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RubyWorld Conference 2024に参加しました!

みなさんこんにちは!RIZAPテクノロジーズのバックエンドエンジニア、佐藤と小林です。先日、新卒1年目のエンジニアとしてRubyWorld Conference 2024に参加してきました。当社はこれまでもカンファレンスへの協賛を行ってきましたが、今回初めて島根に出張という形で参加しました。

RubyWorld Conference 2024は、プログラミング言語「Ruby」の国内最大のビジネスカンファレンスです。Rubyの普及過程と成長を振り返り、Rubyの未来についても考えることができました。カンファレンスでは、先進的な利用事例や最新の技術動向、開発者教育の状況など、さまざまな情報に触れ、「Rubyのエコシステム(生態系)」について深く理解できました。

本ブログでは、当日の様子や講演内容、ブースでの体験、懇親会での交流などを通じて私たちが感じたことや学んだことを共有します。特に、新卒1年目のエンジニアがこのカンファレンスをどのように通じて成長できるのか、その過程をお伝えできればと思います。


本番当日到着後、会場の様子

会場には多くの企業・団体のブースが設置され、参加者が自由に見学できる開放的な雰囲気でした。特に印象的だったのは、松江の専門学校が授業の一環としてRubyWorld Conference 2024に参加し、Rubyを必修科目として採用していることです。このような取り組みが地域に根付いていることを知り、大変貴重な経験となりました。学生にもRubyが広く学ばれていることは、エンジニアリング業界の未来に大きな可能性を与えているなと感じました。

また、当イベントには、IT業界にとどまらず、多様な業界から多くの方々が参加されていました。普段接点の少ない業界の方との交流は、視野を大きく広げてくれます。エンジニアとしての成長にも重要な機会だと実感しました。

最も印象的だったのは、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさん(Matz)が会場内を歩き回り、参加者と自然に交流している姿でした。まつもとさんは非常にフランクで、親しみやすい雰囲気でした。私たちも直接お話しする機会があり『プロを目指す人のためのRuby入門』という技術書にサインを頂くことができました。Rubyを学び活用している私たちにとって、この直筆サインは大切な思い出となりました。

スポンサーセッション

今回、新卒2年目でバックエンドエンジニアをしている高城がスポンサーセッションを実施いたしました。

セッションでは、最近開発された「店舗温度管理システム」および、それに伴う「エアコン自動操作」の話題が取り上げられました。特に、使用するSaaSのSDKに苦労したエピソードや、実際に店舗に導入した際の感動的な瞬間など、無人店舗ならではのタスクに関する話を発表させていただきました。

講演中の様子

オープニングの挨拶は、島根県・松江の地域性を大切にした温かい雰囲気でした。地元開催ならではの特徴として、地域の方々が積極的に参加され、参加者が一体となってイベントを楽しんでいる様子が印象的でした。親しみやすいローカルな雰囲気でリラックスして参加できました。

松江市長からの挨拶もありました。市長は松江市全体でRubyWorld Conference 2024を盛り上げていきたいという熱意あふれる言葉を述べられ、地域一丸となってイベントを支援する強い決意が伝わってきました。こうしたイベントの盛況も、地域の方のサポートのおかげです。

技術的な講演も充実していましたが、特にビジネスに焦点を当てた講演が印象に残りました。新卒エンジニアとして技術面での学びはまだ途上ですが、Rubyのビジネス活用事例やエンジニアリングチームのマネジメントなど、実務に直結する内容から多くの学びを得ることができました。技術とビジネスの両面から学ぶことの大切さを実感し、今後のキャリアに活かしていきたいと思います。

ブース出展を通して

当社はこれまで多数のカンファレンスに参加し、ブース出展をしてきましたが、RubyWorld Conferenceでの出展は初の試みでした。

ブースでは、アンケートに答えていただいた参加者に、chcoZAPの2023年秋の入会特典キットを配布しました。

また、chocoZAPのシステム構成についてパネルを使って紹介し、参加者に向けて説明を行いました。特に、マイクロサービスアーキテクチャを採用することによるシステム管理のしやすさや、一意性を保つ方法について詳しく説明しました。参加者から多くの質問を受け、その場で直接お答えすることで、より深く理解いただけたのではないかなと思います。

さらに、高専生や大学生といった学生の参加者も多く、学生向けの企業説明や就職活動のアドバイスも行いました。将来のエンジニアたちに向けて、自社の魅力や仕事の内容を伝える良い機会となりました。

参加者との交流が深まり、貴重な経験を得ることができました。この経験を今後のサービス改善に活かしていきたいと考えています。

レセプションパーティー

カンファレンスの後には懇親会が開催され、リラックスした雰囲気で参加者同士が交流しました。懇親会では、技術的な話題だけでなく、キャリアや仕事の進め方についても自由に話すことができました。経験豊富なエンジニアたちの貴重なアドバイスを頂けました。

懇親会ではエンジニアだけでなく、非エンジニアの方々とも活発に交流し、新しいつながりを築くことができました。技術的な話題を超えて、ビジネスやサービス開発に関する意見交換もあり、非常に有意義な時間となりました。

懇親会

RubyWorld Conference終了後、 Matzさんをはじめ地元の方と一緒に懇親会を開催させていただきました。

松江工業高等専門学校情報工学科の学生の方々が、2日目の課外授業としてRubyWorld Conferenceに参加していました。懇親会では、普段の学校での授業についてや、RubyWorld Conferenceの歴史に関する話など、さまざまなお話をざっくばらんにすることができ、とても貴重な時間となりました。

また、社内のメンバーとも普段リモートワークが多く、なかなか対面で会う機会がないので、これを機に親睦を深めることができました。カンファレンスを通じて社外の方々だけでなく、社内の交流も活発にできた点が非常に良かったです。

まとめ

今回、RubyWorld Conference 2024に初めて参加しましたが、非常に素晴らしいカンファレンスだったなと思います。エンジニア同士の技術交流が非常に活発で、大変刺激を受けました。

当社はこれまでもさまざまなカンファレンスに参加しており、顔見知りのエンジニアの方々も増えてきています。 RubyWorld Conference で再会できた方も多く、より深い技術的な議論や情報交換ができました。

今回初めての出展ということで、自社の取り組みや技術を多くの方々に知っていただくことができ、非常に有意義な時間を過ごせました。今後もこうした交流を通じて、技術の向上に努めていきたいと感じました。

またRuby World conferenceに参加したいと思います!

運営の皆さま、関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました! 

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