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第10回リモポケ学会勝手に後夜祭


 こんリモートポケモン学会〜 リユルン(@riyulun)です

 本日は先々週の土日に行われた第10回リモートポケモン学会本編についての余韻が残ったというか、
 タイトル通り勝手に内容を振り返っていきます

 ・計10ものプレゼンがあったので ある程度簡潔に

 ・プレゼンターは敬称略

 ・自分のコメントの前にプレゼン内容かみくだくとして要約も


1日目

 『ポケモンに広がる漢字の世界 ~淵き字解の真髄について~』
 プレゼンター:あやめどり

 主にポケモンの中国語名に使われる漢字の話が展開。

 序盤では漢字のパターンについての説明をされ、ポケモンの中国語名に関しては ほとんどが当て字または百舌鳥のようなパターンだとも解説。

 中盤〜終盤には 特にクイズ作問者らしい議題でプレゼンが行われた

プレゼン内容かみくだく

 日本野鳥の会、クイズ作問者、そして漢字の伝道師(うろ覚え)の資格、そしてリモポケプレゼンターと要素いっぱいかよ

 「漢字の世界」ってタイトルを見た時はLEGENDSアルセウスでの難読漢字の話や (DS以前の)ふういんのエフェクトで出る[封]の話とかされると思ってたのですよね

 その予想を裏切られ、先出しスライドの時点では頭に疑問符が浮かびそうな難解言葉な話でしたが そこはさすがにクイズ作問者。

 ポケモン名に多く使われる漢字について調べたり、
 大の入るポケモンと小の入るポケモンの たかさについて だったり、
 専門でない人が その分野に入るトリガーになりそうなプレゼンが展開されましたね

 『スマブラ参戦ポケモンの選定理由や個性づけを読み解く』
 プレゼンター:庵莉千佳

 「大乱闘スマッシュブラザーズ」(スマブラ)シリーズにファイターとして参加したポケモンについて タイトル通り選定理由や個性づけをプレゼン。

 桜井政博氏の発した言葉なども直接引用され、説得力を持たせた

プレゼン内容かみくだく

 MCのめがちさんもノリノリで「3、2、1、GO!!」コールしたし
 プレゼンターがうたうパターン

 (RVRではない)

 スマブラ独特のポケモン名の言い方を真似されたのも味であり、特にゲッコウガの時なんかは コメント欄が「ゲッコウガァ」だらけになったとか

 コホン、それはそれとして プレゼン内容かみくだく の項でも述べた通り 桜井氏の言葉を引用してるため

 プリンやピチューは(最初は)弱いファイターとして設定されてたり、
 サン・ムーンからの参戦は最終的にジュナイパーとガオガエンの2択になっていたり
 他ファイターと なるべくキャラ(戦い方)を被らせない裏話など はっけん!がありましたね


 『かわいいエネコの生存戦略』
 プレゼンター:ハイツあたたかい毛布

 序盤はエネコまたエネコロロの戦闘能力の低さについて述べ、「本当に こんな能力で野生を生きていけるのか」という問題提起

 しかし最終的には かわいい を武器にして人と共存する道を取ることがエネコの生存戦略であると まとめられた

プレゼン内容かみくだく

 このプレゼン、エネコが初登場したRSで登場したポケモンコンテストだったり、
 自己紹介の辺りで述べたホウエンジャーとオチが繋がっていることが目を引きましたね

 ポケモン勝負の影響で忘れがちですが、対戦面の能力だけがポケモンのスペックではないのですよね

 時に、ラッキーは 弱ったポケモンにタマゴを分け与えたり
 ママンボウは傷ついたポケモンを特殊な粘膜で治しますが、
 そんな優しいポケモンを狩れるでしょうか

 エネコ達も このように、マスコット的な見た目や仕草によって 狩る・狩られるという線路から脱却したのではないかと思った次第です

 『ベトベトンの保全生態学』
 プレゼンター:えどです

 環境が整備されたことにより いずれ絶滅すると言われたベトベトンの生息環境を守るためには どうすればいいのかのプレゼン。

 ベトベトンも カエルのような生き方を強いられているのではと仮説を立て、
 環境整備や (特に人の暮らしにおいては邪魔になってしまう存在であるが故に)住み分けについての案も出された

