鑑賞日記 vol. 6:ストラディヴァリウス サミット・コンサート2023
5月30日(火)と6月3日(土)に、ストラディヴァリウス サミット・コンサート2023に行ってきました。
ベルリン・フィルのメンバーを中心とした13人の弦楽奏者が有名なクラシック作品を演奏してくれます。チェンバー音楽が大好きな私。久しぶりの来日を楽しみにしていました!
プログラム
5月30日のプログラム
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K. 136(125a)
J. S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』より「四季」 Op. 8
6月3日のプログラム
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K. 136 (125a)
バーバー:弦楽のためのアダージョ Op. 11
グリーグ:組曲『ホルベアの時代より』 Op. 40
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 Op. 48
サミット・コンサートのここが面白い!
総額100億円の楽器たち
このコンサートがすごいのは、演奏者全員がストラディヴァリウスで弾いていること!「ストラヴィヴァリウス=すごく高級なヴァイオリン」、というイメージでしたが、ヴィオラやチェロにもストラディヴァリウスがあるらしく、ヴィオラは世界にも10台ほどしか存在しないようです。
その希少なヴィオラやチェロを管理している「日本ヴァイオリン」という組織から、チェロ2挺とヴィオラ2挺を提供し、今回の奏者さんたちが弾いているとのこと。
自分の楽器じゃない、まあ言えば超高級レンタルしながらコンサートしているってすごいですよね!
そして、ストラディヴァリウスが11台も集まると、100億円規模になるらしい。なんとも(色んな意味で)高級な舞台でした。
演奏者さんが多才!素敵!
今回プログラムAとプログラムBを観に行ったのですが、両方楽しめました!プログラムAはヴィヴァルディなどのバロック音楽が多く、プログラムBはゆったりとした曲が多い。プログラムAではチェロ2人やヴァイオリン2人がソリストとしてfeatureされながらも、プログラムBでは、全員がオーケストラのように一体感を出して演奏。
ソロもできるし、アンサンブルもできるし、各演奏者さんの実力が素人目でも圧倒的なのが分かります。
そして、皆さんイケオジで、こんなおじいちゃんがいたらいいのになぁ~と客席で思いました。(笑)
感想
久しぶりの室内楽コンサート。
弦楽器ってやっぱり素敵。と改めて思いました。
また来日したときは、全プログラム買おうと思います!w