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時空の激闘のフレーバーについて

 ポケポケっす〜 リユルン(@riyulun)です

 さて今回はポケポケにて1/30から開封できるようになった拡張パック「時空の激闘」についてのフレーバー的見どころを紹介していければなと思います

 前回↓


コロトック

 トランスメロディなるワザはXY BREAKシリーズ 「幻・伝説ドリームキラコレクション」収録のメロエッタ以来およそ8年半ぶり

これから8年半も経ったって言われると さすがに
くるものがありますわね

 そもそもトランスメロディの元祖はLEGENDシリーズ「頂上大激突」のコロトック。ここに来て回帰したことになります

6年振り→8年半振りという長いスパンでしか
再登場されないトランスメロディ


カットロトム

 カットロトムは今までに登場した3種すべてでエネルギーをトラッシュするテキストを持っており、ポケポケにも受け継がれた形となりました

カットシフトの影響もあるけど唯一の雷タイプ。
4世代は全部でんき・ゴーストだったので
弱点・抵抗力がゴーストタイプのそれ
ロトモーターデッキの特殊エネルギーメタ担当
ルギアVSTAR+アーケオスデッキの対策
などと謳われていたけど結局使われなかった


ゴウカザルex

 2進化の炎タイプでエネルギーをトラッシュする、というテキスト的にリザードンexの亜種っぽい印象を受けますが それもそのはず

 ゴウカザル、DP最初の頃は大ダメージを出せるポケモンだったのですが 図体が軽いため 普通にエネルギーためて大火力を出すと それっぽくない
 そのため だいえんじょうといったテクニカルな方法で大ダメージを出すフレーバーになったんですよね

 普通に超火力を出すのはリザードンの役割↓

 ただ ポケポケの場合はテクニカルすぎるテキストは避ける印象があります。
 「じゃあどうする?」となった時に ダメージを(ミュウツーexを一撃できないレベルの)140まで下げる代わりに2エネ起動にして逃げエネも0にした

 良く言えば 軽いのと大ダメージのいいとこ取り、
 悪く言ってしまえば どちらかに振り切っていないテキストになったわけです

 そしてこの結果 リザードンexデッキとは違うデッキを回してる感覚になるでしょうね


フローゼル

 ブイゼルの図鑑説明文に「しっぽをスクリューのように回して泳ぐ」記載があり、ジェットスクリューというワザ名は実にそれっぽいのですが
 実は これ元ネタがあります

 そして この大元のカードは「DPtギフトボックス」収録なんですよね 拡張パックとかじゃない

 ポケポケは今までもジムプロモのイラストとかを引用する例があったのですが テキストすら こんなところから引っ張ってくるとは


ビリリダマ

 これまでの ばくはつは自身もきぜつするほどのダメージを負っていました

 ポケポケで それほどまでの反動ダメージは忌避されるのかも、ってのは まだ分かるのですが それにしても10ダメージは少なすぎません?


パチリスex

 どことなくガジェットボルトを思い出させるパチリスex

 ポケスペではデンジさんがパチリスを育てていたからって理由でガジェットテキストが渡された可能性も…無いことは無いですね

 そもそも 時空の激闘のPVに映って 「ポケポケにポケモンのどうぐ参戦!?」って衝撃を与える担当なのかも

 こういうカード1枚あるだけでポケモンのどうぐの印象が強くなりますからね

 (「ガジェットってつくの久しぶりだなぁ」って思ってたけどトレジャーガジェットの存在を忘れてた)


ロトム

 あなたはポケモンのどうぐを使う側であってメタる側ではないでしょ

電化製品に潜り込むって性質を
ポケモンのどうぐを活用するフレーバーに昇華

 でも いたずらをするポケモンだから急に逆になってもおかしくないような?