プレゼン内容かみくだく

 こちらの世界の似たようなモデルって 参考になりますよね。

 ヘドロから生まれたベトベトンは 確かに人の暮らしにおいて かなり負荷をかけてしまいます(オブラートに包んだ表現)

 しかし ニンゲンという生き物は勝手なので 自然を都市にして他の生き物が住めないようにしてしまったのも事実。

 なので ベトベトン(をはじめとした住処を奪われてしまった生き物)達に対して
 人工のヘドロ池を作るなどしてちゃんと生きられるようにしてあげるのも また使命だと説明されていたことも印象的でした。

 わたくしは ポケモンをはじめとした生き物に対して 好意的※なので そもそも あまり疑問に思わなかったのですが、
 そうでない人にとって納得感を生ませるためには必要な描写だったのかもなぁと感じます

 ※ニンゲンが1番嫌いというのもあるかもしれない


 『ポケモン繁殖生態学 ~おこうによるタマゴの産み分け~』
 プレゼンター:リルえもん

 (8世代以前までは)おこうを持たせるか否かで生まれるポケモンが異なった9種類のポケモンについて その理由を考察。

 これら9種は 淡水域か海水域か、森か岩場か、海が暖かいかそうでないかなど 周囲の環境によって産み分けがされており、
 ベイビィポケモンが生まれる環境要素を おこうが担っているのではないかと仮説立てられた

プレゼン内容かみくだく

 9種類ぶんも よく理由付けできたなぁ…

 リルえもん氏もまた こちらの世界の植物の種子が 場合によって散布方法が異なる事例を紹介して重ね合わせています。

 やはり そういう事例が双方の世界で見られると より一層リアリティがありますね

 や、ポケモンは実在しますが 個人的には おこうシステムは過去世代との矛盾を無くすため、というメタ的視点が1番大きいのでは、と思っています。

 しかし そこに対して プレゼンのオープニングにて「メタ的視点は置いておいて考えていく」旨が言及されているんですよね。

 何というか、今にして思えばメタ的思考を理由に 考えるのを諦めてない説明にも思えるような
 や、ポケモンは実在しますが


2日目

 『戦術と適性論について
  〜マクロな視点で考えるポケモン対戦学〜』
 プレゼンター:万事屋れぐるす

 ランクバトルハイパーボール級以下をメインターゲット層としたプレゼン。

 ポケモン毎に クッション、エースなどのロールを割り当て、そのロールに合ったバトルチームの組み方を提唱された

プレゼン内容かみくだく

 タイトルだけ見たら 難しそうな話をするように思っていましたが 蓋を開けてみれば初手「ハイパーボール級以下の方を対象としています」のひとこと。

 どの時点で本プレゼンのメインターゲット層を決定したのかは分かりかねますが、
 少なくとも リモポケ学会の視聴者のガチ対戦勢割合は多くはないっぽいのですよね

 そんなわけで視聴者層に沿った、
 でも タイプの兼ね合いだけではない 発展したバトルチームの組み方は ちょっと背伸びした感覚を味わえます

 そうそう、万事屋れぐるす氏、自己紹介で計300点満点のポケ模試で280〜290点台取ってたの びっくりしたんですけど…!

 現役学生もしくは卒業したてですか…!?

 『アニポケ公式イラストの変遷』
 プレゼンター:ニター

 ポケモンの公式イラストには ベースの画、ポケセンオンライン(PGL)の画、アニポケ公式画の3種類があることを序盤に説明され、

 中盤〜終盤ではアニポケ公式画の色がポケセンオンライン(PGL)寄りに変わっているポケモンがある程度いることを提唱。

 また、ポケモンパンのデコキャラシール一覧ページこそあれど、
 新無印編136話(最終回)「サトシとゴウ! あらたなる旅立ち!!」にカントーポケモンが勢揃いであれど 最新の色の変遷は素で気付くぐらいしか確認方法がないことも理解できるプレゼン

