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デミカツ、そのベクトルについて


 クワっす〜 リユルン(@riyulun)です

 今回は 1ヶ月くらい前に初披露されたアイカツアカデミー!、略してデミカツについて整理していく記事となってます


目次

・配信について
 ・実質Vtuber

・世界観について

・ターゲット層について

・楽曲MV

・ダンスフィールドが そもそも無い説


配信について

 まずデミカツは姫乃みえる、真未夢メエ、和央パリンの3人が配信部という体であるが故にYouTube上での配信がメインです

 かなりここに努力値振ってるわけです

 というのも 今週のスケジュールがこちら

 7日中6日配信がある 多すぎる

 金曜19:00にすら配信があるレベルでデミカツの中心なのですよね


 ・実質Vtuber

 その姿や配信状況の限り、やっていることはVtuber※に近いと思われます

 ※Virtual YouTuberの略。
 こちら側の人間とは異なる姿を用いて配信をするYouTuber

 わたくしはVtuber、(一応Vtuberの類である)けだまメモchしか見てないので その界隈については よく分からないのですが

 時代に沿った結果なのだろうと感じますね

 そもそもYouTubeが、今日までの長い間 大衆の生活に溶け込んでいるように感じるわけであり、
 その中でVtuberの類というのは アイカツ!がやりやすそうであります

 ただ このVtuberの類にスイッチした点に関して個人的に「時代に沿った形をとることは生き残るにおいて重要だが
 アイカツ!の味が薄くなってしまっている」と思ってます

 今までは お話を通して何か視聴者自身もせいちょう/学びに繋がることが多かったですからね

 そもそも わたくしは何も得られないものに対しては興味/関心が基本沸かないので上記の配信も見てません。

 あ、これはアイカツ!が嫌いになったわけじゃなくて まじめな性に合わないというのが強いですね。

 気晴らしとか気分転換とか心の回復とか、学び以外でもメリットとなる場合ってあるので

 少々話が個人的なことに逸れましたが、この点でデミカツは今までと全然違います。
 プラネット!の違いが かわいく見えるほどに違います。

 で、こう全然違うと どうなるかと言うと、上述のわたくしのように離れる層が出てくるのです。
 今までのフアンが好きだった味が消えると興味・関心が薄れるのは自然のことであります

 この点に関して「自分は こう思う」みたいな意見を述べるのは まぁいいだろうが
 攻撃的な言葉や強い言葉で新規のフアンやBANDAIなどの会社を責めるのは やめましょう。

 人それぞれの性質の違いや 儲けるためにベクトルを変えたことに由来する事象であって、責めるものとは違うような気がするため

 それはそれとして こういう方策って もろはだと思うんですよね。

 新規参入者は これまでより増えるでしょうが、逆に大きく変わることで離れる層も増えるでしょう。

 成功するためには新規参入者の数>離れる層という図を見込みたいわけですが

 (双方の数が少ない 良くも悪くも横ばいになる守りの方策に対して)
 双方の数が大きくなるのがアイカツアカデミー!の 攻めの方策なのです
 (アイカツプラネット!もそうだが)

 今までアイカツ!が乗り出してないところに向かってます


 そして これは不安点なのですが、ただVtuberやってるだけじゃあ(同界隈にて)勝てないと思います。多分
 (いや、別に勝つ必要はなく、充分なフアン数を獲得できれば それでいいのですが)

 世界は まだアイカツアカデミー!を「知らないVtuber」としか解釈してないでしょう

 それで普通にやってるだけじゃあ「よく知ってるVtuber」に客層を取られます

 ということで差別化する必要がありますが、
 最もシンプルなのはアイカツ!らしさを混ぜること。
 (歌ってるVtuberもいるろうからアイドルなだけじゃあ差別化できない)

 歌枠配信みたいなものは今までのアイカツフアンを惹きつけます。
 わたくしも例外的に観測したくなりました

 例え Vtuberに対する興味がなくてもアイカツ!に興味があれば惹きつけられるでしょう

 これまで獲得した層を利用する戦法でありますね。

 こういうの、新規参入者は よく分からないかもしれませんが これきっかけで以前のアイカツ!に触れてくれたら 結果としてBANDAIなどのさらなる儲けに繋がります


世界観について

 姫乃みえる、真未夢メエ、和央パリンの3人はアイカツ!〜アイカツプラネット!の世界を観測しており、憧れを抱いてアイカツアカデミーに入学したという設定です。

 これ、普通に考えたら おかしいんですよね

 アイカツオンパレード!によってアイカツ!(無印)、アイカツスターズ!、アイカツフレンズ!の世界は繋がりましたが プラネット!の世界は繋がってない、
 また 時系列的にはオンパレード!より後であろう「未来へのSTARWAY」のステージも観測しているのです。