ヨノワール

 多分ですが イラストとテキストが元のと一致する最初のカード

シャドーボールじゃないよ シャドーホールだよ

 特性:シャドーホールはポケポケ環境のこと考えて元から調整されてそうな気がしますが 単にポケポケではダメカンって単語を使わないから こんなテキストになったのかもしれませんね

 ただし その影響で きぜつ超過の分のダメカンものせられるようになってます

 ワザ:いたみのつぶて は そのまま採用すると強すぎると思われたからかソウルイートなるものになってますが そのソウルイートも元ネタがあります


エムリット

 似たテキストの登場が早すぎる

2024年10月18日発売「超電ブレイカー」収録

 ただ、多分ですが 意識しているのは このエムリットではなくエムリットLV.Xでしょう

「湖の秘密」…ではなく「秘境の叫び」収録

 ゴッドバーストではなくゴッドブラストだし エネルギー全トラッシュのデメリットがあるしで


ギラティナ

 フレーバーというよりイラスト面での話になりますが触れさせてください

 Ptでのやぶれたせかいのイベント、確かにUMAも登場してた…!

 カードはおろか他媒体でも この組み合わせは多分中々無いんじゃないかなぁと気づかされましたね

 また、ギラティナとUMAは(この★版は違うけど)同じイラストレーターが担当しており、繋がりを感じさせます


エルレイドex

 超タイプから闘タイプになるエルレイドですが、ワザ:エナジーブレードは ひょっとしてサイコキネシス要素なのかなぁ?と思ってたり


ラムパルド

 もろはのずつき、最近全然見なくなったなぁと思ったら 初登場の「ギンガの覇道」ぶりなんですね

 ポケモンカードには こういう風に一時期を境に全く見なくなるワザが たまに存在します


ルカリオ

 こちらも★イラストの話を

 エビワラーとカポエラーはいるけどサワムラーがいないのは、彼はベンチ攻撃だから(→ファイティングコーチの対象にならないから)。  
 こだわりを感じるポイントです

 しかし現状ポケポケに登場していないチャーレムもいるのは次のテーマ拡張パックで登場する伏線…!?


グレッグル/ドクロッグ

 来ましたねぇ 進化前と進化後で同じワザなパターン。
 多分ポケポケでは はじめてでしょう


ディアルガex

 パルキアEXのアクアターボ意識してる?

 基本エネルギーを加速するターボドライブターボストライクはあるのですが 特定のタイプのエネルギーを加速する◯◯ターボってワザは 調べた限りでは この2匹だけなのですよ

 そしてまたハイレアのカードイラストの話をしますが、ディアルガの場合は時間だから時計…とかじゃなくて朝陽なんですよね

 時に、1秒は1分を60分割したもの、
 1分は1時間を60分割したもの、
 1時間は1日を24分割したもの、
 そして1日は1年を365分割したもの。

 そして その1年は地球が太陽の周りを1周することが基準。
 つまり私達の時間というものの基準は宇宙なんです

 そんなわけで朝陽が昇る→星が動いていることがよく分かる この構図が じかんポケモンであるディアルガの構図として選ばれたわけなんですよね
 ポケダン探検隊のことを鑑みると特に尊く思えてきます


ポリゴンZ

 なんだコレテキスト

 ポケポケだからできるテキストですよね


ビッパ

 これまでラッタの専売特許だった いかりのまえばが

 しかし本編でも はじめてラッタ系統以外がいかりのまえばを覚えるようになったのはDPから
 そして そのDPではビッパ/ビーダルとパチリスが習得。

 専用わざというアイデンティティを奪ったと言ったら聞こえが悪いですが
 いかりのまえばをはじめて配った相手の1匹がビッパというわけです

 また、BW以降のいかりのまえばは相手の残りHPを10にするものでしたが [半分(切り捨て)]の文言が復活。

 全年齢、つまり幼子もプレイすることを考えて割り算は廃止したのだろうと思えるのですが ポケポケなら計算は機械に任せればいいのでね


スピンロトム

 扇風機とせんぷうを掛けてる?