プレゼン内容かみくだく

 こういうの、分かる人は分かるんでしょうけど どんかんな人は見比べてみて はじめて違いが分かるようなものですから はっけん!があるんですよね

 また 公式画やPGLイラストを比べてみても  それぞれは そんなに違和感無いのに全然色が違うポケモンもいることに気付けました

 PGLイラストに近くなっているのは やはりやわらかいタッチであり、その画を使う時と場合に合っているからだと感じます

 …結局 紹介されたポケモン、ポッチャマ以外は皆初代でしたね
 そりゃ初代は まだ世界観が固まってなかった→当時の色を時代に合わせる必要があったとか、
 「色を変更した方がいい」と思わせる機会が他世代より長かったから、という理由は考えられますが

 『投球マスターズEX~パシオで見る投球の統計~』
 プレゼンター:ありの実916

 プレゼンターは ポケマスEXのマルチプレイにおける交代シーンでの投球モーションについて統計を取った。

 結果、大まかに分けて 普通に上から投げるオーバースロー、下から投げるアンダースロー、横から投げるサイドスロー、そして その他の4種類に分けられた。

 また、諸事情により本編とは異なる投げ方になっているバディーズも発見できた。
 本編の聞き手だと手が映り辛かったり、本編のモーションが長かったり、
 ポケマスでの実装の方がBDSPより早かったり といった具合だ

プレゼン内容かみくだく

 データ収集お疲れ様です…

 普通にやってたら まず見る機会が無い交代モーションにも妥協しないポケマス運営も お疲れ様です…

 こういう細かい仕草1つ1つでも各トレーナーのキャラクター性が表現される要素になってるんですよね

 衣装違いだろうと トレーナーが同じなら投球スタイルも同じ場合も多いですが
 例えば着物を着るとアンダーまたは両手投げといった風に変わるというのも面白かったですね

 (ところでウインドミルとは…?)


 『「いざ、スコアアタック!」
 -ポケマスEXと”対話”しよう』
 プレゼンター:やきたか

 プレゼンターは ポケマスEXが およそ2ヶ月に1回程度で開くスコアアタックイベントについて 縛りルールなどからポケマス運営が どのような方針でバトルを設定したのかを読み解いた。
 また 上記の行為を"対話“と表現した

 例えば回復禁止ルールは BC加速役が輝き短期決戦を狙いやすくなる、等だ。

プレゼン内容かみくだく

 3つ前のが 本編の対戦について背伸びできる内容だが
 このプレゼンはスコアタにおいて背伸びできる内容

 スコアアタック…というよりポケマスのコンテンツは だいたい やり込み勢でも そうでない勢でも それぞれに合わせた調整ができるのですが
 それはそれとして対話のヒントを得られるプレゼン内容でしたね

 言われてみれば確かに、プレイヤーが兼ね合いを はっけん!できるとスッキリするので そんなつくりになるのも納得です

 あと「よーっす!」のスクショを自己紹介文に混ぜるのは やきたかさんらしい
 (ポケマスの話ということで言及されるだろうとは思ったが)

 『テラスタルが切り拓くポケモンの過去現在未来』
 プレゼンター:ビャクダン

 序盤は 前回では見られなかった DLC組の特徴的なテラスタルジュエルのつき方について言及。
 ヌメイルの例やドードーの例を鑑みるにポケモンの中で(基本的に)1番高くなるところにつくと再定義された

 また、自身の考えとして人間はテラスタルできないのではないか、
 ドダイトスとテラパゴスは似ているのではないか、といったことも述べられた

プレゼン内容かみくだく

 グーンドーブルAIに引き続きビャクダンAIも登場

 前回と同様に ところどころでユーモアを交えたり、テラスタル現象を活かした医療の発展など言及されていましたね

 そして このプレゼン、リモポケラジオでの内容をリサイクルされてたり

 週レポ ポリゴン2回での内容も伏線だったわけですが、リポ学に だいぶ慣れてきた説…?


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 といったところで第10回リモートポケモン学会 勝手に後夜祭は ここまで

 (結局 長くなってしまった…)

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