 どの世界にいても すべての観測はできません。

 この現象について わたくしは「アイカツアカデミーは1種のメタ的空間である」と解釈しています。
 下記の①、②どちらかですね

 ①アイカツアカデミーは こちら側の世界のどこかに存在しているという設定

 ②アイカツ!の空間をメタ的に見られる空間としてアイカツアカデミーがあり、それをさらにメタ的に見られるのが こちら側の世界

「憧れ」の言及に関して
フィクションか否かは関係ないと思う。
フィクションに憧れを抱いてもいいし

 何なら先述の歌枠配信では「アイカツ!108話で」という言及を真未夢メエがしており、アイカツアカデミーの空間はアイカツ!シリーズに対してのメタ的空間である可能性が高いですね

 で、Vtuberみたいと先述しましたが 配信ではコメント欄を見せるし そのコメントに反応することもありました

 これは①なら何ら違和感ないですし ②ならコメントはアイカツアカデミーの世界のコメントとして読み込まれる、という解釈が…
 いや、①の方が解釈しやすいですわね

 あ、コメントについてですが配信者に読まれるとフアンにとっては繋がれて嬉しいわけですよね

 こちら側の世界と繋がっている設定だからこそ視聴者参加型的な体裁をとれるのです


ターゲット層について

 少なくともプラネット!以前のアイカツ!のメインターゲット層は女児と考えられました。

 アイカツアカデミー!も それは変わってない節があると感じます 多分

 「ちゃお×りぼん ガールズコミックフェス2024」に出展しているので

 配信活動に関しても、最初は大人が よく見るものと思ってましたが、
 今の時代 📱を持つ小学生も増えてきているし セルフで何か見ることもあるでしょう

 先ほどの配信スケジュールを見ると、遅くても20:00スタート(ラジオは除く)ですし

 …ただ 今までよりは大人の層に傾いてると感じますが

 TVやDCDに比べると YouTube配信というのは どうしてもターゲット層の年齢が上がるでしょうし


楽曲MV

 現在公開されているデミカツの楽曲として、[満開! エリオント]と[アコガレスカイ]がありますが

 今までのMVと勝手が違いません!?

 [ドキメキダイアリー]や[Let me battle]のMVで見たことある感じの 静止画を利用して魅せている感じ。
 ダンスは ほぼ無いと言っていいです

 しかし、ダンスが無いということは振り付けを考えなくていいということ。
 かかるコストが少し抑えられるのです

 アイカツ!自体 今は他のコンテンツに押され気味と(少なくとも わたくしは)感じるので少しでもコストカットをしたいベクトルも由来してるのかもしれませんね

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ダンスフィールドが そもそも無い説

 続けてコストカットのお話です

 カバー楽曲として披露された[Pretty Pretty]ですが、上2曲と異なり3DCGを用いてるものの 何というか…

 カバーは こういうベクトルにするのなら元々フィールドが狭くて違和感が薄い[Pretty Pretty]を使った後どうするんでしょうね

 それかカバーこれだけ?


お話について

 これまでのアイカツ(こう言うとアニメのアバンパートみたいだな)で展開されたようなアニメ展開も多分土曜日辺りで更新されてますが

 1つの話が短いのなんの

 第4話「Let's コール&レスポンス!」に至っては 何と ほぼ1分。
 (アイカツプラネット!における)Bloomy Caféの方が まだ長いレベルであります

 これも 配信の部分に かなり努力値を振っているからであって お話の部分はオマケなのでしょうね

 3人それぞれがアイカツオタクでもあるためか早口になっているの、面白かったですわね


デミカについて

 アイカツアカデミー!カード、略してデミカ

 とりあえず抱いた感覚としては こんな感じです

 ①アイカツにおけるカードの文化を続かせたかった(プラネット!においてスイングになって悲しむ声を聞いた?)

 ②フォトカツっぽいけど 基本 イラストを見るだけ。ボイスはあるけど

 ③ランダム排出という点は一応DCDと同じだけど排出率としてはガシャポンの感覚

 ④排出率としてはガシャポンだけど実物ではない

 ②と④、結構大きいと思っていて、実物でないということはイオンとかに売ってない→そもそも子どもの目に入らない可能性があるし 写真とボイスだけならフォトカツの下位互換です

 こうなっている理由は そうですね、
 皆さんご一緒に

 配信に努力値を振っているから


まとめ

 ・実質VTuberなムーブが中心

 ・↑これ故にMVなどの部分に多少コストカットが入っている

 ・普通にVTuberやってるだけじゃあ勝てないだろうが 時代に合わせた結果なのかも

 デミカツ、これからどのような軌跡を描くのでしょうね

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