ずがいの化石

 これまでの化石は5〜6世代に登場した 復元ポケモンを場に出すカードのイラストの再録でした。 たての化石もそうです

 しかし ずがいの化石だけは未登場だった。

 そんな中ポケポケにて ついに観測することができるようになったのです…!


ポケモンのどうぐ

 ↑を見れば分かるように、紙の方と同じテキストが使われています

 博士の研究やモンスターボール、その他サポートは効果が一新されたのに

 ポケモンのどうぐは テキストをそのまま使ってもいいと感じられているのでしょうかね

 いや、グッズでモンスターボールみたいな例外が少ないだけかも
 きずぐすりレッドカードは数が違うだけだしハンドスコープは全く一緒だし

 あと気になるのはゴツゴツメットとラムのみのイラスト。
 前者は9世代の、後者は8世代のイラストが使われているんですよね

 「最強の遺伝子」も「幻のいる島」もイラストの再利用は すべて7世代以前だったところにこれですよ

 ラムのみは まだ「3世代のを使うのはな…」って感覚を抱くので まだ分かります

3世代と8世代のみ登場

 しかしゴツゴツメット。
 5世代と8世代と9世代で登場しているためモンスターボールの例のように7世代が使えないわけですが じゃあ5世代のイラストを使えばいいのでは、と感じるわけです

 ここで考えたのは そもそも8世代以降のが使われない理由は 新しいカード故ポケポケをやっているのに最近のスタンダードレギュレーションとそんなに変わらない→新鮮な感覚を植え付け辛いのでは?ということ

 しかし 現状のポケモンのどうぐは効果が全く同じなので 元々新鮮な感覚を味わい辛い→最新のイラストを利用しようがしまいが そんなに変わらない、って思われたから9世代のイラストを使ったのかもしれません


アカギ

 条件付きのボスの指令 来ましたね

 普通のボスの指令はポケポケだと強いってことを危惧されたのは分かるのですが まさかこんなに早く 条件付きボスの指令が登場するとは
 (他地方フィーチャーのパックが登場した時また別の条件付きボスの指令になる説?)

 で、何故アカギの呼び出し条件が 「ダメージを受けているポケモンを…」というものなのかと言われれば ドンカラス、マニューラexとのシナジー

 ドンカラスは どこでも迎撃できるのでアカギの条件を満たせるようになるし
 マニューラexはアカギで呼んだポケモンならダメージ追加条件を満たせます


ギンガ団のしたっぱ

 悪の組織は妨害テキストが多いですが ギンガ団のしたっぱはそうじゃない

 (そんなこと言ったらサカキもそうだが サカキはジムリーダーとして、って体があるし)

 そして悪の組織→妨害というフレーバーに囚われれば囚われるほど出てこないテキスト。
 幹部のエースポケモンの進化前でありながら シナリオ中何度も繰り出してくるのでギンガ団のしたっぱっぽいんですよね

 (ただこのテキスト、一応差別化できるけどモンスターボールと比べてわざわざサポート権使うほどかと思っちゃう)


シロナ

 似たような効果のサポートにはカツラがありました。しかし こちらは上昇幅「50」です 
 そんなに出していいのでしょうか?

 まぁ その話はフレーバーの話ではないので深掘りしませんが、
 ガブリアスもトゲキッスも2進化だからなのかもしれません

 ミカルゲやロズレイド、ルカリオにトリトドンも「時空の激闘」に入っているのに効果を受けられないのは2進化ではないから


デンジ

 エネルギーゾーンからではなくトラッシュから

 恐らくレントラーのテキストに合わせてだと思われます

 エレキブルにも適応しますが、そのエレキブルにエネルギーゾーンから貼ると強すぎるってのもありそう


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 と、いったところで今回の記事はここまで

 前回とは異なり広く浅くって感じのスタイルでしたが 楽しんでもらえたなら嬉しいです

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