場でもあります。業界の最前線で活躍するプロフェッショナルと交流し、最新の技術動向を学ぶことができるイベントであり、初参加の私たちにとって非常に貴重な経験となりました。
本ブログでは、DroidKaigiの当日の様子や講演内容、ブースでの体験、懇親会での交流など、私たちが感じたことや学んだことを共有していきます。新卒1年目のエンジニアがカンファレンスをどのように通じて成長できるのか、ぜひご覧ください!

本番当日到着後、会場の様子

本番当日、会場に到着すると既に活気に満ちた雰囲気が広がっていました。カンファレンスが始まる前ではありましたが、他社のブースの準備も着々と進んでおり、企業どうしのコミュニケーションも活発でした。

私たちもブースの準備中に「RIZAPの方々ですね!iOSDC(2024/08/22〜2024/08/24開催)で隣のブースでした!今回もよろしくお願いします!」と声をかけていただく機会がありました。技術カンファレンスの参加を通して業界内でのリレーションシップを深められていることを実感した瞬間でした。

スポンサー企業として、一般的に知られるIT企業はもちろん、自動車業界や建設業界など、弊社同様にIT業界以外の企業も数多く参加しており、Android開発をはじめとして色々な方のエンジニアリングによって世の中が支えられていることを改めて感じました。

講演中の様子

講演中、弊社の開発経験についても改めて考える機会がありました。以前、弊社ではFlutterを使用してAndroidアプリを開発していましたが、ヘルスウォッチや体組成計などの外部デバイスとBluetooth接続を行う際に、ネイティブ言語の方が効率的であることが分かり、現在はネイティブ言語に移行しています。chocoZAPのサービス改善のため、日々アップグレードを重ねていますが、プログラミング言語にもそれぞれ課題があり、最適化のためには常に改善が必要だと感じています。

講演を通じて、サービスや言語に限らず、技術の変化に適応し続けなければ生き残ることは難しいと強く実感しました。そして、先人の皆さんが、いかにより良いものを作り出そうと変化に順応されてこられたのかを思い知らされました。弊社のchocoZAPも、ユーザーに価値を提供できるよう、常に進化させていきたいと感じました。また、エンジニアとして、自分のスキルを日々アップグレードしていくことを忘れずに精進していきたいです。

ブースの様子

当日は、RIZAPグループも企業ブースを出していました。

コンテンツとして「実際にchocoZAPアプリで使われている技術スタックに何かしらの関係性があればパネルの該当箇所にシール貼ってもらうアンケート」と「参加者のエンジニア経歴や働く上で大事にされている観点などをフォームで回答してもらうアンケート」を実施していました。

パネルアンケートに回答してくださった方には「万歩計」を、フォームアンケートに回答してくださった方には「chocoZAP秋キット(ブランケット、充電式ネックウォーマー)」をノベルティとして配布していました(いずれかに回答してくださった方には「ちょこちゃんバッグ」を配布していました)。

新卒メンバーはパネルを持つ係をメインに担当していたということもあり、参加者と会話させていただく機会が豊富にありました。
話の中で自身が新卒であることを伝えると、「経験が浅い段階からでもこういった技術カンファレンスに参加させてもらえるということは、非常に幸せなことだ。いっぱい成長してください!」といったようなエールを送っていただくこともありました!

しかしながら、Kotlinについてはよく知らなかったため、技術にちなんだ質問を頂いても先輩社員に頼らざるを得ない状況が何度かありました。まだAndroid初学者であるとはいえ、自身の経験や知識がまだまだ浅いことを悔しく思いました。来年こそはAndroid(Kotlin)に詳しいエンジニアの一人として参加したい所存です。

カンファレンスの大半は自社ブースに滞在していた私たちですが、タイミングを見計らって他社ブースに伺うこともあったので、そちらについても触れていきます。

各ブースでは、(私たちも含め)多くのエンジニアがさまざまな技術スタックに対しとても関心を持っていたこともあり、その技術を採用した背景等を深掘りする様子が見られました。

他社ブースで実施しているコンテンツには、多種多様で興味深いものが多くありました。中でも、DeNAさんがやっていた「コードクロスワード」が特に印象的でした。Kotlinの知識がほとんどない新卒エンジニア2人で問題に挑戦してみました。現場社員の方からヒントをもらう機会は頻繁にありましたが、全問解答することができたので良かったです(クリア報酬としてノベルティもいただきました!)。

また、幾つかの企業ブースに伺った際に「RIZAP(chocoZAP)の方ですか?」、「エンジニアの方ですか?」と声をかけてもらえることもあり、そこから会話する機会も多くありました。主に、開発について語ったり、互いのサービス認知についての所感を述べたりしていました。

会場内には、運営側が設置したネイルコーナーやコーヒーの配布といったリラックスできる場が提供されていたので、一息つきながら会場を歩き回ることができました。

懇親会の様子

(当セクションでは佐藤・彌永、それぞれの視点からお送りします。)

<佐藤の感想>

懇親会は年齢やAndroid開発経験の有無に関わらず、気さくにお話しいただく機会がありました。私が現在、主にバックエンド業務を担当していることをお伝えすると、技術スタックに興味を持っていろいろと質問をいただきました。また、RIZAPが最近さまざまなIT関連のイベントやブースに参加していることを聞き、同社がIT業界でも広く認知されつつあることを改めて実感しました。さらに、中途採用や新卒採用に関しても話題となり、1年間で100名のエンジニアを採用した実績についても関心を持たれていました。このような話を聞く中で、エンジニア採用の難しさを再認識するとともに、RIZAPがIT業界への挑戦を着実に進めていることを強く感じました。

<彌永の感想>

多種多様な経歴の方々とざっくばらんに語り合えるチャンスだということで、豪華で美味な食事やビールを堪能しつつ、一人のAndroidエンジニアとしてトークを楽しむことができました。「世代が若ければ若いほど名刺交換よりもX(旧:Twitter)等のSNS交換が主流になりつつある」、「プログラミング言語は異国の方々とのコミュニケーションを円滑に行える共通語でもある」といった興味深いトピックがいくつも飛び交っていました。

その中でも「若いAndroidエンジニアの市場価値はとても高い」というトピックがAndroidエンジニアの卵である私にとって最も印象的でした。こちらはスタートアップ企業の社長が同じテーブルにいた時に話していた内容であり、その際に「専門知識のあるAndroidエンジニアを数人ほど採用したい」、「DroidKaigiには普段はなかなか遭遇できないAndroidエンジニアが集結している」ともおっしゃっていました(その方と同世代の方も共感していました)。

私自身、モバイルエンジニア自体が若い方にも大人気な職種だと認識していたのですが、それはあくまでiOSエンジニアを含めた話であり、Androidエンジニアの占める割合はまだまだ低いとのことでした。言い換えれば「これから着実にスキルや開発経験を身に付けていければ、希少価値の高いエンジニアになれる」ため、私もより一層Androidエンジニアとして精進していこうと考えました。

まとめ

今回初めてカンファレンスに参加し、若手エンジニアが技術カンファレンスなどでハイレベルなベテランエンジニアと交流する重要性を実感しました。
新卒1年目という早い段階から技術カンファレンスに参加することは、早期にエンジニアとしての自己理解を深め、業界のコミュニティの一員になれるチャンスです。そのような機会を作っていただき、大変感謝しています。今後、自身のスキルを磨き、会社に還元できるように邁進したいと考えています。

(了)


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