見出し画像

めざめるパワーについて

 クワっす〜 リユルン(@riyulun)です

 今回は、めざめるパワーなる技について書き記していきます

 前置きが長いのもあれなんで 早速本編参りますね


目次

 ・登場〜威力固定、そして消滅まで

 ・テラバーストのようで異なる感覚の めざめるパワー

 ・めざパ厳選

 ・PS:最難関ロズレイド


登場〜威力固定、そして消滅まで

 めざめるパワーは第2世代から登場。
 ポケモンごとにタイプ(ノーマルは除く)また威力が異なるという特徴的な技でした。

 専用技でこそないですが、シンボルポケモン:アンノーンが唯一使える技として セットで扱ってもいいですね

 あ、そうだそうだ

 第3世代まではタイプによって ぶつり/とくしゅが別れており、めざめるパワーもタイプごとに分類が別れていたのもあって
 めざめるパワーひこう(ぶつり)採用のギャラドスとかボーマンダが考察されてたことも あるらしいんですよね

 で、第6世代からフェアリータイプが登場しましたが めざめるパワーのタイプに変更は無し、
 その変わりといったら何ですが 威力が60に固定となりました

 そして第8世代〜、その仕様の面倒さからか使用できない技※となりましたね

 ※BDSP、LEGENDS アルセウスのアンノーンだけは例外

LEGENDS アルセウスでは
必ず弱点を突ける技になる


テラバーストのようで異なる感覚の
めざめるパワー

 めざめるパワーと似た感覚として(テラスタルした状態で放つ)テラバーストがありますよね

 ただし 両者では採用されるタイプとかが違うのです
 (流行ってるポケモンの違いも もちろんあれど)

 例えば めざめるパワーは こおり がよく使われていた印象ですが テラバーストでは全然見ません。

 これは こおりタイプの耐性の悪さに由来してまして。

 というのも、テラスタイプのテラバーストを撃つためには当然テラスタルする必要がありますが、
 こおり単タイプというのは 効果いまひとつで受けられるのが こおりだけ、
 効果バツグンで受けてしまうタイプが4つも存在するのです

 対して めざめるパワーでは 受けの面を考える必要がありません。

 ドラゴン・ひこう複合やドラゴン・じめん複合に対して4倍弱点を突けたり 効果バツグンを突けるタイプが4つも存在する辺り 攻めの面では強いタイプと言えるのですよね

 そもそもテラバースト、試合中1回のテラスタル権を該当のポケモンに使う必要も出てくるのもあって中々使われないわけで

 対して めざめるパワー、使われてましたよ…


めざパ厳選

 先述の通り めざめるパワーは第8世代から使えない技に設定されました

 これは メタ的な話、恐らく仕様のややこしさとか厳選難度の高さに由来してそうなんですよね

 今でこそミントやおうかんで旅パのポケモンでもランクバトルに参戦できるスペックを持てます※が、
 仮に めざめるパワーがあったとしたら厳選をしなくてはならないんですよね

 ※最遅やA0などを粘るとなると例外

 ということで 個体値を用いた めざめるパワーのタイプ/威力決定のメカニズムについてお話していきましょう
 (参照:ポケモンWiki)

 なお いちいち説明すると長くなるので ある程度かみくだきます


 まず第2世代は第3世代以降と異なり、タイプは こうげき また ぼうぎょの個体値を4で割った余りによって決定されます。

 こうげきで4通り、ぼうぎょで4通りあるので、計16通りとなるわけですね

 威力に関しては それぞれの個体値が8以上か否かが重要となります。
 8未満なら0、8以上なら(それぞれの箇所ごとの)定数が加算されていきます

 なお第2世代までの個体値は0〜15しか存在しなかったので定数が加算される確率は半分になるのですよね

 追加で とくしゅ面※の個体値を4で割った余りの数値も加算されます

 ※第2世代は とくこうと とくぼうの個体値を決めるメカニズムが同じだった

 なので 最大威力70を狙うなら(HPを除く)4つの個体値が8以上且つ とくしゅ面の個体値が4n+3でないといけません。


 で、第3世代以降は個体値が偶数か奇数かによってタイプが変わります。

 これは第2世代のタイプ決定ほど単調なものではなく 当時の威力決定のように H〜Sそれぞれに定数が当てはめられ、これらを足した結果によってタイプが変わります

 で、威力決定は それぞれの個体値を4で割った余りが0or1なら0、2or3なら定数が足される結果となります
 (第6世代、第7世代は この計算は消滅)

 とどのつまり、30or31なら自然と高威力が狙えるわけですね

 というわけで基本は30or31で めざめるパワーのタイプを粘っていました。
 個体値30をUと呼ぶほどだった昔

 ただ第5世代までは あかいいと に個体値5つ遺伝の仕様がなかったので理想個体を粘ろうと思ったら まぁ大変…

 威力65以上なら許容ってのは聞いたことがありますね


 PS:最難関ロズレイド

 めざめるパワーにおいてのネタの1つと言えるのが厳選難易度激高の じんつうりき遺伝めざめるパワーほのおロズレイド。

 ロズレイドにおける じんつうりきはタマゴわざなのですが、
 何故か7世代以前ではスボミーしか覚えられなかったのですよね

 つまり、スボミーが生まれるよう おはなのおこうを育て屋に預ける2匹のどちらかに持たせる必要があるのです。

 かわらずのいし やパワー系アイテム、(第6世代以降の)あかいいと の中からは1つしか使えないのですよね

 そんな状況の中から めざめるパワー威力65以上を引き込みつつ ほのおタイプを引き込まなきゃいけないわけで

 特に第5世代は かくとうタイプ全盛期。じんつうりきが活躍を見せる世代でした


――――――――――――

 さて、今回の めざめるパワー記事は とりあえず ここまで

 よろしければ❤のタップなどしてもらえると嬉しいです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?