RIZAP が、Kaigi on Rails 2023にも初参戦 !【現場レポート】
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▶︎プロフィール
松永祐生/プロダクト開発統括1部エンジニア
参加者は老若男女。活気に満ちていました!
今回、Kaigi on Rails 2023が開催されたのは、浅草橋駅を降りてすぐにある浅草ヒューリックホールです。メイン会場とサテライト会場があり、初日はざっと見て400人ほどの参加者でにぎわっておりました。
また、セッション中には時折歓声が上がったり笑い声も起きたりと、活気のある雰囲気に満ちていました。
参加者は当初若い人が中心かと思いましたが、実際に訪れてみると老若男女さまざまな方がいらしていたように思います。
各企業の出展ブースもあり、ガチャガチャを実施していたり、コーヒーやノベルティの配布があったりなど、内容も盛りだくさん。
休憩時間も飽きることなく楽しめました。
chocoZAPの開発に生かせそうなセッションも満載
今回、2日間でのべ34の講演(セッション)が行われましたが、Ruby・Railsのコア機能に関するものから、実務におけるパフォーマンス課題までさまざまなセッションがあり、とても興味深い内容が多かったです。
また、RubyKaigiとは違って、業務的なRailsの使い方やRailsに限らない設計、それにAPMに関する話などもあり、chocoZAPの開発に生かせそうな内容も多かったように感じます。
特に今回はhotwireに関するセッションが三つもあり、個人的に使ってみて、よさそうならぜひchocoZAPでもやりたいと感じました。
セッション全体を通じてとてもよかったと思うポイントは、全てのセッションが熟練のエンジニアしか理解できないような内容ではなかったことです。むしろ初心者がぶつかりそうな壁に関する内容もいくつかあり、幅広いレベルの方にとって有意義な時間となっている印象がありました。
初学者に寄り添ったコミュニティは長く栄えていくのだろうなと感じています。
ほかにも面白いセッションがたくさんあったので、ぜひ別記事のセッションレポートもご覧ください。
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エンジニア同士の交流って楽しいですね
過去のカンファレンス同様、われわれRIZAPテクノロジーズはスポンサー企業として参加させていただきましたが、今回は残念ながら抽選に漏れてしまいブース出展は叶いませんでした。
ですが、参加者の皆さまにより深く RIZAPテクノロジーズについて知っていただくための「Drinkup」については、もちろん今回も開催!
これは美味しい食事とお酒を通じて参加者同士が交流する懇親会のことなのですが、当社がカンファレンスに参加する度に毎回主催しているイベントです。おかげさまでたくさんの方にご参加いただき、会場内は盛り上がりを見せていました。
もちろん、僕自身もいろいろな方とお話させていただきました。
とにかく技術力と熱量が高い方が多かったので、すごく刺激を受けました。Drinkupではエディターの話で盛り上がり、vscode派、rubymine派、vim/neovim派で熱い話があり、本当に楽しかったです。
また、同じテーブルについた方に現在われわれRIZAPのエンジニアが抱えている課題や、だからこそチャレンジできることなどについてもお話させていただいたのですが、「面白そう」と興味を持ってくださる方もいました!
これまで開催したDrinkupもそうだったように、今回もさまざまなバックグラウンドを持つ方々にお集まりいただきましたが、技術に関する話題に限らず雑談にも花が咲いたように思います。
僕もSmartHRの社員さんと年末調整の話で盛り上がったりしました。
エンジニア同士のコミュニティの発展に、われわれも微力ながらお手伝いできたのではないかと思います。
おわりに
今回初参戦でしたが、参加していた方々の熱量はとても高く、自分自身もよい刺激を得られました!
会場には、われわれがRubyKaigiに参加したことをご存じの方もいて、それをきっかけにRIZAPの印象が変わったと伺いました。RIZAPでも日々エンジニアが開発を行っていることが少しずつ広がっている気がして、うれしかったです!
とはいえやはりまだ多くの方が「RIZAP=体育会系でハードな組織」というイメージを持たれているように感じたのも事実。
テック企業としてまだまだ認知は低いため、さまざまな方や企業を見習って、今後もより一層、イベントなど発信の機会を増やしていく必要があると痛感しました。
そして個人的には、来年は登壇者として参加できるようもっとRails界隈に関わっていきたいと思っています。その中でRIZAPのことも少しずつ広めていけたら!
とにもかくにも、刺激を受けた2日間でした。運営の皆さま、関わっていただいた皆さま、本当にありがとうございました!